6月6日(土)に第1回サタデープロジェクトを実施し、たくさんの生徒が参加してくれました。各プロジェクトの様子をご紹介します。
3D CADを学ぼう!
3D CADを学ぼう!では、「Fusion」という3D CADアプリを使用して、3Dデザインの方法を学びました。ほとんど全員が初心者ですが、原理を理解しながら、最終的には思い思いの3Dデザインを作ることができていました。1つのデザインを作るには何通りもの方法があり、より簡単な方法や、やりやすい方法を紹介しながら、そのスキルを向上させました。難しいながらもデザインの方法を学ぶことができて生徒は充実感を得ていました。
3次方程式の解の公式を作る
2次方程式の解の公式、解と係数の関係、それと3乗根について説明したのち、3次方程式の解の公式を導きました。計算過程はかなり複雑でしたが、何とか全員が解の公式の導き方を理解できたと思います。実際に解の公式を使ってみると、使い心地は悪く、教科書に載っていない理由を実感していました。 3次方程式が実数解のみをもつかどうかの判別式や、4次方程式の解の公式にも触れ、数学の奥深さを体験した会となりました。
古典×理科で考える口紅のひみつ
古典に出てくる「紅(べに)」をテーマに、平安時代の化粧の価値観について学んだり、「紅」が化粧だけでなく衣服や和歌など、さまざまな場面で使われていることに気づいたりしながら、幅広い視点で学びを深めました。
紅がどのように変化してきたのかを見ていくと、その背景には、時代ごとの「美しさ」のとらえ方や、ものづくりの工夫があることが見えてきます。
また、実際に紅花から赤い色素を取り出す実験も行い、昔の「紅」がどのように作られていたのかを、理科の視点から考えました。古典の表現と実験の結果を行き来しながら、「美しさ」とは何かをさまざまな角度から考えることができました。
参加した生徒からは、「実験を通して、赤い色がこんなに貴重だとは思わなかった」「古典に書かれていることを科学的に確かめるのが面白かった」「文系と理系の両方の学びができて楽しかった」といった声が多く聞かれ、興味をもって積極的に質問する様子も見られました。
こうした学びを通して、身近なことを科学的に考えるきっかけにもなったようです。普段の古典の学習に少し違った視点を取り入れることで、より楽しく、より深く学べるのではないかと感じています。
地形図を読む
京都人にとっては馴染みの大文字山。今回は火床を通る普通のコースを外れて,いわゆる「裏大文字」と呼ばれる北側からのコースで頂上へ直登しました。実は大文字山の北側は,尾根と谷が複雑に入り組んだ,この辺りでは屈指の難しいコースです。尾根道,谷道,巻道,地図とコンパスを頼りに16名全員が無事登頂しました。途中,地質や地形,岩石などについて地学科の井上先生からも色々教えていただき,実り多き半日を過ごしました。
野菜の品種改良
普段何気なく口にしている野菜には、品種改良によって多くの有用な性質が付与されています。今回は、品種改良を行う種苗会社がどのような仕事をしているのかについてら説明しました。また、「桃太郎トマト」の開発秘話の後、うどんこ病に強いカボチャの新品種育成について、実際の研究の体験談を交えて話をしました。参加者からは、「生物についての企画があればぜひ参加したいし、植物ともっと触れ合いたいと思った」「生物(植物)がとても面白いと感じた」「また生物分野の企画に参加したい」など、多くの前向きな感想が寄せられました。参加者同士で積極的に意見交換を行う姿も見られ、大変印象的でした。