みやこサイエンスフェスタ

 

6月9日(日)に京都大学百周年記念ホールおよび国際交流ホールにおいて、スーパーサイエンスネットワーク京都校9校が集い、研究成果を交流する「みやこサイエンスフェスタ」に、本校から昨年の課題探究Ⅱで取り組んだ3チームが参加し、発表を行いました。テーマは、「音力発電で地球にsounds good!~圧電素子の設置環境と発電量の関係に関する研究~」、「ゼブラフィッシュ (Danio rerio) の記憶に関する研究」、「ワイセンベルグ効果を利用した粘弾性流体における架橋密度と第一法線応力差間の関係の調査」で、いずれも校内選考を突破した本校を代表するチームの発表です。3チームとも奨励賞を受賞し、今後の活動につながる発表会となりました。なお、このうちの1チームは8月に開催されるSSH生徒研究発表会に参加します。

 

サイエンスチャレンジ 科学オリンピック対策講座開催

 

化学グランプリの問題に挑戦!

 5月8日(水)の放課後に対策講座として、2022年度の過去問題の第2問(銀塩カメラを題材とした問題)を解きました。苦戦しながらも、なんとか解ききることができました。化学グランプリと聞くと、「習ったことがない難しい問題」というイメージがあるかもしれませんが、高校で習う化学の知識とリード文の内容を組み合わせて解くことができる問題も多くあります。皆さんの知識を試しながら、化学の面白さに触れる絶好のチャンスです。

生物学オリンピックに挑戦しよう!

 日本生物学オリンピックは、国際生物学オリンピックの日本代表選考を兼ねて行われている大会ですが、本校からはこれまでに、日本代表1名(国際生物学オリンピック2020リモート大会 銀メダル)をはじめ、日本代表候補1名、金賞受賞者も多数輩出しています。あなたの生物学の知識を試す絶好の機会です。既にエントリーが始まっていますが、サイエンスチャレンジ「生物学オリンピックに挑戦しよう!」では、参加のための手続きとともに、過去問題の演習や勉強の仕方、参考図書などについて解説していきます。皆さんも、本選が行われる熊本、そして、来年度第36回国際生物学オリンピックが開催されるフィリピンを目指して、ぜひ、挑戦してください。

物理チャレンジにチャレンジしよう!

 今年度も10名近くの生徒が物理チャレンジに挑戦しています。今回のレポート課題は「身のまわりの運動を調べてみよう」という課題で、多重振り子などさまざまな運動を創意工夫しながら調べています。本格的なレポートを書くのが初めての人も多く、大変な課題だと思いますが、楽しみながら頑張ってほしいです。

 

SDGs探究AWARDS 2023で審査員特別賞受賞!

 

 サイエンス科3年生(長澤晟行さん、東口芽倭さん、清水雪花さん、齋藤さくらさん)が快挙です!2年次の課題探究Ⅱで研究した内容「おからからアンモニアを作る?!〜産業廃棄物を利用したCO2削減〜」が「SDGs探究AWARDS2023」で審査員特別賞に選ばれました。近年、燃料として注目されているアンモニアを、納豆菌を混ぜたおからから発生させる方法についての研究でした。アンモニアの定量や密閉容器の制作、添加物の影響など苦労が多く、においに耐えながらの実験でしたが、SDGsの観点からも高い評価を得ることができました。

 

科学技術コンテスト(科学系オリンピック)表彰!

 

昨年度後半に行われた科学系オリンピックに参加した生徒のうち、第16回日本地学オリンピックに参加した田渕光希さん(2年)が銀賞、第34回日本数学オリンピックに参加した藤澤俊介さん(2年)がAランク、日本言語学オリンピック2024に参加した桑原紫櫻さん(3年)が銀賞を受賞しました。    

今年度も、サイエンスチャレンジ等で科学系オリンピック参加をサポートする取組を実施しています。ぜひ、世界中の仲間と競いあうチャンスに向かって挑戦してみましょう!

 

サイエンス部化学班が「高校生理科研究発表会」で発表

 

2月18日(日)にサイエンス部化学班が「黄色のゴム状硫黄の生成方法とその要因」というタイトルで発表を行いました。発表会には、公立私立あわせて7つの学校から15本の発表があり、互いに研究内容について発表し交流しました。1年生たちにとっては初めての外部発表の場であり、緊張した面持ちでしたが、堂々と発表を終えることができました。発表後には交流の時間があり、グッジョブカードの交換を通じて互いの研究をたたえあいました。

 

高校生SDGs健康アイディア・コンテスト2023で最優秀賞受賞!

 

昨年度課題探究Ⅱで「食糧が足りなくなる!?SOY じゃ大豆はどうだいず?」の研究を行った高校3年生が「HBG 高校生 SDGs 健康アイディア・コンテスト 2023」で最優秀賞を受賞しました。牛や豚などの食肉の生産はエサとなる穀物や水が大量に必要となるため、環境負荷の高さが問題視されており、それを改善するための代替肉として期待されている「大豆ミート」を美味しく食べられるレシピの開発や評価を行った研究です。来年度の課題研究のテーマを何にしようか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?大豆ミート班のように、社会課題解決のために自分達に身近なところで何かできることはないかな?という視点で研究を始めてみるのもひとつですね!

 

第16回日本地学オリンピック 本校生徒が本選出場!

 

地学オリンピックは、毎年行われる高校生を主な対象とした地質や天文、海洋などの地学に関した問題を解く能力を競う大会です。今年度1月21日()に行われた二次予選の結果、高校1年の田渕くんが3月10~12日に茨城県つくば市で実施される本選に出場が決まりました。代表4名に選ばれると、8月に行われる国際大会に出場できます。地学オリンピックの一次予選はオンラインで実施されるマークシート形式です。小学生から受験できる大会なので、石や化石、宇宙などに興味がある人はぜひ、来年度出場を考えてみてくださいね!

 

第34回日本数学オリンピック 本校生徒がAランク、本選出場!

 

1月8日(祝)に行われた日本数学オリンピック(JMO)に本校の高校生11名が、日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)に本校生徒中学生7名が出場し、高校1年藤澤くんがAランクを獲得して本選に出場しました。昨年度より多くの生徒が参加してくれて盛り上がりました。来年度も数学関連のイベントにぜひ参加してみてほしいと思います。

 

第23回日本情報オリンピック 本選出場!・第4回女性部門本選・敢闘賞受賞!

 

当オリンピックの本選会に高校2年1組の宮奥創太さんと女性部門本選会に高校1年1組上野瑠海さん、小島 葵さん、田畑日奈子さん、藤川真綾さんが出場、女性部門では田畑さんが敢闘賞の成績を獲得しました。フィンランドから世界にプログラミング教育の普及へ尽力されたリンダ・リカウスさんも女性です。競技の成績も大切ですが、リンダさんのように、将来、多くの人にプログラミングを通して何か良き影響を与えてほしいです。これはジェンダーに関係なく今年度の高1生は半年かけて複数の言語のプログラミングを学習し、検定資格も得ています。今年度の情報オリンピックには多くの洛北生が挑戦しました。皆さんが情報の授業やオリンピック等で培ったその努力を、将来、誰かのために役立ててくれることを願います。

 

2023年繊維学会秋季研究発表会 高校生セッション

 

11月25日(土)に、繊維学会秋季研究発表会高校生セッションに高校1年生4名が参加しました。この4名は夏休みに行ったSHOOT Labの京都府立大学細矢研究室での研修をもとに、成層圏到達を目標とした、こんにゃく糊と和紙を使った環境にやさしい気球の開発を継続して行っています。今回のセッションでは、気球用紙に必要な条件を満たす紙の作成方法や実験の結果を研究成果として発表しました。大学の先生方や企業の繊維に関わる研究者の方と活発に意見交流を行い、「気球以外の用途も考えられる良いテーマだと思います。研究の発展を楽しみにしています。」とのコメントもいただくことができました。

 
洛北SSH 洛北高校
カテゴリ・リスト
クリックで子カテゴリが表示されます。
COPYRIGHT (C) 京都府立洛北高等学校・洛北高等学校附属中学校