図書館課外講座「古代メソポタミア銘菓」

 

 粘土板に残されたレシピをもとにメソポタミア文明時代のお菓子作りにチャレンジ。仲村先生(地歴公民科)によるメソポタミア文明の概説の後、1年生グループは「クルップ」とよばれるクッキー、2年生グループは「ギルラム」とよばれるフルーツケーキ作りに取り組みました。材料は古代小麦・大麦・蜂蜜・ごま油・バター・ドライフルーツなど。材料を混ぜ、型を作り、オーブンで15分、香ばしい匂いとともにお菓子が焼き上がり、冷ます間に話し合いを交えて現在のお菓子の材料・用具・製法とを比較、そこからの古代の文明・文化が感じ取ることができました。最後はもちろんお菓子を試食、"美味しい!"の声が方々から聞こえました。
【参考文献】 『古代メソポタミア飯 ギルガメシュ叙事詩と最古のレシピ』
遠藤雅司 著 / 大和書房 / 2020年
 
(参加生徒の感想より)
・前々からメソポタミアに興味があり、参考にされたレシピ本も読んだことがあるが、材料に馴染みが無さすぎて、自分では作ろうと思えなかったので、今日本物の材料で作ることが出来て、とても嬉しかった。
・今のクッキーとは材料も味も全然違って面白かった。甘さは控えめだったが美味しかった。古代と今のお菓子の違いが実感できた。

 
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