科学チャレンジ道場(京都科学グランプリ2015 2ndステージ)

 

 平成28年2月14日(日)に、京都大学吉田キャンパスで科学チャレンジ道場が開催されました。これは昨年10月に行われた京都科学グランプリ2015のセカンドステージという位置づけで、今回は日程を2日に分けて実施。本校からは1年生3人が参加しています。第1日目にあたる14日は、開会式に続いて、班ごとに自己紹介した後課題に取り組みました。ヒトの耳の構造とその役割を理解し、音の増幅と気体から液体への音の伝達の視点から考察、効率的で高性能な耳の構造について探究する内容となっています。参加した3人は、チューター役の大学生に丁寧に教えてもらい、他校からの高校生とも楽しく交流しつつ課題に取り組んでいました。第2日目は2月28日(日)に開催です。

 

洛北Math Seminar

 

 平成28年2月10日(水)に、洛北サイエンスチャレンジの一環として「洛北Math Seminar 大学院生の話をきこう!」を実施しました。
 前半は、京都大学大学院理学研究科の荒武永史さんから「大学からの数学」というタイトルで、抽象化というキーワードで30分程度の講義をしていただきました。
 後半は、荒武さんに加え京都大学の大学院生3名を交えて交流会を行いました。数学の話題を中心に、「大学でどのような勉強をするのか」や「行き詰まったときにどう乗り越えたか」など様々な話題で盛り上がりました。

講義「大学からの数学」
交流会
 

筑波サイエンスワークショップ

 

 平成27年12月21日(月)~12月23日(水祝)、高校1年生の4名が、京教大附属高校、立命館守山高校の生徒9名とともに、茨城県つくば市の産業技術総合研究所地質標本館(地学班)、物質材料研究機構(化学班)、高エネルギー加速器研究機構(物理班)の3班に分かれて研修を行いました。
 地学班は、ボーリングコアの解析、微化石の観察、大型化石の採掘により地層を調べることで、過去の環境やどのような自然災害などがあったのかを考察しました。物理班は、KEKB加速器で得られたデータをB-Labプログラムを用いて解析し、新粒子の探索に挑みました。化学班は、金属強度の温度による変化をシャルピー衝撃試験などを用いて測定し、そのしくみや金属の種類による違いなどを考察しました。
 最終日午後には、物質材料研究機構の会場をお借りして、3つのグループがそれぞれ研修の成果を発表し、討論しました。1日半の研修結果を短時間でまとめるという慌ただしい日程でしたが、それぞれに協力してわりやすくまとめていました。

 

京都科学グランプリ2015 1stステージ 京都科学コンテスト2015表彰式

 

 平成27年12月12日(土)京都大学北部総合教育研究棟 益川ホールにおいて、京都科学グランプリ2015 1stステージ 京都科学コンテスト2015(10月24日実施)の表彰式が行われました。
 本校は高校2年生4名、1年生4名の8名でチームを構成、生徒達は4時間に及ぶ筆記試験と実験の試験に挑み、参加12校中第2位の成績を収め優秀賞を受賞しました。表彰式の後には、京都大学理学研究科副学長・有賀哲也教授の「色と科学- フェルメールの青、北斎の青」についての講演もあり、参加した生徒は授与されたメダルを胸に、来年は是非とも「最優秀賞」をめざしたいと熱い心で語ってくれていました。
 なお、来年2月には「京都科学グランプリ2015 2ndステージ 科学チャレンジ道場」も開かれる予定で、今回の参加生徒も含めて積極的な参加を期待しています。

 

Japan-UK Young Scientist Workshop 2015 in Kyoto

 

Japan-UK Young Scientist Workshop 2015 in Kyotoは、夏休みを利用して京都、滋賀のSSH指定を受けた4校の高校生と英国の高校生が、京都大学および京都教育大学に集い、テーマ別に分かれて各大学の研究室の先生のご指導のもと研修を深め、その成果を発表し、意見交流し合うプログラムです。

洛北ブログでワークショップの様子を紹介しています

 

Japan-UK Young Scientist Workshop 2015 in Kyoto事後研修

 

  平成27年11月21日(土)京都教育大学にて行われた京都教育大学附属高校SSH課題研究発表会において、今夏、京都大学及び京都教育大学でのJapan-UK Young Scientist Workshop in Kyotoに参加した本校2年生の金津君、小山君、重富さん、西村君、間宮君が京都教育大学附属高校の参加生徒と合同で、プログラムの報告発表を行いました。

 

English Poster Session

 

 平成27年11月20日(金)3,4時間目に、高校2年生中高一貫コースの生徒によるEnglish Poster Sessionを実施しました。これは本校SSH事業の国際化の取り組みの一環として行なっており、今年で3年目となります。今年度は、京都大学工学部地球工学科の国際コースから17名の留学生に参加してもらい、生徒の研究について英語で活発にやりとりをしていただいてから、Poster Presentationの評価やアドバイスもしていただきました。工学部の留学生を招くということで、研究の内容も物理や化学分野を主に取り扱い、4人から5人が1グループとなって、実験、ポスター作成、発表まで全て英語で行ないました。ケニア、イタリア、モンゴル、マレーシア、中国、など様々な地域からの留学生と交流できたことは、英語の多様性を実感するうえでも貴重な機会となり、グローバルな舞台で将来科学者として活躍するためのよい体験になったのではないかと思います。

 

第2回 京都サイエンスフェスタ

 

 平成27年11月14日(土)に府立SSH校をはじめとする「スーパーサイエンスネットワーク京都校」8校の課題研究を発表する「第2回京都サイエンスフェスタ」が京都工芸繊維大学を会場に開催されました。
洛北高校からは、中高一貫コース高校2年生がサイエンスⅡ(理系・文系)における研究の報告(ポスターセッション)、アジアサイエンスワークショップに参加した文理コース高校2年生の生徒3名が英語による口頭発表・質疑応答にそれぞれ参加しました。どちらのセッションでも、それぞれの発表に対して活発な討論が行われ、充実した発表会になりました。

 

京都賞高校フォーラム

 

 第31回京都賞高校フォーラムが、稲盛財団・京都大学共催で11月13日(金)5・6限に京都大学百周年時計台記念館「百周年記念ホール」を会場に開催され、本校からは高校1年中高一貫コースの生徒が参加しました。
 このフォーラムは、世界を代表する物理学者の講演を聴くことにより、科学技術の最先端に触れ、また、理解を深める。それらを通して、科学への関心を高めるとともに、新しい時代を切り拓く人材の育成を図ることを目的に開催されました。
 今年度は、基礎科学部門(地球科学・宇宙科学)を受賞されたミシェル・マイヨール (Michel Mayor)博士の「宇宙を読み解く:物理学という素晴らしい道具」をテーマとする講演を中心とした内容で、講演後も積極的な質疑応答等がなされていました。
 参加した生徒は、一流の科学者から直接普段触れることのできない内容を聞くことができて満足そうな様子でした。

 

アジア・サイエンスワークショップ

 

京都府立高校のSSH3校(嵯峨野、桃山、洛北)の生徒が、シンガポールの高校生と協同研修を行い、コミュニケーション能力や科学的教養を深めるとともに、国際的リーダーシップの育成を目指すプログラムです。
(7月27日出発、8月2日帰国)

アジア・サイエンスワークショップ in シンガポール

洛北ブログでワークショップの様子を紹介しています

 
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