洛北高校・附属中学校 Global Leadership Program 3月21日~3月28日<アメリカ研修>

 

 アメリカ研修では、ボストンでの充実したプログラムを通じて、多くの貴重な経験を積みました。以下は、今回のアメリカ研修で行われた主要な研修の概要です。

 

① ハーバード大学での研修

初日は、ハーバード大学での研修に参加しました。午前中は、広大なキャンパスをガイド付きで見学し、ランチタイムには現役ハーバード大学生との交流会が開かれました。生徒たちは、世界トップクラスの学生たちと直接対話し、学問やキャリアについての新たな視点を得ることができました。午後には、物理学部博士課程で研究をされている澤岡洋光氏による講演が行われ、生徒たちは興味深い質問を次々と投げかけ、貴重な知見を得ました。ハーバードCOOPでの買い物体験も楽しみ、アメリカの学生生活を身近に感じることができました。

 

② ボストンフリーダムトレイル研修とボストン美術館見学

2日目は、アメリカの歴史を肌で感じることができるボストンフリーダムトレイルの研修に参加しました。英語ガイドとともに、アメリカ独立の歴史を学びながら、約3時間かけてボストンの名所を巡りました。雨の中でしたが、生徒たちは積極的に学びを深めました。ランチにはボストン名物のクラムチャウダーを味わい、午後はボストン美術館での見学が行われました。英語ガイドの解説を通して、芸術の歴史や文化への理解を深め、異なる視点から世界を見る力を養いました。

 

③ ホストファミリーとの交流

3日目は、1日を通じてホストファミリーと過ごし、アメリカの家庭生活を体験しました。異文化に触れることで、自身の視野を広げ、多くの思い出を作る貴重な機会となりました。生徒たちは、それぞれの家庭で温かく迎えられ、深い交流を楽しみました。

 

④ 日本国総領事館訪問とスタートアップ企業訪問

4日目は、午前中に日本国総領事館を訪問し、本田領事から在外大使館や領事館の業務についての講義を受けました。生徒たちは、外交の意義や国際社会における日本の役割について考えさせられる経験をしました。午後は、ボストンで活躍するスタートアップ企業GPXを訪問し、COOのショーン松岡氏から起業に関する貴重なお話を伺いました。リラックスした雰囲気の中で、生徒たちは将来のキャリアについて真剣に考え、既に起業を目指す生徒たちも多く、実りある対話が続きました。

 

MITキャンパスツアーとマイライフミッションの英語プレゼンテーション

5日目は、MITキャンパスツアーとミュージアム見学の後、全て英語で行われるサイエンスワークショップに参加しました。最先端の技術と知識に触れることで、生徒たちは科学への関心を一層深めました。また、このプログラムのクライマックスとして、「マイライフミッション」の英語プレゼンテーションがハーバード大学生やウエズリー大学生の前で行われました。生徒たちは、自らの将来の目標を力強く発表し、個別にフィードバックを受けることで、大きな成長を遂げました。ディナータイムには、達成感と笑顔で溢れたひとときがありました。

 

このボストン研修プログラムを通じて、生徒たちは世界の広さを感じ、将来に向けた大きな一歩を踏み出す貴重な機会を得ました。アメリカで得た経験と学びが、彼らの未来を照らす大きな財産となることでしょう。

アメリカ研修の様子↓

https://www.youtube.com/watch?si=DATEQFl_CkFcc_LU&v=U7ftYCxVN8w&feature=youtu.be

 

洛北高校・附属中学校 Global Leadership Program 2月17日(土)事前研修⑥ <アントレプレナーシップ研修>

 

 今回が渡航前最後の事前研修となりました。第6回目の事前研修では、MAKERS UNIVERSITYによるアントレプレナーシップ研修を実施しました。

 まず前半は、3名の若手起業家の方々から起業への道のり、直面した課題、またそれが成功へと転じた瞬間について個別にお話しいただきました。その後、トークセッションで「今、目標としていること」や「何を大切にしてきたか」について、生徒と対話しながら和やかな雰囲気でお話しいただきました。

 研修の後半では、生徒たち自身が主役となり、「MY LIFE MISSION」と題した自己の夢や目標を発表し、それを実現するためのアドバイスや具体的なアクションについて個別のフィードバックをいただきました。「どのような選択をしても間違いはなく、重要なのは行動に移すこと、そしてその過程で自分自身が真に求めているものを見つけ出すことができる。」と熱いメッセージをいただきました。

 研修を終えた生徒からは、「起業家の方々の話を聞くのは初めてだったけれど、それぞれの方のこれまでの活動や、事業内容を聞くことでいかに"自分の好き"を大事にするのが重要かわかった。」や「若い起業家の方々とフランクな雰囲気で交流することができ、とても良い機会になりました。些細なきっかけからその分野にのめり込んだというお話や、大学で学んでいた分野とは全く違う内容の仕事を現在しているというお話を聞いて、今から自分の可能性を狭めるのではなく、今のうちに様々なことに挑戦してみようと思えました。」という声が聞かれました。 

 「MAKERS UNIVERSITY 高校への出張授業プロジェクト」 https://makers-u.jp/forschool/

 

洛北高校・附属中学校 Global Leadership Program 1月27日(土)事前研修⑤ <グローバル探究研修・アントレプレナーシップ研修

 

 第5回目の事前研修では、グローバル探究研修・アントレプレナーシップ研修を実施しました。

 前半のグローバル探究研修(GLOBAL TAN Q)では、最初に効果的なプレゼンテーション方法について体験型ワークショップを実施しました。その後、ワークショップで学んだことを意識しながら、「Environment vs. Economy: Finding a Balanceというテーマで、各グループがプレゼンテーションを行いました。後半のアントレプレナーシップ研修では、MY LIFE MISSION1分間スピーチ練習を行い、次回の研修にお越しいただく3名の起業家の方々のプロフィールを全員で確認しました。次回、起業家の方々からどんな話を聞くか、とても楽しみにしている様子でした。

  研修を終えた生徒からは、「グループごとのプレゼンテーションでは、幅広いテーマについて知識を深めることができたとともに、大勢の前で話す時のコツを改めて確認することができました。」や「プレゼンテーションをする上で、目線だったり、話すスピードだけじゃなくて、立ち方や、話し方、心の持ちようなど、様々なことについて新たに知ることが出来た。」という声が聞かれました。 

 

洛北高校・附属中学校Global Leadership Program12月16日(土) 保護者説明会・事前研修④

 

 1216日(土)、保護者説明会・事前研修④を行いました。

 保護者説明会ではHISの方から、渡航へ向けての手続きや準備物についてお話していただきました。持物を揃え始めると、3月のアメリカ研修がぐっと近づいてきた感じがします!

 後半のグローバル探究研修会「GLOBAL TANQ」では、経済活動と環境保全をテーマに、各自気になる問題とその解決策についてリサーチしてきたものを英語でプレゼンしました。必要なデータや写真など、しっかり準備をしてきた様子が見受けられました。

 事後のアンケートからは、「一つの問題でも取り組み方が沢山あり、グローバルな視点(外国の人にも広まるのか、など)から考えると気付くことが沢山あると思った」、「要点がまとまっている方が喋りやすいし聞きやすい。話したいこと全部を話すのは難しいので、情報の取捨選択を意識していきたい」などの感想が聞かれました。

 保護者説明会に引き続き、多くの保護者の方達にも参観していただきました。

 

洛北高校・附属中学校 Global Leadership Program 11月18日(土)事前研修③ <Global Leaders Camp>

 

 第3回目の事前研修では、外部講師と5人のネイティブスピーカーを招き「Global Leaders Camp」を実施しました。

 前半セッションでは、リーダーシップに関する誤解(Misconception)や6つのリーダーシップの種類について英語で講義を受け、各リーダーシップの利点と欠点について英語でディスカッションを行いました。前回の研修からの成長が顕著で、生徒たちは自信を持って自分の意見を伝えることができました。後半セッションでは、異なるシチュエーションにおいてリーダーとしてどのように対応すべきか、英語グループディスカッションを行い、グループ発表を行いました。学んだことを即座にまとめて発表するという難しい課題にも、生徒たちは果敢に取り組みました。ネイティブスピーカーと共に準備を行い、素晴らしい発表を見せてくれました。

 研修を終えた生徒からは、「リーダーシップの種類やそれぞれのメリット・デメリットを学ぶことで、以前に学んだリーダーシップに関する考えがよりよくなった。」や「ネイティブの先生とディスカッションをし、最初は緊張しましたが、だんだん慣れてきてたくさん話すことができ、自信が持てました。間違いを恐れず、自分の意見を発信できるようになってきたので、今後も頑張りたいです。」という声が聞かれました。

 この研修を通して、生徒たちは英語でのコミュニケーション能力だけでなく、グローバルリーダーとしてのスキルを大きく伸ばすことができました!

 

洛北高校・附属中学校 Global Leadership Program 10月14日(土)事前研修② <英語(ディスカッション)研修>

 

 第2回目の事前研修では、「リーダーに必要な資質とは」というタイトルでの2分間スピーチと、英語でのグループディスカッションを行いました。

 2分間スピーチでは、前回の反省を踏まえて、それぞれがしっかり準備をしてきました。アイコンタクトや声の大きさといったデリバリーの面で、生徒の多くに成長が見られました。練習を重ねたことで自信がつき、堂々としたたたずまいのスピーチになりました。Good Job!

 後半のディスカッション演習では、よく使う表現を学んだ後、小グループに分かれて英語ディスカッションを実践しました。「学校の庭をよみがえらせるには」「食堂をよりよい場所にするには」「留学生の歓迎イベント」など、様々なテーマについて自分の考えを交流しました。初めは戸惑いながら、どうにか言葉を探すといった様子でしたが、回数を重ねるごとに、声も大きくなり、英語もスラスラと出るようになっていました。研修後には、「話してみるとそんなに怖くはないとわかった。どんどん自分から話すことができた」「会話に入っていくための便利な表現をしているだけで、会話することが何倍も楽しくなった」といった声や、「わからない時に聞き返せなかった」「伝えたいことはあるのに英語での言い方がわからなかった」など今後の課題も聞こえてきました。次回の研修では、ネイティブの講師も加わったディスカッションを予定しています。それまでにディスカッション練習日も設けていますので、沢山練習して慣れていきましょう。

 

洛北高校・附属中学校 Global Leadership Program9月9日(土)事前研修① <コミュニケーション研修・リーダーシップ研修>

 

今年度から洛北高校独自の海外研修プログラムがGlobal Leadership Program (洛北GLP)として再開しました!このプログラムでは、7回の事前研修と8日間のアメリカ研修を予定しています。アメリカ研修では、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)での講義体験や現役大学生との交流、英語プレゼンテーション、米国スタートアップ企業訪問等、海外でしかできない経験ができます。洛北GLPを通して、一人ひとりが将来世界を舞台に活躍できる地球規模の視野を持ったグローバルリーダーになることを目指します。

3月のアメリカ研修に向けて、9月9日(土)に第1回事前研修「コミュニケーション研修・リーダーシップ研修」を実施しました。コミュニケーション研修では、姿勢、視線、声、手の使い方といったスピーチにおけるコミュニケーションの基本事項を確認しながら、アイコンタクトを意識した自己紹介活動等を行いました。リーダーシップ研修では、「リーダーの資質」についてALL ENGLISHの講義を受講し、「自分に必要なリーダーの資質」について全員が英語でスピーチを行いました。最後は、チームビルディングについて学ぶため、A4 用紙のみを使って、できるだけ高いタワーを作る「ペーパータワーコンテスト」を行いました。

研修を終えた生徒からは、「発表の発信者と受信者それぞれに心がけるべきポイントがあり、それを実践しながらゲームをしたことで、『コミュニケーション』としてのスピーチの練習になりました。」や「英語での講義によってリスニング能力を高めることが出来たと共に、リーダーシップにおける6つの大事な資質を改めてよく知ることが出来た。ペーパータワーのゲームを通して、コミュニケーションや協力、役割分担の大切さが分かったし、GLPのメンバーとすこし仲良くなれた気がした。」という声が聞かれました。

 
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