第4回サタデープロジェクト①(12月11日)

 

ハングル入門

 韓国ドラマやK-POPの人気上昇、また韓国の食べ物が次々ブームになるなどで、ハングルがとても身近な言語になり、ぜひハングルを学びたい、という人たちが集まって大変熱心に勉強しました。ハングルの発音や読み方の決まりは日本語にはないものばかりで難しいのですが、「ビビンパとキムチ」の正しい発音、簡単な挨拶をマスターして、近いうちに旅行して実際に話したい!という気持ちが高まったようです。



図書館課外講座「ようこそ、ラテン語の世界へ」

図書館課外講座「ようこそ、ラテン語の世界へ」



アートホテル探訪

 10年前に手持ち金8万円で独立起業。町家のシェアハウスを中心に、京都の文化芸術と不動産を結び付けた「株式会社めい」を立ち上げ、今や2.6億円のアートホテルを建設し、京都の現代アートの世界に新しい風を吹かせている扇沢氏から、アーティストとホテルを結び付ける試みをその企画、経緯、現代アートの現在まで語っていただきました。その後は、ホテルの地下ギャラリーで作家の作品群に接し、アトリエも参観、さらにホテルの施設も見学し、すっかり芸術漬けになる半日を過ごしました。来年もさらなる企画を立案しています。どうぞご参加ください。

 

第4回サタデープロジェクト②(12月11日)

 

プラズマ発生実験

 プラズマと聞いて、あなたは何を想像しますか?知識と技術があれば自分の手で作り出せると考えたことはありますか?本講座では、短時間で基本となる知識と技術を伝授し、実際にプラズマの発生にチャレンジしました。始めは瞬間的な発生でも嬉しかったのに、次第により高温で安定したプラズマを求める探究心に火がつき、時間を忘れて試行錯誤を楽しんでもらえたようです。中でも数名は2000℃超の高温を達成し、人工ルビーの合成にも成功しました。まだルビーの原料は残っているので、来年もできるといいですね。



音と音楽の実験講座

 この講座では音と楽器の秘密に物理学の観点から迫りました。ヴァイオリンやギターなどが、演奏の仕方によってどのように音色が変わるのか、iPadのアプリを用いて観測し、そのようなことがなぜ起こるのかを学習しました。参加者のみんなで楽器を持ち寄り、楽器の音色を観測しました。また、楽器で起こる共鳴という現象や、ピアノの構造などを学んで楽しみました。楽譜の上だけでは決められない、音楽の豊かな表現や、鑑賞の楽しみ方に役立ってくれたらうれしいなと思います。



スポーツ科学で真のアスリートを目指せ!

 12月11日にサタデープロジェクト「スポーツ科学で真のアスリートを目指せ!」講座を実施しました。この講座では、京都工芸繊維大学基盤科学系 来田 宣幸 氏をお招きして、スポーツ科学に関する講義とワークを行っていただきました。前半はワークも交えながら、場面に応じた「集中」の違いや、メンタルコントロールはスキルだからトレーニングによって伸ばすことができることなど、スポーツ心理学を中心にお話いただきました。後半は、短距離走の分析からわかることと、運動に関する科学的な事実を知っているだけでは自分のスキルにできないことなどを学びました。



キッチンサイエンス

 3回目のキッチンサイエンスでは、「ブルームのでたチョコレートを救済する方法は?」「カカオバターの量が異なるとテンパリングの適切な温度は異なるのか?」など、各グループで設定したテーマを解明するために、研究計画に沿って実験を行いました。  仮説通りにはいかなかったり、思いもよらない発見があったり色々な実験結果となりましたが、滋賀大の加納研究室の皆さん、本職の菓子職人さんから様々なアドバイスや意見をいただきました。最後はそれぞれの実験結果と考察を発表し、改めてお菓子作りは科学であること、まだまだたくさんの謎があることを実感した様子でした。

 

第3回サタデープロジェクト(11月6日実施分)

 

グローバル文化カフェ

 11月6日(土)、洛北高校に京都工芸繊維大学の留学生4名をお招きし、グローバル文化カフェを催しました。茶道部員がお茶のいただき方をお話し、参加した本校生と留学生が礼法室でのお茶会に参加した後、銘々が自分でお茶を点て、お菓子とお茶を囲みながら英語で交流しました。最初は緊張していた雰囲気も次第に和み、12月の花をあしらった茶碗が話題になったり、部活動や進路のことが話題になったりしながら、大変楽しいひとときを過ごしました。










無脊椎動物の受精と発生を観察しよう

 11月6日のサタデープロジェクトでは海産無脊椎動物であるホヤの一種、カタユウレイボヤの受精と発生をテーマに実施しました。ホヤの成体(大人)は岩などにくっついて移動しないため、貝の仲間だと誤解されがちですが、幼生(子ども)のときはオタマジャクシのような形で泳ぎ回り、脊椎動物に近い特徴を備えています。また、ホヤは卵や精子を簡単に取り出せることや細胞分裂のスピードが速いことから観察に適しています。当日は生徒たちが自分でカタユウレイボヤの卵と精子を取り出して受精させ、受精卵の卵割(細胞分裂)を顕微鏡でじっくり観察しました。細胞膜がくびれて、細胞が2つに分裂する瞬間に立ち会うことができ、感動している生徒もいました。さらにオタマジャクシの形をした幼生(前日に受精させたもの)も観察し、ホヤが脊椎動物に近縁であることを実感してもらいました。
 今回のカタユウレイボヤは東京大学三崎臨海実験所より提供していただきました。今後も、生物の形態の多様性や進化に触れる講座を検討していきたいです。

 

第3回サタデープロジェクト(10月9日)

 

マジックケミストリー ~タイムマジック~

 本企画では、「マジックケミストリー ~タイムマジック~」と題して、ヨウ素酸カリウム水溶液と亜硫酸水素ナトリウム水溶液との反応時間を操作する実験を行いました。この反応は時計反応といって、濃度や温度を調節することで、反応にかかる時間を操作することができます。基礎実験を行って、反応時間と濃度の関係性・法則性を確認し、法則性を利用して17秒ちょうどで反応が起こる条件を求めました。求めた条件になるように、薬品を調整して、反応をスタートさせました。すると、見事、誤差1秒以内に収まる好記録となりました!
 最後には、世にも珍しい『振動反応』を見てもらい、振ると青色に変化する『ブルーボトル』をお土産に持って帰ってもらいました。色が鮮やかに変化するのが化学実験の醍醐味の一つです。存分に楽しんでもらうことができました。


アラビア語講座

 アラビア語は、国連の公用語に指定されているにもかかわらず、日本では肩身の狭い思いをしているマイナー言語です。世界情勢が切迫してくるとテレビによく出てくるので、悪い印象が持たれやすい言語で、世界の主流言語の中でも習得が難しいとされる言語でもあります。そんなマイナーで難解な言語に挑戦しようとたくさんの好奇心旺盛な生徒が集まってくれました。
 実際、20世紀の西洋絵画の巨匠パブロ・ピカソが、アラビア書道のその芸術性を高く評価したように、アラビア語は深い芸術性を持つ、極めて美しく洗練された、本当にすばらしい言語です。
 講座では、アラビア文字と発音を学び、全員で協力しながらクルアーン(イスラームの聖典)をアラビア語で詠むことに挑戦した後、YouTubeで世界最高のクルアーン詠唱動画を観ました。講座の最後は、アラビア書道です。自分の名前をアラビア語で書き、それを芸術作品に仕上げました。非常にセンス溢れる作品が完成しました。


マネーセミナー

 参加者、生徒8名と先生2名。日本社会の現状を、お金がどのように動いているのかという点からわかりやすく解説。世界を視野に入れると、いかにこの国の未来が危ういのかが切実にわかるとともに、お金の持ち方、増やし方までスッキリする講義です。例年以上に質問が飛び出し盛り上がりました。












洛北古典漫遊

 洛北古典漫遊、先ずは平安京造営の基準点である船岡山を訪ねました。多くの古典・近現代の文学作品に登場する船岡山の歴史を探りながら山頂からの眺望を楽しみました。続いて世界文化遺産・金閣寺へと。好天に恵まれ、秋晴れに映える「金閣」の美しい姿が堪能できました。読書の秋、作品の舞台を訪ねてみることが、本への誘いの一つとなることを願っています。













キッチンサイエンス

 2回目となるキッチンサイエンスからは、滋賀大の加納研究室の皆さん、本職の菓子職人さんとのコラボレーションがスタートしました。テーマを「チョコレート」として、チョコレートの基礎知識の講義や顕微鏡での観察を行った後、成分の異なるチョコレートの食べ比べや、テンパリングの有無による違いを観察し、さまざまな疑問や観察結果の共有、3回目の実験研究にむけて仮説をたて、研究計画を立案しました。
よりツヤのある美味しいチョコレートの完成を目指して、「ブルームのでたチョコレートを救済する方法は?」「カカオバターの量が異なるとテンパリングの適切な温度は異なるのか?」など、各グループで第3回は研究を行う予定です。

 

第1回サタデープロジェクト(6月5日)

 

ステップアップスピーキング

英語のスピーキング力を段階的に向上させる活動を行いました。まずは英語のビンゴゲームでパートナーとの交流を深め、次に外見や状況、感情を描写するための様々な語彙を学びました。その後はそれらの語彙を用いて、探偵ゲームをしたり、キャラクターのイラストを描いたりしました。更に有名人の友人という設定で人物あてクイズを行いました。最後には導入→詳細→感想→結論の流れで自分のことについて語る短いスピーチを練習しました。参加者からは「説明や描写に必要な語彙が色々学べてよかった」、「イラストを描く活動が面白かった」、「普段の授業ではなかなかできないので、英語をたくさん話すことができてよかった」という感想が聞かれ、楽しみながらスピーキングのトレーニングをすることができました。


キッチンサイエンス

 科学の知識や考え方を使って、料理をもっと楽しく上手に作れるようになりたい!という目的で、探究活動を行う講座です。1回目となる今回作ったのは、「ガトーマジックショコラ」というメレンゲを使ったケーキ。温度や、加える物質、卵の新鮮度などいくつかの条件を比較しながら卵白を泡立て、気泡性や泡の持続性、メレンゲの見た目などを確認する実験も行いました。
今回はすでに与えられた課題と実験条件で考察を行いましたが、2回目以降は生徒の皆さんで課題設定や実験計画を考え、お菓子づくりにチャレンジしてもらう予定です!


4次元の図形を「見て」みよう

 我々は4次元の世界を認識することができません。直接見ることができないものに対しては、数学的な考察で対抗しましょう。 2次元の生物が3次元の世界のことを考察するには(つまり、3次元の図形を2次元にするには)、見取り図や展開図を書くことが多いです。では、4次元の立体の見取り図は3次元になって、我々でも見られるのでは?
当日は「1次元と2次元」「2次元と3次元」の関係についてじっくり考えたあと、3次元と4次元の関係を推測しました。その後、模型を用いて4次元の立方体や正多胞体についての計算を行いました。どの班も積極的に議論し、正しい結論を出すことができていました。


楽しい物理(波の性質)

 最初にウェーブマシーンを使って、反射、干渉、定常波など波の基本的な性質を目で見て理解しました。次に水面波の干渉、レーザー光線の干渉の様子を見て、自分たちが紙上に作図したものと同じ形になっていることで光も波の性質を持っていることに気づくことができました。その他、弦の定常波、気柱の共鳴、偏光のしくみ、光の波長と色などたくさんの実験を見て楽しむことができました。


見え方・色彩の科学

 人間の眼はレンズとスクリーンからなっていますが、それ以外の細かい機能が隠れています。今回のサタデープロジェクトでは、自分の目を使って8つの実験を行いながら、見え方の勉強をしました。自分の目は見えているようで意外に見えていないことを実感してもらったり、残像と色との関係の実験を行ったりしました。また、著名な画家の絵にもその体験したことが現れていることも示せたと思います。実際に自分の体を使った実験は体感できて楽しいものですね。


 
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