第4回サタデープロジェクト(1月28日)②

 

動物の発生を観察しよう!

 ニワトリの有精卵を用いて初期胚を観察し、脳や脊髄、心臓や体節などができてくる様子を観察しました。ニワトリの初期胚は透明で脳や脊髄、体節などの構造が容易に観察できます。
 脳が分節構造をもっていることや脳の両側が膨らんで眼が形成される様子を観察することができました。胚は1cm程度ととても小さいのですが、生徒たちは器用に取り出して熱心に実体顕微鏡で観察していました。体節という背骨をつくるもとになる構造が脊髄を挟んで並んでいる様子を観察し感動の声が上がっていました。



キッチンサイエンス

 今年度最後のまとめとして、「より扱いやすくする粉の配合は?」「より日持ちのしやすい練り切りを作るには?」「よりモチモチ食感の和菓子をつくる!」など、 前回のキッチンサイエンスで行った実験の結果をもとにグループごとにディスカッションを行い、滋賀大学 加納研究室の皆さんの前で研究の成果発表をしました。
 仮説通りにはいかなかったり、思いもよらない結果となったり様々な実験結果となったようですが、新たな課題や疑問も生まれ、改めてお菓子作りは科学であること、まだまだたくさんの謎があることを実感できたようです。



 

第4回サタデープロジェクト(1月28日)①

 

プラズマ発生実験

 地球に暮らす我々にとって,物質の状態といえば気体・液体・固体の三態が思い浮かびます。しかし,宇宙に目を向けるとこの三態の状態を取る物質はほぼありません。宇宙の物質は99%以上が「プラズマという状態」です。本実験では,そのプラズマを作り出し,利用することにチャレンジしました。試行錯誤の末に,2000℃を超す高温の人工プラズマが発生した瞬間には,その鮮烈な音と光に参加者の視線が釘付けに。うまくいかないと落胆し,低温のプラズマでは満足できなくなり,そして最終的には人工ルビーの合成を達成すべく時間を忘れて実験に没頭しました。ルビー合成の成功者はわずか数人!楽しかったかな?また,やりましょうね。



放射線を「みて」みよう ~霧箱の観察~

 ペルチェ素子を用いた霧箱でα線とβ線の透過性の違いを確認したあと、より観察できる層(過飽和層といいます)が厚い、エタノールをたっぷり使った霧箱で自然放射線の観察をしました。線源がなくても多くの飛跡が観察でき、自然放射線の存在を目で確かめることができました。はじめはなかなか観察できず、苦戦しましたが、その分観察できたときの喜びはひとしおでしたね。講義後のアンケートでは、「普段なかなか観察できないものが見られて良かった」「放射線の性質について学べて良かった」などの感想が見られました。



センサープロジェクト

 光依存性抵抗(フォトレジスタ)という、光の当たり具合によって抵抗値が変化する素子を利用して、明るくなる(または暗くなる)ことで動作するセンサー回路の作成を行いました。ブレットボードという簡単に回路を作ることができるツールの使い方や電圧と抵抗値の関係の確認からスタートして、最終的にはセンサー回路の作成までたどり着きました。発展的な方法としてトランジスタという素子を利用した方法についても体験してもらいました。電気回路は普段なかなか触れませんので、今回の体験はとても楽しかったと感想をいただきました。



図書館課外講座 ラテン語で読む『ハリー・ポッターと賢者の石』

 昨年度の「ようこそ、ラテン語の世界へ」に続く、地歴公民科・仲村志穂教諭によるラテン語シリーズ第二弾です。
 講座では最初に、ラテン語は古代ローマ帝国の公用語であり、現在口語としてラテン語を用いている国・地域は存在しないが、欧州連合(EU)の標語が、「In varietate concordia」(多様性における統一)とラテン語で表される通り、ラテン語が今なおヨーロッパの人々の共通言語として機能していることを説明されました。また、現在の日本においても、「AQUARIUS(アクエリアス)」などラテン語に由来するネーミングの商品が数多くあることを紹介され、生徒たちは「あまり関係のない言語かなと思っていたが、日常の近くで関りがあり驚いた」(感想より)ようです。
 続いて、『ハリー・ポッター』シリーズに登場するラテン語由来の呪文や、ラテン語版『ハリー・ポッターと賢者の石』の抜粋を、仲村教諭のレクチャーにより実際に読み解いてみました。その中で、ラテン語は一つの単語についても、性(男性・女性・中性)、単数複数、人称、格によって何通りも変化する言語であるいうこと学びました。また、ラテン語版と英語版との比較対照の中で、ラテン語は英語に比べて時制などに厳格で、非常に厳密な言語であることが感じられました。現在も学術用語など公式用語としてラテン語が用いられる理由が理解できます。その一方、ラテン語には語順がないことなど、フレキシブルな一面がある言語であることもわかりました。
 参加生徒の感想には、「単語や文法が何もかも違って面白かった」「ラテン語の特徴を知ることが出来て面白いと思った。他の言語についても学びたい」とあり、今回の講座を通してそれぞれの言語や文化の違いを興味深く実感することができたことがうかがえます。今後の学習や進路選択を考えるきっかけとなれば嬉しい限りです。何より生徒たちが熱心に楽しそうにラテン語版『ハリー・ポッターと賢者の石』の訳に取り組んでいた姿が印象的でした。



アートホテル探訪

場所 京都市下京区朱雀宝蔵町99(JR梅小路京都西駅からスグ)
   KAGANHOTEL 河岸ホテル (https://kaganhotel.com/)
案内兼講師 扇沢友樹 さん(株式会社めい co-founder/株式会社ゆい 不動産ファンドマネージャー)
1988年京都市生まれ。大学卒業と同時に起業、町家のリノベーションから始めて、2019年に若手アーティストが住みながら作品制作をするスタジオ付きレジデンスが併設されている日本でも例がないアートホテルKAGANを誕生させ、現在はさらなる発展を目指して活動中。

 大雪のあとの極寒でしたが21名もの参加者で熱気あふれる企画となりました。まずは、1Fのイベントスペースとカフェバーでビデオ鑑賞、地下1Fで現代アートのギャラリー見学、さらに4Fのホステルなどを見学。「オシャレ」「泊まってみたい」などの声が出るくらいと参加者は体験型のアートホテルを満喫。
 続いて、扇沢さんが生活の中にあるアートの種を、いかに世界に発信していくのか、共有していくのかを建築という手法とつないでいくことの面白さをフリートークも交えて講演。最後までわくわくする話で時間を忘れる企画となりました。参加できなかった人もぜひホテルのHPを見てください。



 

グローバル文化カフェ(第3回サタデープロジェクト/11月5日実施分)

 

 11月5日(土)、今年も近隣の大学の26人の留学生さんたちをお招きし、グローバル文化カフェを開きました。今年お越しいただいた留学生さんたちの出身国は、エジプト、韓国、中国、マレーシア、ベトナム、フランス、スペイン、ホンジュラス、モンゴル、ドイツ、ベルギーと11か国にも渡りました。参加した洛北生と共に、お茶席を経験していただいたり、自分でお茶を点てていただいたりしながら、共通の言語である英語でお話ししたり、それぞれの母語で自己紹介をしたりし、楽しいひと時を共有することができました。

 

第3回サタデープロジェクト(10月15日)②

 

モノづくり基礎講座

 道具や材料を用意して、自由にモノづくりを楽しんでもらうこの企画。
今回は、銅パイプやアルミ板といった金属加工にもチャレンジ!金属の切断は初体験だった人が多く、楽しんでもらえたようです。
基本技術のレクチャーが終われば、いよいよモノづくり本番。プランニングから設計、そして材料加工と組み立てまで。やってみるとうまくいかないことも多く、方針転換しながら悪戦苦闘。大幅に時間超過しながらも、こだわって没頭すれば困難すら楽しいもの。最後は、みんな思い思いの作品を手にしました。また何か作ってみせてくださいね。



競技プログラミング入門

 ここ数年で爆発的な盛り上がりを見せている競技プログラミング。今回は全くの未経験者から情報オリンピックの出場を予定している人まで、幅広い実力の人が集まりました。情報オリンピック一次予選の過去問を中心に、AtCoderというサイトを用いて問題を解きました。自分が書いたコードがちゃんと動く様子を見たり、問題が解けたりするときは格別な喜びがあります。みなさんも挑戦してみませんか。



キッチンサイエンス

 3回目のキッチンサイエンスでは、「より扱いやすくする粉の配合は?」「より日持ちのしやすい練り切りを作るには?」「よりモチモチ食感の和菓子をつくる!」など、各グループで設定したテーマを解明するための実験を、滋賀大の加納研究室の皆さんからアドバイスをいただきながら行うことができました。
失敗したり、予想と異なる結果になったりもしましたが、どのグループも条件を比較しながら練り切りを完成させることができました。次回はそれぞれの実験結果と考察を和菓子職人さんの前で発表し、ご意見をお伺いしたいと思います。



 

第3回サタデープロジェクト(10月15日)①

 

洛北古典漫遊

 10月15日土曜日、秋晴れの下、洛北古典漫遊を実施(参加生徒13名)し、古典と歴史のまち・宇治を訪ね歩きました。コースは宇治橋、平等院、塔の島、宇治上神社、源氏物語ミュージアムを巡るルート。参加生徒は、平等院の阿弥陀堂(鳳凰堂)を背景に写真撮影に興じるとともに、鳳翔館(ミュージアム)では、「鳳凰」や「梵鐘」など多くの国宝展示物に目を見張っていました。また源氏物語ミュージアムでは、映像や体験的な展示を通して『源氏物語』の世界を「垣間見」できたようです。このように古典や歴史に登場するスポットを実際に訪れることにより、生徒がより古典作品や歴史に親しんでくれることを願っています。
(参加生徒感想より)
・平等院に初めて行き、思っていたより小さいと感じた。実際に行き、見ることで、新しい発見ができた。
・源氏物語ミュージアムで、授業で習った『源氏物語』の世界観を詳しく知ることができた。
・みんなでお出かけできて楽しかった。興味が全く無い状態で参加したが、少し興味をもつことができた。



アラビア語講座

 アラビア語は、国連の公用語に指定されているにもかかわらず、日本では肩身の狭い思いをしているマイナー言語です。世界情勢が切迫してくるとテレビによく出てくるので、悪い印象が持たれやすい言語で、世界の主流言語の中でも習得が難しいとされる言語でもあります。そんなマイナーで難解な言語に挑戦しようとたくさんの好奇心旺盛な生徒が集まってくれました。
 実際、20世紀の西洋絵画の巨匠パブロ・ピカソが、アラビア書道のその芸術性を高く評価したように、アラビア語は深い芸術性を持つ、極めて美しく洗練された、本当にすばらしい言語です。
 講座では、アラビア文字と発音を学び、全員で協力しながらクルアーン(イスラームの聖典)をアラビア語で詠むことに挑戦した後、YouTubeでクルアーン詠唱動画を観ました。講座の最後は、アラビア書道です。自分の名前をアラビア語で書き、それを芸術作品に仕上げました。非常にセンス溢れる作品が完成しました。



Introduction to Debating in English

 希望者を対象に「即興型ディベート講座」を実施しました。まず初めに英語での自己紹介を行った後、「即興型ディベート」のルールや英語での反論する練習を行いました。今回は"This house would ban cosmetic surgery."「美容整形を禁止する」という議題で、「即興型ディベート」に取り組みました。日本語であっても難しそうなテーマですが、生徒たちは真剣に考え、英語を用いて一生懸命自分たちの意見を伝えようとしていました。「このテーマで大切なことは何だろう?」と一生懸命に主張するポイントを考え、言葉を絞り出し、苦労しながらも自分の考えを伝えることが出来ていました。終了後には「もう一度やりたい!」、「難しかったけど楽しかった!」などの声が聞かれました。
 自分の意見を英語で話すという場面は、英検などの試験を超えて日常的に頻繁にあります。今回学んだ論理的に考え、それを相手に分かりやすく伝える力を使いながら、発信力・受信力・思考力等を更に鍛え、スピーキング力を向上させてほしいと願っています。



無セキツイ動物(ホヤ)の受精と発生を観察しよう!

 わたしたち脊椎動物にもっとも近い無脊椎動物であるホヤ(カタユウレイボヤ)を使って動物の受精と発生を観察しました。ホヤは幼生(子ども)のときはオタマジャクシの形をして泳ぎ、成体(大人)になると岩などに張り付いて移動しなくなります。今回の講座ではホヤの成体から卵と精子を取り出して受精させ、発生(細胞分裂)を観察しました。今回使ったホヤは受精から1回目の細胞分裂まで1時間程度と大変早く、受精させた卵がみるみるうちに分裂を繰り返し、分裂の瞬間に立ち会えた生徒からは感動の声が上がっていました。iPadで分裂の瞬間を熱心に記録している生徒もいました。また、前日に受精させて発生を進めておいたオタマジャクシ型の幼生顕微鏡で観察してもらい、ホヤと魚の近さを実感してもらえたと思います。



 

第2回サタデープロジェクト(9月10日)

 

ハングル入門

 今年度2回目のハングル講座は、前回学んだハングルの読み方を基礎に、日本語の「てにをは」や「こそあど」にあたる言葉の使い方や、現地に旅した時に役立つフレーズを学びました。実際に場面を想定して会話することで、学びの実践ができたのでは。前回に続き母娘で参加してくださったペアもいらっしゃって、和気あいあいとしたレッスンになりました。

 


図書館特別企画「魅惑のフラメンコギター」

図書館特別企画「魅惑のフラメンコギター」



マジックケミストリー

 ヨウ素デンプン反応を利用した時計反応について、試薬の濃度を変えると反応速度がどう変化するかデータをとり、それらのデータから30秒ぴったりに反応を起こすための条件を考えました。32秒で反応が起こせたときには、教室中から歓声が聞こえました。濃度計算や反応機構の理解は難しかったようですが、どの班も協力して楽しそうに取り組んでいました。講義の最後には、振動反応という、色が出ては消えることを繰り返す反応を見て、その美しさに魅了されていました。

 


センサープロジェクト~温度期・飲み頃計を作ろう~

 センサープロジェクトでは、温度で抵抗値が変わる「サーミスタ」と呼ばれる素子を用いて、温度でアクションを起こすセンサー回路を作りました。
 初めにブレッドボードという回路作成の道具の使い方と、直列につないだ抵抗によって電圧がどのように分かれるのかを確認した後、実際に温度変化によってアクションを起こすセンサーを作り、さらに自分たちで工夫を加えてより良いものにしたり、光センサーを作ったりしました。
 回路を作成する電子工作は普段なかなかできないものですので、参加者はみんなとても楽しそうに作業をしていました。

 


パラドックスワールド

 パラドックスを題材にして、問題演習、意見共有を行いました。一見簡単そうに見えるようなものでも、考えてみると案外手が進まなかったり、答えが合わなかったりとだいぶ苦戦していました。本講義では、普段の演習でいかに感覚に頼って問題と向き合っていたのかということが体感できたと思います。情報の抽出の仕方や着眼点の付け方、解答の切り口などを普段の授業の中でも意識し、感覚に惑わされることなく問題と向き合えるようにすることが重要です。

 


レタスの葉からクローン植物を作ろう

 生物実験室では、レタスの葉からクローン植物を作る実験講座が行われました。スーパーで売っている身近な野菜のレタスを材料に葉を試験管の中で培養するやり方を学びました。手をきれいに洗う、用いる器具をあらかじめ殺菌しておく、植物も殺菌をしてから培養をするなど、培養が成功するために様々なことに注意しながら、作業を進めていました。参加した生徒たちは、無菌操作をするためクリーンベンチ内で慣れない作業に苦戦しながらも、植物の持つ不思議な力を体験してくれたようです。参加者からは「今度は培地から作ってみたい。」「また参加したい。」など前向きな感想が多数ありました。

 


キッチンサイエンス

 料理を科学の力でより美味しく!を目標にしたキッチンサイエンス。今年度のテーマは「練り切りあん」です。2回目となる今回は、練り切りの材料である白玉粉の講義や実験を行った後、3回目の実験研究にむけて仮説をたて、グループごとに研究計画を立案しました。
「より扱いやすくする粉の配合は?」「より日持ちのしやすい練り切りを作るには?」「よりモチモチ食感の和菓子をつくる!」など高校生独自の視点で面白い研究テーマが集まりました。
次回の実験(練り切りの作成)が楽しみです!

 


 

第1回サタデープロジェクト(6月5日)

 

キッチンサイエンス

 キッチンサイエンスは、科学の知識や考え方を使って、料理をもっと楽しく上手に作れるようになりたい!という目的で、1年間を通した探究活動を行う講座です。1回目となる今回は「茶道と和菓子」をテーマに実施しました。
 前半は「裏千家」から講師をお招きして、お茶の歴史やマナーについて学び、自分でお茶を点て季節の生菓子をいただき、後半は和菓子職人さんの指導のもと、「桜」「菊」の生菓子を作成しました。自分で一度作る経験をすると、作成の難しさが身に染みた様子で、職人さんの技術のすばらしさに感動していました。
 2回目以降は生徒の皆さんで課題設定や実験計画を考え、科学的な生菓子づくりにチャレンジしてもらう予定です!


サイエンスビギナーのためのペーパーカップクエスト

 ペーパーカップクエストでは、最初にコミュニケーションの練習を行った後、グループに分かれて紙コップにお湯を入れた時に現れる『不思議(机に置いた紙コップにお湯をいれると、どうして机に"くもり"ができるのか)』について探究を行いました。それぞれで思いついた条件設定や仮説にもとづいて、自由に実験できるのはとてもワクワクすることです。様々に工夫して実験を行ってくれました。最後には、それぞれのグループがたどり着いた因果関係を発表してもらいました。『答え』はありません。自分たちで考えて、自分なりの『考え』を持ってもらいたいと思います。材料はシンプルです。ちょっと時間があるときに、お家で仮説設定に基づいて実験をして、その『考え』を検証してほしいと思います。


水の中でおこる不思議な化学の世界を見てみよう

 「ケミカルガーデンをつくろう!」「カラフルカプセルをつくろう!」「試験管内で雪を降らそう!」の3つの実験を行いました。授業では、あまり扱わない試薬を用いて、水の中でおこる化学の世界を覗く体験ができました。試料濃度が高くなり、カラフルカプセルの形がはじめはうまく作れなかったのですが「現象を科学的に考えながら楽しく実験ができた」と感想にもあるように最後には作成のコツをうまくつかんでグループ内で工夫して実験を終えることができました。


ボードゲームで数学を学ぼう

3種類のゲームを順に遊んで、確率の計算をしました。普通このようなゲームは紙で計算しながらするものではないし、やろうと思っても複雑で完璧にはできません。それでも「細かい要素をいったん考慮から外して、できる範囲で計算するなら『何』を計算すべきか?」を考えながらプレイするのは、とても楽しかったようです。最後に確率・期待値・条件つき確率・モデル化・ゲーム理論の話をして終わりました。




原著(フランス語)で読む「星の王子さま」

『星の王子さま(原題:ちいさな王子)』の第21章、王子さまがキツネに出会う場面の朗読をフランス語で聞いた後、前半はフランス語のアルファベ、綴り字と発音の基礎を、後半は原著と日本語翻訳(内藤濯、河野万里子、倉橋由美子、野崎歓訳)を部分的に読み比べました。また、原著でしか味わえない表現も「ひとつだけ」学びました。具体的には、キツネが王子さまに (同じ時間に(会いに)来てくれないと) いつ、心(気持ち)の準備をしたらいいのかわからないよ、と言うくだり。「心(気持ち)の準備」と訳された箇所は、原著では、...m'habiller le coeur、すなわち、「心に服を着せてあげる」と表現されています―素敵な表現だと思いませんか。


ハングル入門①

皆さんハングルを学びたい!という強い意志をもって参加してくれました。日本語にはない独特の発音や決まりといった基本的な学習に加えて、実際の旅行の場面で役立つ挨拶や簡単な会話にもチャレンジ。そろそろ海外との行き来ができそうになってきたので、次回は会話中心の講座を開催予定です。奮って参加してください。


 
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