教職員のための探究ワークショップ(京都Scienceコミュニティ)

 

12月25日(水)に、探究活動を指導している先生たちの悩みや課題について、皆で解決案を自由に考える、ゲーム形式のワークショップ型の研修を京都Scienceコミュニティの企画として行いました。研修に参加した先生方からは、「色々な学校の課題研究の流れや方法を知り、課題研究の手順がわかった」、「どの先生も自分と同じように悩みを抱えながら指導しており、色んな学校の先生達や学校で共に前に進んでいる実感が持てた」などの意見があげられました。今後、各学校の探究活動がより良いものになることを期待したいと思います。

 

CoRE-2 2025京都カップ出場

 

サイエンス部のロボットチームが1月18日(土)、19日(日)に開催された、CoRE-2The Championship of Robotics Engineers-League2: 2025 京都カップに出場しました。今年度は、知恵産業創造の森および次世代ロボットエンジニア支援機構の支援のもと、ロボット機材の一式を支援していただき、初めてCoREに参加しました。ロボットは苦労しながらもなんとか完成し、他のチームと激しいバトルや協力・交流をすることができました。来年もチャレンジしたいと思います。一緒にロボット作りをしてみたい人はぜひサイエンス部まで!

 

洛北数学探究チャレンジ

 

12月15日(日)に京都府内の高校生・中学生を対象に、探究活動を数学を用いて体験する「洛北数学探究チャレンジ」を今年度も行いました。高校8班、中学10班、合計53名が校内外から参加してくれました。「2色交互に並べた石を動かして、同じ色同士が隣り合うようにできるか?できるなら最小手数は?」「班ごとに新たなルールを作って、自由に考察してみよう!」主催者側の想定を超えた面白い探究内容が見られて感心しました。アンケートには「時間が足りない」と大勢が言ってくれるほど、盛り上がりました。

 

英語ポスターセッション

 

12月18日(水)の56限に、高校2年生サイエンス科の生徒による英語ポスターセッションが開催されました。4月から取り組んできた課題研究について、英語のポスターを作成し、英語での発表に取り組みました。当日は、京都工芸繊維大学の特定教授である堤直人様をはじめ、京都工芸繊維大学の留学生15名をお招きし、発表について評価や質問をしていただきました。

 様々な国から来られている留学生の方々からは、「高校生とは思えないほど深い研究に驚きました。発表も堂々としていて、質問にも一生懸命答えてくれました。」、「大学でさらに研究し、グローバルに活躍してください。」といった感想や助言をいただきました。

 発表の最後には、留学生などの評価者が特に良かったポスターを選出しました。22のポスターの中から最優秀賞は3班の『Premium Ice Cream Producing Plant-based Ice Cream~』が受賞し、優秀賞は14班の『Can Pill Bugs Become "Beer Lovers"?Comparative Experiment of Smells that Attract Pill Bugs~』と18班の『Open LeveeChanging the Benefits of Flood Control~』の2つが選ばれました。発表後に行った生徒へのフィードバックから、英語で発表する機会は大変貴重で、今後の学びに役立つと感じている様子が伺えました。

 

2024 京都探究エキスポ

 

 京都府立・市立高校51校の高校生が一堂に会し、探究活動の成果発表を通じて交流する「京都探究エキスポ」が12月21日、国立京都国際会館にて開催されました。

 本校の生徒が、3本のポスター発表を行いました。また、本校から9名の生徒が京都探究エキスポの生徒実行委員会に所属し、開催に向けた準備、及び、当日の運営に尽力してくれました。

 当日は、高校生による探究活動の成果発表のほか、東京大学 松尾 豊 教授による講義や、高校生とのパネルディスカッションなどが実施されました。実行委員長として、本校サイエンス科2年生の河野くんも堂々とした挨拶を行いました。発表した生徒の皆さん、実行委員会のみなさんお疲れさまでした!

 

地球システム・倫理学会 第20回学術大会 シンポジウム

 

11月20日(水)に総合地球環境学研究所で開催された、地球システム・倫理学会のシンポジウムに課題探究Ⅱ環境ゼミのメンバーが参加しました。今回のシンポジウムのテーマは「人と地球の危機的状況を脱するためにー進化と文明の来し方行く末を考えるー」で、人文科学、自然科学、社会科学の視点から学際的に問題点を捉え、山極壽一地球研所長や福岡伸一教授をはじめ、多様な専門分野の人々で議論が行われました。高校生としての意見を求められたり、休憩時間に質問を受けたりする場面もあり、緊張する様子も見られましたが、様々な考え方に触れ、あらためて「環境のために自分達に何ができるか」、を考える良い機会にすることができました。

 

総合地球環境学研究所連携校合同発表会

 

11月4日()、本校にて宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校と地球研連携校合同発表会を行い、サイエンス科2年生の課題研究Ⅱ環境班が参加しました。本校の「コーヒーで消臭~家庭でできる消臭剤作り~」、「帰宅困難者に関する調査」、「カイロを用いた生活排水の浄化」、「性格診断におけるバーナム効果~あなたは性格診断に騙されていませんか?~」の4テーマの発表に対し、活発な議論が交わされました。五ヶ瀬中等教育学校も地域課題についての課題研究が発表され、研究の意義を考えさせられました。地球研の浅利美鈴教授にもアドバイスをいただき、様々な視点から良い学びを得ることができました。最後にはお互いの高校生活についても意見交流を行い、五ヶ瀬中等教育学校で行われる寮生活や大自然の中での高校生活を知るきっかけとなりました。

 

みやびサイエンスガーデン

 

11月9日(土)に、京都工芸繊維大学において、スーパーサイエンスネットワーク京都校(嵯峨野・桂・桃山・南陽・亀岡・園部・洛北)の生徒約550名が集い、課題研究についてポスター発表を行う、みやびサイエンスガーデンに参加しました。どの高校も時期的には研究の途中段階であり、悩みや不安を抱えながらの発表でした。本校生徒も自分たちの発表を行うとともに、他校の発表を聞くことを通じ、様々な共感や気づきを得ることができたと思います。「課題設定からそれぞれの班に個性があって刺激を受けた」、「指摘された事が的を射ている事が多く改善点に気づけた」など、今後の課題研究のまとめに向けて、たいへん良い機会となりました。

 

京都Scienceコミュニティ連携企画「ペーパーローラーコースターコンテスト」

 

10月26日(土)にペーパーローラーコースターコンテスト(PRCC)を実施しました。このコンテストは京都Scienceコミュニティに登録している高校間をオンラインでつなぎ、同時に科学競技を行うものです。今年度は京都府立高校だけでなく、全国のSSH校にも参加いただき、最終的に8道府県、16校、52チームのエントリーがありました。

当日は洛北高校・附属中学校含め熱い戦いが繰り広げられましたが、最終的に、124.9ptを獲得した宮崎県立都城泉丘高校のチームが優勝しました。来年度は内容を変えて実施予定です。洛北高校・附属中学校が優勝を奪還できるように、皆さんのエントリーをお待ちしています!

 

府立高校サイエンス部 連携交流 「学びのWEBラボ」

 

今年度、複数の府立高校サイエンス部が連携交流しながら探究活動を進める「学びのWEBラボ」がスタートしました。「学びのWEBラボ」は専門知識や物品についての支援を受けながら、複数の府立高校がオンラインでつながり、ともに学び、探究を深める新しい形の事業です。今年度は、洛北高校、西舞鶴高校、南陽高校、京都すばる高校、桃山高校、工業高校の生徒が参加しています。本校からは「プログラミングラボ」に2名、「ロボットラボ」に3名の生徒が参加しています。「学びのWEBラボ」には、他にも「気象ラボ」があります。写真は、生徒がロボットとプログラミングで作成したゲームアプリの画面とロボット操作写真です。

 
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