平成20年度の取り組み

 

4月...洛北SSHガイダンス
7月...テクノ愛'08(アイデアコンテスト)課題研究
8月...①全国SSH生徒研究発表会(8/6~8/8)
    今年度はポスターセッション発表を実施
   ②日英高校生SW in英国2008(8/1~8/10)
    今年はイギリスでの共同研究を実施
   ③サイエンスⅡの研究室訪問研修(7/28~8/13)
    3大学13研究室でのグループ研究を実施
12月...SW in筑波2008(12/24~12/26)

 その他、「生命科学Ⅰ」や「サイエンスⅠ」等において、特別講義や校外学習等を実施

 

日英サイエンスワークショップ

 

期間:平成20年8月1日(金)~8月10日(日)
会場:サリー大学(イギリス)
目的:
・国際的な環境下で、英語を駆使して共同研究し、発表する能力・態度・心情を養う。
・科学の楽しさや大学での学問の奥深さ、国際理解や相互協力の必要性、SSH校交流の意義などについてより深く認識する。

-引率教員より-
 去る8月1日から10日まで日英サイエンスワークショップ(Japan-UK Young Scientist Workshop)が実施され,京都教育大学附属高等学校,京都市立堀川高等学校,立命館守山高等学校,本校,総勢4校17名の一員として,本校から5人の生徒が英国のケンブリッジ大学とサリー大学を訪問して来ました。外国の大学の研究室で,教授から英語で講義を受け,外国人の仲間と協力して,英語で研究レポートを発表する。これがワークショップの内容でした。今回は参加できなかった級友に,彼ら5人には是非この体験を語って欲しいと思います。ワークショップは「ゴッコ遊び」のようなものですが,大学でサイエンスを学ぶことになれば,この何もかもが,遠からず平凡な日常になります。そして,あなたはサイエンティストになって,世界を変える冒険に乗り出すのです。
 授業で教わる英語,旅行で使う英語,友達と語らう英語,どれも同じなはずですが,ワークショップに参加して「英語を使いこなす」ことは,いささかの自信がある彼らにも,目が覚めるような刺激的な体験だったようです。旅行後に寄せられた「もっと英語を勉強しようと思う」「早く大学に行きたくなった」という感想を頼もしく読みました。高校の外には,世界が広がっています。ほんとうは,高校の教室も外に向かって開いています。世界は,あなたが変えてくれるのを今この瞬間にも待っています。さあ頑張ろう。


 

SSH生徒研究発表会

 

 8月6日~8日、パシフィコ横浜で開催された「平成20年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」で、本校の生徒がポスター発表を行いました。

 本校は、「超伝導」と「水生昆虫と水質の関連」についてポスターセッションを行いました。「超伝導」についてはビデオ撮影した実験の様子をパソコンで説明しました。「水生昆虫と水質の関連」は加茂川と高野川で流速の違いによる水生昆虫の多様性について発表を行いました。
 特別講演や全国で同じ取り組みをしている高校生の発表を聞くことでも生徒達は多くの刺激を受けることができたようです。

 

テクノ愛'08

 

 本校1年生普通科中高一貫コースおよびⅡ類生徒が、テクノ愛'08に応募しました。書類審査の結果、生活アイデア部門に応募した2名の生徒が11月23日(日)の最終選考に進み、準グランプリと奨励賞を頂きました。
 自分のアイデアを模型等を使ってプレゼンテーションし、審査員の先生方とディスカッションを行いました。また、大学の学生の発表や、グランプリ受賞後ロボットクリエイターとして活躍されている高橋智隆さんの講演を聴いたり、他校の生徒達と交流を行ったり、とても充実した1日を過ごすことができました。プレゼンテーションの仕方や研究方法など参考になることも多かったようです。

[生活アイデア部門]
  ポータブル点字器・・・準グランプり
  首元ひえひえポケット・・・奨励賞

 

京都賞特別授業

 

科学する心を育む

 財団法人稲盛財団から第24回京都賞の受賞者が発表され、授賞式が国立京都国際会館で開催されました。この授賞式に引き続き京都府立洛北高等学校において、基礎科学部門の受賞者であるアンソニー・ジェームス・ポーソン博士の特別授業が実施されました。
 ユーモアを交えながら、今回受賞を受けた「シグナル伝達機構におけるアダプター概念」をわかりやすく解説しながら、自らの科学に対する態度・姿勢も講義されました。
 そのわかりやすい講義だけでなく、気さくで明るい人柄に触れて、多くの質問が出て、科学の面白さや生き方に対する良い刺激を受け、新鮮な感動の90分でした。

 
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