アイルランドからの贈り物【国際交流事業】

 

アイルランドのEdmund Rice Collegeから洛北高校に贈り物が届きました!

 2022年11月2日、アイルランドのEdmund Rice Collegeの生徒25名が洛北高校を訪れ、本校生徒33名と英語と日本語を交えながら交流を行いました。

 この贈り物は、その国際交流の機会を設けてくれた感謝の気持ちとのことです。

 また、Edmund Rice Collegeの校長先生からのお手紙も同封されていました。

 その一部を抜粋してお伝えします。

 「日本への旅行後に行われたアンケートでは、生徒たちは洛北高校への訪問を旅行全体のハイライトの1つと評価し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの訪問よりもはるかに高い評価でした!生徒と触れ合う機会は非常に貴重でした。両校のさらなる交流へ発展することを期待しています。」

 コロナ禍を経て京都府で初めての、3年ぶりの対面での国際交流がここ洛北高校で実現したアイルランド国際交流事業。

 アイルランドと日本のお互いの文化を学び、関係を築き、視野を広げる素晴らしい機会となりました。

 デジタルコミュニケーションへと時代が移行しつつある中、心が温まる贈り物や手紙を通して、遠い距離、言語や文化の違いの壁を乗り越えて、同じ地球で暮らし、お互いに繋がっているという気持を思い起こさせてくれました。

 洛北高校とアイルランドEdmund Rice Collegeのさらなる交流発展を期待しています!

 

ミネルバ大学ワークショップ「無意識の思い込みについて考える」

 

 令和2年8月28日(金)の放課後、平成30年度本校卒業生の梅澤凌我さんを含む4名の講師の方々による「ミネルバ大学ワークショップ」を実施しました。梅澤さんはアメリカを本部とするミネルバ大学の2年生で、3名の日本人同期生と共に、中学校3年生から高校2年生までの希望者14名を対象に、何らかの選択や決定をする際に入り込む無意識の思い込みについて講義とグループワークをしていただきました。最初に無意識の思い込みや先入観である「バイアス」を、「確証バイアス」、「注意バイアス」、「記憶バイアス」、「感情バイアス」の4つに分類し、グループで合唱祭の練習や留学プロクラムのチラシといった仮想の事例を題材に、そこに隠れているバイアスについて話し合いました。次に全体で、男性が多く採用される傾向にあったオーケストラのオーディションに潜むバイアスについて、その種類・内容と個人レベル・組織レベルでの対策について意見を出し合いました。最後には、そうしたバイアスの存在を認識した上で、自分の価値観とそれに影響した具体的体験について振り返る「内省」の方法について学び、各自で実際に取り組みました。参加者は、最初は正解が1つに絞られないディスカッションに戸惑う様子も見られましたが、講師の方々のリードと身近な具体例のおかげで次第に発言が活発になりました。最終的には、様々な選択・決定に影響を及ぼすバイアスの存在を認識し、自分自身について内省することの大切さを実感した様子でした。

 

海外進学座談会・質問会

 

 令和2年8月28日(金)の昼休み、平成30年度本校卒業生の梅澤凌我さんを含む4名の講師の方々による「海外進学座談会・質問会」を実施しました。梅澤さんと3名の日本人同期生は、アメリカを本部とするミネルバ大学の2年生です。前半は事前アンケートに基づいた座談会で、ミネルバ大学の授業や海外生活、海外進学準備、英語学習法等について、これまでの経験を語っていただきました。それによりますと、ミネルバ大学は寮以外の施設を持たず、授業は全てオンラインで行われ、クラス規模は18名以下で、ほとんどの時間が教員の講義ではなく、学生同士のディスカッションに充てられるとのことでした。進学準備については、色々な課外活動に挑戦してみること、出願に必要なテストスコアを計画的に取得することについて助言がありました。英語学習法については、独り言でもいいので見たこと感じたこと何でも英語で説明・描写する、週末の夜に大好きな英語の映画を繰り返し観て、自分で台詞を言ってみる、といった方法が紹介されました。後半は参加者からの自由質問会となり、「国内ではなく海外進学に決めた時期はいつか」、「海外でやっていく自信がないが、どうしたらよいか」といった質問が出ました。講師の方々は1つ1つの質問に、実体験も交えながら、丁寧に答えてくださいました。

 

令和元年度 海外留学

 

●京都府教育委員会補助事業

 今年度のエディンバラ語学研修補助事業には5名が採用され、夏季休業中に23日間の語学研修に参加しました。
 オーストラリア語学研修事業補助事業には5名が採用され、夏季休業中に15日間の語学研修に参加しました。
 短期留学チャレンジ補助事業には2名が採用され、1名は夏季休業中にカナダで21日間の研修を終え、もう1名は冬季休業中にニュージーランドで22日間の研修に行く予定です。
 府立高校海外サテライト校事業夏期オーストラリア中期留学には1名が採用され、8月3日から12月8日の約4カ月間の留学中です。


●トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】

 今年度、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】第5期生に、2名が採択されました。アカデミック(テイクオフ)分野で留学した2名は、カナダでそれぞれ約2週間と3週間の語学研修を行いました。

 

ナンチアウハイスクール生徒との交流事業

 

 令和元年11月8日(金)にシンガポールのナンチアウハイスクールから生徒26名の来校があり、交流授業を行いました。歓迎式の後、1限と4限は1年生の文理コースの生徒が英語での交流授業に取り組みました。最初はお互いの学校や町を紹介するプレゼンテーションを行いました。続いてグループになり、実物や写真を見せながら英語で自分の趣味や好きなものを紹介しました。けん玉や折り紙、アニメなど身近な話題や実技を伴うものもあり、活気に溢れた交流となりました。
 2限と3限は2年生の文理コース理系の生徒が化学と物理での交流授業に取り組みました。化学ではヨウ素デンプン反応の速度を濃度、温度、触媒の有無の条件を変えて調べました。物理ではタブレットを光源にして氷の複屈折を観察しました。また別の物理のクラスではボールを付けたひもを回転させて、ひもの半径と回す角速度(周期)との関係を調べました。参加者は、色の変化や光線の分離、円周運動など、視覚的、物理的に楽しめる実験に、興味をもって熱心に取り組んでいました。希望者は昼食も共にし、それぞれの日常生活や両国の文化について話をして更に友好を深めました。

 

日英サイエンスワークショップ

 

 7月29日(月)から8月2日(金)の日程で日英サイエンスワークショップ in 京都 が実施されました。日英24名ずつの高校生(本校からは4名)が寝食を共にしながら、様々な科学プロジェクトに取り組みました。初日は交流日として午前に京友禅染を体験し、午後はプロジェクトチーム毎に日本人生徒が計画した京都市内見学を行いました。2日目からの4日間は、色素分析、耐震工学、人間行動モデリング、物質分離定量、高分子材料合成、環境地理情報分析、膜分離、土壌動物群集分析の8つのプロジェクトに分かれ、京都大学と京都教育大学の研究室にお世話になって、科学実験・調査・分析に取り組みました。最終日にはその成果を英語のプレゼンテーションで発表しました。科学探究だけでなく、異文化理解と国境を越えた友情も深まる大変貴重な研修となりました。

 

アジアサイエンスワークショップinシンガポール

 

7月27日から8月3日の日程で、平成31年度アジアサイエンスワークショップinシンガポールが開催され、本校から1名が参加しました。現地では水資源に関する学習や施設見学をしたり、チーム毎に事前学習のプレゼンテーションをしたりしました。シンガポールの学生とは英語を用いてコミュニケーションを取ることもでき、非常に楽しい有意義な時間となったようです。

 

平成30年度 海外留学

 

●京都府教育委員会補助事業

 今年度のエディンバラ語学研修補助事業に4名が採用され、夏季休業中に27日間の語学研修に参加しました。
 オーストラリア語学研修事業補助事業には6名が採用され、夏季休業中に17日間の語学研修に参加しました。
 

●トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】

 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】第3期生のアカデミック(ロング)分野の1名が無事に韓国での1年間での留学を終え、8月に帰国しました。

 

トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム【高校生コース】第5期生募集説明会を行いました

 

 11月9日(金)の放課後にトビタテ!留学JAPAN【高校生コース】第5期募集の校内説明会を実施しました。中学校3年生、高校1年生を中心に、保護者の方も含めて30名を超える参加がありました。最初に奨学金制度の特徴の説明があった後、3期生として本校から留学した3人の生徒が体験を発表しました。現地での研修や生活の内容に加えて、「トビタテ!のプログラムで留学した先輩から情報を収集する」、「未知のことにも恐れずチャレンジしてみる」、「留学先では安全に注意する」、「自分の活動している写真をたくさん撮る」といった助言がありました。参加者はメモを取りながら、熱心に聞き入っていました。

 

台湾国立科学工業園区実験高級中学との交流授業

 

 平成30年10月23日(火)に台湾の国立科学工業園区実験高級中学の生徒36名が研修旅行の一環で本校を訪れ、交流授業を行いました。
 5限目は高校2年生1・2組と地理歴史の授業で交流しました。グループに分かれて簡単な自己紹介の後、お好み焼きやタピオカミルクティを説明して当ててもらう連想ゲームを行いました。それからグループ毎に異なるテーマで日本と台湾の地理や歴史を紹介し合い、ボードにまとめて掲示しました。
 6限目は高校1年生1・2組と文化交流の授業を行いました。最初に台湾の生徒から歌の披露と学校の紹介があり、その後グループに分かれて互いの文化を紹介し合いました。けん玉、笛、納豆、弓道、かるた、アニメ、寺院、庭園など、様々なものを写真や現物を見せながら説明しました。
 同世代の生徒と語り合い、今まで知らなかった歴史や文化に触れることができて、どの生徒も非常に満足した様子でした。

 
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