数学α特別講義「コンピュータービジョン最先端~人映像解析~」

 

 12月19日(月)5・6校時に高校1年生文理コースを対象に、大阪大学理事副学長 八木康史先生による数学特別講義「コンピュータービジョン最先端~人映像解析~」を実施しました。個人ごとで体型や歩行パターンが異なることに着目した個人認証技術である歩容認証技術とその鑑定利用など、最先端の興味深いお話をはじめ、科学研究に取り組むスタンスや社会に応用されるまでの道筋、研究者としての豊富な体験談をお話ししていただきました。数学を含む科学を学んでいくことの大切さを実感することができたのではないでしょうか。

 

生命科学基礎特別講義「『免疫』味方?それとも敵?」

 

 3月13日(月) 高校1年生文理コースを対象に、京都大学理事・副学長 稲葉カヨ先生による特別講義「『免疫』味方?それとも敵?」を行いました。
 たくさんのウイルスや細菌に対応する仕組みや、樹状細胞の働きがどのように解明されたのか、免疫の仕組みをがんの治療などに利用できるのではないか、といった新しい研究のお話をしていただきました。花粉症など身近な話題も多く、生徒達は熱心に講義を聴いていました。

 

生命科学基礎特別講義「福井県の恐竜化石発掘について」

 

 6月2日(木)に1年文理コースの生徒を対象に、福井県立恐竜博物館の湯川弘一先生による特別講義「福井県の恐竜化石発掘について」を実施しました。
 化石の発掘・研究がどのように行われるのか、なぜ福井県からたくさんの恐竜が発見されるのか、化石はどのようにできるのか等を詳しく教えていただきました。生徒達は、発掘といえば、映画のように砂に埋もれたたくさんの恐竜の骨を刷毛でサラサラ掃き出していく、というイメージが強かったようで、重機でガラガラと露頭を崩しながら、バラバラになった骨は接着剤でくっつけるという発掘の動画を見て、とても意外そうでした。
 7月には実際に福井県恐竜博物館に行き、実際の発掘現場で発掘体験・地層の観察などを行い、博物館の見学をする予定です。

 

洛北サイエンス校外学習

 

「福井県立恐竜博物館ツアー」(高校1年文理コース)

 7月11日(月)に高校1年生文理コースの生徒を対象に、「福井県立恐竜博物館ツアー」を実施しました。
 実際の発掘現場の地層を見学し、研究員の方の指導の下、ハンマーを持ち発掘を行うという貴重な体験を行い、貝や植物、骨片などの化石を発見することができました。6月の特別講義の際に発掘の様子もお伺いしていましたが、地層を見るのも岩石をハンマーで割るのも初めてという生徒も多く、体験することで驚くことや気づくこともあった様子でした。
 また、博物館の展示を見学し、たくさんの化石やサンプルからどんな研究がされているのか、恐竜、生物の進化、環境についてなど各自のテーマに基づき学習を行いました。小学生の頃に、家族と訪れたことのある生徒も何人かいる様子でしたが、高校生になり、生命科学や地球科学の知識を身につけた後で博物館の様々な化石や岩石をじっくり観察することで、改めて発見することや考察することが多かった、疑問を持ったのでもっと詳しく知りたい、という意見を多く耳にしました。

生命科学基礎特別講義「福井県の恐竜化石発掘について」
 
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