課題探究Ⅰ特別講義「文系と理系の間:課題解決型研究のすすめ」

 

京都大学が高大接続・高大連携活動の一環として、全国的に展開している「学びコーディネーター事業」を活用して、10月25日(火)の課題探究Ⅰの時間に、京都大学大学院総合生存学館 博士後期課程の土田亮さんをお招きしました。「課題とは何か?」「解くべき課題とは何か?」「研究はどう進めるか?」など、これから学校や社会で考えて生きるためのスキルについてお話しして頂きました。生徒は感想の中で、「課題に対する問いの設定について学ぶことができた」「自分にはない視点を教えてもらえる良い機会になった」などと述べていました。課題探究Ⅰでは、基礎実験が終わり、各分野でミニ課題研究が進行中です。学んだことをこれからの課題探究の時間に生かしていきましょう。

 

京都Scienceコミュニティ連携企画「ペーパークレーンコンテスト」

 

10月22日(土)にペーパークレーンコンテストを実施しました。この企画は府立高校の京都Scienceコミュニティというネットワークに所属する高等学校・附属中学校の生徒なら誰でも参加できる企画で、科学的な思考をもとに競技する企画です。本年度は5つの学校から合計18チームが参加しました。今回のテーマは「ペーパークレーン」。クレーンに吊り下げることができたおもりの質量とその構造から、各チームの作ったクレーンを得点化して互いに競い合いました。互いのアイデアに刺激されながら、サイエンスの力を競いあって大変盛り上がりました。今年度は昨年に引き続き、洛北高校のサイエンス部チームが優勝!2位には南陽高校附属中学校のチーム、3位には園部高校附属中学校のチームがそれぞれ入賞しました。科学する心とチャレンジ精神があれば、中学生でも大健闘できます!来年も是非参加してくださいね!

 

森林環境プログラム2022参加

 

嵯峨野高校が主催する森林環境プログラム2022に、第1回の9月23日、および、第2回の10月15日の2日間にわたって参加しました。研修場所は京都市右京区の嵯峨野高校校有林で、愛宕山の近くにある広大な森林です。

第1回は、校有林付近の地形がどのように形成されてきたかという歴史について、および、嵯峨野高校が校有林をフィールドとして行っているサイエンス部の活動と課題研究の内容について講義をしていただきました。第2回は、山と人との関わりについて講義していただいた後、土壌断面を観察するフィールドワークを行いました。参加生徒は、嵯峨野高校校有林というフィールドを通して地学、生物、地理歴史分野の様々な知識、教養を身につけることができました。

 

SHOOT LAB(研究室体験研修)

 

7月29日(金)から8月19日(金)の期間中、指定の3日間、大学研究室体験研修を行いました。新型コロナ感染拡大の影響が懸念されましたが、3年ぶりにすべての日程で研修を終えることができました。生徒たちは、「大学での研究や大学進学のイメージができた」など普段、体験できない充実した3日間を過ごしました。このあと、追加実験・事後学習を行い、年度末に研究成果をポスターにまとめて発表します。

 

化学グランプリ二次試験にチャレンジ!

 

7月26日(火)に、東京都立多摩科学技術高等学校とZoomで繋いで、化学グランプリの二次試験を体験するワークショップに参加しました。パックテストやキレート滴定を用いて、水の硬度を測定する実験をしましたが、苦戦しながらも、最後までやり遂げることができました。全国の高校生と実験結果を共有しながら学びを深めることができました。

 

第1回ラグランジュの会

 

6月22日(水)に、京都大学名誉教授の上野健爾先生にオンラインで数学の講義を行っていただきました。ラグランジュの会のメンバーからは中学生5名が参加し、「ポンスレの閉形定理」についての講義を受けました。中には、まだ習っていない内容も含まれていましたが、講義を聴きながら手を動かし、何とか理解しようという姿勢が見て取れました。また、講義には、本校の他にも福知山高校も参加しました。

 

令和4年度「みやこサイエンスフェスタ」に参加

 

6月12日(日)京都大学百周年記念ホールにおいて、府立サイエンスネットワーク校9校(嵯峨野高校・桂高校・桃山高校・南陽高校・亀岡高校・福知山高校・西舞鶴高校・宮津天橋高校宮津学舎・洛北高校)が参加し、課題研究について成果発表を行う「みやこサイエンスフェスタ」が開催されました。本校からは昨年度の課題探究Ⅱで取り組んだ3チームが口頭発表しました。一昨年度は中止、昨年度はオンラインでの実施でしたが、本年度は参加校の前で、対面で発表することができ、充実した時間を過ごすことができました。

 

令和3年 京都みやびサイエンスフェスタ・マスガーデン

 

今年度のみやびサイエンスフェスタとマスガーデンが11月13日に開催されました。みやびサイエンスフェスタは、スーパーサイエンスネットワーク(SSN)京都校南部(洛北・嵯峨野・桂・桃山・南陽・亀岡高校)の生徒が一同に会して課題研究の発表会を行って内容を共有し交流する一大イベントで、またマスガーデンは数学分野に特化した発表会ですが、参加校には福知山・西舞鶴・宮津・宮津天橋(宮津学舎)の北部各校も加わります。昨年度はコロナ禍のため(またしても)、ディスカッションなし人数制限完全入れ替え制でしたが、晴れて(感染対策を取りつつ)活発なディスカッションが行われ、いつもの盛況が戻ってきました。洛北高校からはサイエンス科の高校2年生約50名が参加し、課題探究Ⅱの完成に向けて強力なブースターを獲得して、元気よく帰ってきました。

 

府立中高一貫教育校連携企画「パスタブリッジコンテスト」

 

11月6日(土)にパスタブリッジコンテストを実施しました。パスタブリッジコンテストは乾燥スパゲティとグルーガンを使って橋を作り、その強度のポイントを競う競技です。今回は府立中高一貫教育校の園部、洛北、福知山、南陽の4校からのべ17チームが参加し、オンライン・リアルタイムで競い合いました。

あらかじめ共有した作り方や橋の種類を参考に、設計図を書いて臨んだチームや、当日の勢いで作り上げていくチームなど様々で、中学生チームは2.85kgの重りにも耐える強度のブリッジを作り上げました。

最終的に洛北高校の1年生チームが最もポイントを獲得し、優勝となりました。アクティブに科学を学ぶよい機会となりました。

 

地球研オープンハウス

 

10 月 30 日(土)、「環境」をテーマに課題探究を行っているサイエンス科高校2年生が、総合地球環境学研究所のオープンハウスに参加しました。昨年同様オンラインでのオープンハウス企画となり、洛北高校のほか、北稜高校、宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校、宮崎県立宮崎大宮高校の 4 校が、一般の参加者や研究者にむけて、それぞれの探究活動の取組を 10 分の動画にまとめ紹介し、その後高校生同士が意見交流を行う企画でした。

宮崎と京都という、それぞれの地域性を活かした取組や高校生ならではの視点の研究も多かったため、質疑応答も盛り上がり、とても有意義で楽しい時間を過ごすことができました。

 
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