サイエンスⅠ(中高一貫コース・1年後期)

 

 中高一貫コース1年生は、総合的な学習の時間として「サイエンスⅠ」を履修します。
サイエンスⅠでは、2年次の「サイエンスⅡ」の準備として、物理・化学・生物・数学の4分野の基礎実習を通して、様々な「科学の方法」を学びます。
後期からの取組です。

 

平成27年度「サイエンスⅠ」のガイダンス実施

 

 10月14日(水)6校時に「サイエンスⅠ」についてのガイダンスを実施しました。まず始めに高校2年生で取り組む「サイエンスⅡ」の説明があり、その準備としてこの「サイエンスⅠ」が位置づけられていることを確認しました。
中高一貫コース1年生79名が3つのグループに分かれ、グループごとに物理・化学・生物・数学の4分野を順番に体験していきます。(1分野=2時間×3回が4分野で合計24時間)

 

特別講義

 

最新の科学研究の一端に触れ、科学に関する多面的な視野を身に着けることを目的に、研究機関から講師の先生をお招きして特別講義を実施します。

  • ■「太陽の脅威とスーパーフレア」
    京都大学大学院理学研究科 附属花山天文台長 教授 柴田 一成 氏
  • ■「生成関数の世界」
    京都大学大学院理学研究科 教授 森脇 淳 氏
  • ■京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科高分子機能工学部門 教授 堤 直人 氏
 

京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科材料化学系 堤 直人 教授「SSHで学ぶ研究の意義」

 

 2月3日(水)5、6校時に京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科材料化学系 堤 直人 教授による特別講義「SSHで学ぶ研究の意義」を実施しました。
 まず学部4年間、修士課程2年間、博士課程3年間という大学入学後のしくみを説明していただきました。
その後、サイエンスという言葉が理数系を意味すると考える人が多いが実際にはもっと広い意味を持つ言葉であること、研究をする時のフローチャートなど、「研究」について様々なことを教えていただきました。
 後半では材料化学の分野から、光の屈折や偏光を利用して色を作り出す仕組みを解説し、実物を見せていただきました。
 生徒からは「どのような仕組みで研究がなされているかわかった」「研究職に興味を持った」などの声があがりました。

 

京都大学大学院理学研究科 附属花山天文台長 柴田一成教授「太陽の脅威とスーパーフレア」

 

 10月21日(水)5、6校時に京都大学大学院理学研究科 附属花山天文台 柴田一成教授による特別講義「太陽の脅威とスーパーフレア」を実施しました。
柴田先生の講義は太陽の黒点の話から始まり、その後太陽から吹き出るフレアの話題になりました。
また、太陽の様子を音楽に合わせた映像を見せていただき、最後に大きなエネルギーを持つ「スーパーフレア」の脅威についてのお話をしていただきました。
附属中学校2年の時にも柴田先生の講義を受けた生徒たちでしたが、英語科での事前学習の効果もあってか、以前よりも深く知ることができたという声が多くありました。

 

取組の様子

 

10月28日(水) 5、6校時

数学分野
物理分野
化学分野
 
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