第18回分子科学討論会 高校生ポスター発表に参加

 

9月21()に、京都大学で行われた第18回分子科学討論会に、本校から、昨年度SHOOT Labにおいて京都工芸繊維大学の今野研究室に参加し合成した分子の蛍光について研究したチームとサイエンス部化学班が参加しました。討論会では特別講義、大学の先生方や大学院生とのランチ交流、ポスター発表が行われました(写真は分子科学会会長とポスターの前で)。ポスター発表では、他校の生徒だけでなく、来場した多数の大学の先生方や大学院生の方々に発表を聞いていただき、研究についてのアドバイスやお褒めの言葉をいただきました。学会発表は、自分たちの研究をたくさんの大人に見ていただける貴重な機会です。皆さんも、高校生だからといって臆することなく、ぜひ学会発表にチャレンジしてみてください。

 

自由すぎる研究EXPOで本校生徒が金賞他、多数入選!

 

自由すぎる研究EXPOとは、さまざまな業種の企業や大学等で活躍する大人たちが、それぞれの専門領域から多様な観点で生徒の探究を称賛するコンテストです。今年度は3,857件の応募の中から約500件が最終審査に選ばれました。本校から応募した5チームはすべて最終審査にすすみ、以下の賞を受賞することができました。

【金賞(アラビックヤマト賞)】和紙とこんにゃく糊を用いた気球素材の開発(SHOOT Lab)

【金賞(緑の下のまちづくり賞)】川から京都の景観を考える~100年後にも美しい景観を残すために~(課題探究)

【入選】マスメディアによる人々の脱毛観の変化~現代社会を生きる人々の価値観~(課題探究)

【入選】溶媒と溶質の変化が蛍光に与える影響(SHOOT Lab)

【入選】黄色のゴム状硫黄の生成方法とその要因(サイエンス部)

 

高校生SDGs/サステナビリティコンテストで研究実績部門銀賞・環境新聞社賞を受賞!

 

昨年度SHOOT Labで「和紙とこんにゃく糊を用いた気球素材の開発」について研究を行った2年生の上野瑠海さん、藤澤俊介さん、岡﨑周さん、桑原咲樂さんが、「高校生SDGs/サステナビリティコンテスト2024」に参加し、研究実績部門銀賞および特別賞としてさらに環境新聞社賞を受賞することができました。

一般的に合成高分子などで作成されている気球が海洋などに落下すると、生物に影響が出る可能性が高いですが、これを解決するために、環境負荷の少ない材料であるこんにゃく糊と和紙に着目して気球素材を開発した研究で、実際に気球を試作するなど行動力のある、チャレンジングな内容として評価していただきました。

 

2024 SHOOT Lab(研究室体験研修)を実施

 

本校のSSHの取組の中でも重点事業となるSHOOT Labが希望者28名(サイエンス科1年生14名・2年生1名、文理コース1年生5名・2年生8名)の参加のもと始まりました。この取組は、大学での最先端の研究現場を体験して科学の方法を学んだあと、自ら課題を設定して課題研究に取り組むプログラムです。6月から研究テーマにあわせた事前学習を本校指導教員のもとで行い、夏休み3日間の大学での研修を迎えました。大学研究室では、高校では見られない測定機器や分析装置を扱い、大量のデータを解析し考察する実習も行いました。ひと足早く大学生になった気分で、難しい計算や分析、考察なども班のメンバーで協力し、積極的に取り組めていました。この大学での研修をもとに、各班で課題を設定して事後学習を行い、年度末にポスター発表を行います。また、SHOOT Labは研究成果を校内にとどまらず、学会やコンテストなど外部で発表することも目標としています。昨年度も学会での発表を行いました。今年度も研究成果を幅広くアピールできる活動を期待します。

 

SHOOT Lab(高校1・2年研究室体験研修&課題研究)募集開始!

 

SHOOT Labは、Science(科学)、Hypothesis(仮説)、Observation (観察)、Operation(操作)、Theorization(理論化)、Laboratory(研究室)の略で、大学の研究室体験だけでなく、事前学習・事後の追加実験(考察)・成果物のまとめ(ポスター発表)を体験できる洛北SSHイチオシのスペシャル企画です。今年度は、夏休みに京都工芸繊維大学、京都府立大学の研究室(5研究室)を3日間訪問して「最先端の研究」を体験し、その研修をもとに課題研究をすすめます。

 

令和5年度京都府立洛北高等学校 課題研究発表会

 

3月12日(火)に課題研究発表会を開催しました。課題探究Ⅱ、SHOOT Lab、サイエンス研究で行っている課題研究の発表に加え、園部高校の発表、さらには南陽高校・福知山高校のポスター・スライドを掲示し、多彩なポスターが会場を埋め尽くしました。当日は、あいにくの雨天にも関わらず、本校SSH運営指導委員をはじめ、SHOOT Labやアドバンスセミナーでお世話になっている大学研究員および大学院生に加え、全国各地の高校から合わせて55名の方に参加いただきました。見学生徒も320名の本校中高生が参加し、たいへん盛況な発表会となりました。発表会場では、和紙で作成した気球を浮かせる実演など、会場がたいへん賑わっていました。

 

2023年繊維学会秋季研究発表会 高校生セッション

 

11月25日(土)に、繊維学会秋季研究発表会高校生セッションに高校1年生4名が参加しました。この4名は夏休みに行ったSHOOT Labの京都府立大学細矢研究室での研修をもとに、成層圏到達を目標とした、こんにゃく糊と和紙を使った環境にやさしい気球の開発を継続して行っています。今回のセッションでは、気球用紙に必要な条件を満たす紙の作成方法や実験の結果を研究成果として発表しました。大学の先生方や企業の繊維に関わる研究者の方と活発に意見交流を行い、「気球以外の用途も考えられる良いテーマだと思います。研究の発展を楽しみにしています。」とのコメントもいただくことができました。

 

SHOOT Lab(研究室体験研修)を実施

 

 7月31日(木)~8月9日(水)の3日間、京都府立大学・京都工芸繊維大学の6研究室で、SHOOT Labのメインの取組となる研究室体験研修を実施しました。SHOOT Labは、大学の研究室を訪問して最先端の研究現場を体験することで「科学の方法」を学び、高校に持ち帰ってから自ら課題を設定して研究を継続することで、課題研究の手法を体得していくプログラムです。 

 「府内産物・技術で宇宙ビジネスに参入できるか?」や「光を放つ分子とは?-分子構造と発光特性の関係について学ぶ-」などをテーマとした総合科学・物理・化学・生物分野の研究に、サイエンス科・文理コースの1・2年生30名が大学での高度な研究に挑みました。ある班では、府内産の和紙とこんにゃく糊を使った気球を、どうすれば宇宙空間で持続して滞在させることができるか、という課題に真剣に取り組んでいました。

 このあと、研修で得た疑問や、さらに深く探りたい内容について、仮説を設定し、追加実験を行い、その研究成果をポスターにまとめて年度末に発表します。洛北のSHOOT Labで、探究する力に磨きをかけ、たくましく成長していくことを期待しています。

 

SHOOT Lab参加者募集が始まりました!

 

「大学・研究機関の研究室を訪問して実験を中心とした研修を行い、最先端の研究現場を体験して、"科学の方法"を学び、自ら課題を設定して研究を継続することで、課題研究プログラムの手法を体得する」ことを目的とした研究室体験研修を7月31日(月)~89日(水)のうちの3日間、京都工芸繊維大学、京都府立大学の6研究室で実施します。「SHOOT Lab」とは、Science(科学)、Hypothesis(仮説)、Observation (観察)、Operation(操作)、Theorization(理論化)をLaboratory(研究室)で本格的に研究活動を体験する企画です。事前学習、事後の追加実験(考察)、成果物のまとめ(ポスター発表)を行い、研究の道の第一歩を踏み出すための洛北オリジナル企画です。5月11日(木)に参加希望生徒向けの説明会を実施しました。

 

令和4年度 SHOOT Lab 研究発表会

 

3月10日(金)SHOOT Labで研究した成果をポスターにまとめて発表会を行いました。

 
洛北SSH 洛北高校
カテゴリ・リスト
クリックで子カテゴリが表示されます。
COPYRIGHT (C) 京都府立洛北高等学校・洛北高等学校附属中学校