令和4年度 みやびサイエンスガーデン参加

 

11月12日(土)京都工芸繊維大学で、スーパーサイエンスネットワーク京都校南部(洛北・嵯峨野・桂・桃山・南陽・亀岡・鴨沂・北嵯峨・園部)が、課題研究の内容を共有する機会として設けられた「みやびサイエンスガーデン」に参加しました。洛北高校からは、課題探究Ⅱの化学・数学・物理地学・生物分野の20チームがポスター発表を行いました。自分たちの研究について発表し、アドバイスをいただくとともに、他校の発表を聞き、自分たちの研究の参考とする機会を得ることができ、今後の研究に向けて、とても有意義な一日となりました。また、今年度は、洛北・桃山・嵯峨野高校の卒業生が、大学や大学院での研究内容を発表する「卒業生発表」があり、先輩たちの口頭発表に興味津々で聴き入っていました。

 

課題探究Ⅱ アドバンスセミナー

 

課題探究Ⅱの中間発表にあたるアドバンスセミナーが10月20日(木)に物理地学分野で、10月27日(木)に化学・環境・数学・生物分野で、大学教員および研究所研究員や大学院生、卒業生の参加のもとで行われました。大学教員・研究所研究員や大学院生からは、研究の専門的な立場から、卒業生からは、実験方法やポスターの書き方など、これまで洛北高校で経験した事柄も踏まえてアドバイスをいただきました。このあと、後半の課題研究や考察・まとめに向けて、たいへん有意義なセミナーとなりました。

 

課題探究Ⅰ特別講義「文系と理系の間:課題解決型研究のすすめ」

 

京都大学が高大接続・高大連携活動の一環として、全国的に展開している「学びコーディネーター事業」を活用して、10月25日(火)の課題探究Ⅰの時間に、京都大学大学院総合生存学館 博士後期課程の土田亮さんをお招きしました。「課題とは何か?」「解くべき課題とは何か?」「研究はどう進めるか?」など、これから学校や社会で考えて生きるためのスキルについてお話しして頂きました。生徒は感想の中で、「課題に対する問いの設定について学ぶことができた」「自分にはない視点を教えてもらえる良い機会になった」などと述べていました。課題探究Ⅰでは、基礎実験が終わり、各分野でミニ課題研究が進行中です。学んだことをこれからの課題探究の時間に生かしていきましょう。

 

京都Scienceコミュニティ連携企画「ペーパークレーンコンテスト」

 

10月22日(土)にペーパークレーンコンテストを実施しました。この企画は府立高校の京都Scienceコミュニティというネットワークに所属する高等学校・附属中学校の生徒なら誰でも参加できる企画で、科学的な思考をもとに競技する企画です。本年度は5つの学校から合計18チームが参加しました。今回のテーマは「ペーパークレーン」。クレーンに吊り下げることができたおもりの質量とその構造から、各チームの作ったクレーンを得点化して互いに競い合いました。互いのアイデアに刺激されながら、サイエンスの力を競いあって大変盛り上がりました。今年度は昨年に引き続き、洛北高校のサイエンス部チームが優勝!2位には南陽高校附属中学校のチーム、3位には園部高校附属中学校のチームがそれぞれ入賞しました。科学する心とチャレンジ精神があれば、中学生でも大健闘できます!来年も是非参加してくださいね!

 

森林環境プログラム2022参加

 

嵯峨野高校が主催する森林環境プログラム2022に、第1回の9月23日、および、第2回の10月15日の2日間にわたって参加しました。研修場所は京都市右京区の嵯峨野高校校有林で、愛宕山の近くにある広大な森林です。

第1回は、校有林付近の地形がどのように形成されてきたかという歴史について、および、嵯峨野高校が校有林をフィールドとして行っているサイエンス部の活動と課題研究の内容について講義をしていただきました。第2回は、山と人との関わりについて講義していただいた後、土壌断面を観察するフィールドワークを行いました。参加生徒は、嵯峨野高校校有林というフィールドを通して地学、生物、地理歴史分野の様々な知識、教養を身につけることができました。

 

SHOOT LAB(研究室体験研修)

 

7月29日(金)から8月19日(金)の期間中、指定の3日間、大学研究室体験研修を行いました。新型コロナ感染拡大の影響が懸念されましたが、3年ぶりにすべての日程で研修を終えることができました。生徒たちは、「大学での研究や大学進学のイメージができた」など普段、体験できない充実した3日間を過ごしました。このあと、追加実験・事後学習を行い、年度末に研究成果をポスターにまとめて発表します。

 

化学グランプリ二次試験にチャレンジ!

 

7月26日(火)に、東京都立多摩科学技術高等学校とZoomで繋いで、化学グランプリの二次試験を体験するワークショップに参加しました。パックテストやキレート滴定を用いて、水の硬度を測定する実験をしましたが、苦戦しながらも、最後までやり遂げることができました。全国の高校生と実験結果を共有しながら学びを深めることができました。

 

第1回ラグランジュの会

 

6月22日(水)に、京都大学名誉教授の上野健爾先生にオンラインで数学の講義を行っていただきました。ラグランジュの会のメンバーからは中学生5名が参加し、「ポンスレの閉形定理」についての講義を受けました。中には、まだ習っていない内容も含まれていましたが、講義を聴きながら手を動かし、何とか理解しようという姿勢が見て取れました。また、講義には、本校の他にも福知山高校も参加しました。

 

令和4年度「みやこサイエンスフェスタ」に参加

 

6月12日(日)京都大学百周年記念ホールにおいて、府立サイエンスネットワーク校9校(嵯峨野高校・桂高校・桃山高校・南陽高校・亀岡高校・福知山高校・西舞鶴高校・宮津天橋高校宮津学舎・洛北高校)が参加し、課題研究について成果発表を行う「みやこサイエンスフェスタ」が開催されました。本校からは昨年度の課題探究Ⅱで取り組んだ3チームが口頭発表しました。一昨年度は中止、昨年度はオンラインでの実施でしたが、本年度は参加校の前で、対面で発表することができ、充実した時間を過ごすことができました。

 

令和3年 京都みやびサイエンスフェスタ・マスガーデン

 

今年度のみやびサイエンスフェスタとマスガーデンが11月13日に開催されました。みやびサイエンスフェスタは、スーパーサイエンスネットワーク(SSN)京都校南部(洛北・嵯峨野・桂・桃山・南陽・亀岡高校)の生徒が一同に会して課題研究の発表会を行って内容を共有し交流する一大イベントで、またマスガーデンは数学分野に特化した発表会ですが、参加校には福知山・西舞鶴・宮津・宮津天橋(宮津学舎)の北部各校も加わります。昨年度はコロナ禍のため(またしても)、ディスカッションなし人数制限完全入れ替え制でしたが、晴れて(感染対策を取りつつ)活発なディスカッションが行われ、いつもの盛況が戻ってきました。洛北高校からはサイエンス科の高校2年生約50名が参加し、課題探究Ⅱの完成に向けて強力なブースターを獲得して、元気よく帰ってきました。

 
洛北SSH 洛北高校
カテゴリ・リスト
クリックで子カテゴリが表示されます。
COPYRIGHT (C) 京都府立洛北高等学校・洛北高等学校附属中学校