英語ポスターセッション

 

12月18日(水)の56限に、高校2年生サイエンス科の生徒による英語ポスターセッションが開催されました。4月から取り組んできた課題研究について、英語のポスターを作成し、英語での発表に取り組みました。当日は、京都工芸繊維大学の特定教授である堤直人様をはじめ、京都工芸繊維大学の留学生15名をお招きし、発表について評価や質問をしていただきました。

 様々な国から来られている留学生の方々からは、「高校生とは思えないほど深い研究に驚きました。発表も堂々としていて、質問にも一生懸命答えてくれました。」、「大学でさらに研究し、グローバルに活躍してください。」といった感想や助言をいただきました。

 発表の最後には、留学生などの評価者が特に良かったポスターを選出しました。22のポスターの中から最優秀賞は3班の『Premium Ice Cream Producing Plant-based Ice Cream~』が受賞し、優秀賞は14班の『Can Pill Bugs Become "Beer Lovers"?Comparative Experiment of Smells that Attract Pill Bugs~』と18班の『Open LeveeChanging the Benefits of Flood Control~』の2つが選ばれました。発表後に行った生徒へのフィードバックから、英語で発表する機会は大変貴重で、今後の学びに役立つと感じている様子が伺えました。

 

2024 京都探究エキスポ

 

 京都府立・市立高校51校の高校生が一堂に会し、探究活動の成果発表を通じて交流する「京都探究エキスポ」が12月21日、国立京都国際会館にて開催されました。

 本校の生徒が、3本のポスター発表を行いました。また、本校から9名の生徒が京都探究エキスポの生徒実行委員会に所属し、開催に向けた準備、及び、当日の運営に尽力してくれました。

 当日は、高校生による探究活動の成果発表のほか、東京大学 松尾 豊 教授による講義や、高校生とのパネルディスカッションなどが実施されました。実行委員長として、本校サイエンス科2年生の河野くんも堂々とした挨拶を行いました。発表した生徒の皆さん、実行委員会のみなさんお疲れさまでした!

 

地球システム・倫理学会 第20回学術大会 シンポジウム

 

11月20日(水)に総合地球環境学研究所で開催された、地球システム・倫理学会のシンポジウムに課題探究Ⅱ環境ゼミのメンバーが参加しました。今回のシンポジウムのテーマは「人と地球の危機的状況を脱するためにー進化と文明の来し方行く末を考えるー」で、人文科学、自然科学、社会科学の視点から学際的に問題点を捉え、山極壽一地球研所長や福岡伸一教授をはじめ、多様な専門分野の人々で議論が行われました。高校生としての意見を求められたり、休憩時間に質問を受けたりする場面もあり、緊張する様子も見られましたが、様々な考え方に触れ、あらためて「環境のために自分達に何ができるか」、を考える良い機会にすることができました。

 

総合地球環境学研究所連携校合同発表会

 

11月4日()、本校にて宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校と地球研連携校合同発表会を行い、サイエンス科2年生の課題研究Ⅱ環境班が参加しました。本校の「コーヒーで消臭~家庭でできる消臭剤作り~」、「帰宅困難者に関する調査」、「カイロを用いた生活排水の浄化」、「性格診断におけるバーナム効果~あなたは性格診断に騙されていませんか?~」の4テーマの発表に対し、活発な議論が交わされました。五ヶ瀬中等教育学校も地域課題についての課題研究が発表され、研究の意義を考えさせられました。地球研の浅利美鈴教授にもアドバイスをいただき、様々な視点から良い学びを得ることができました。最後にはお互いの高校生活についても意見交流を行い、五ヶ瀬中等教育学校で行われる寮生活や大自然の中での高校生活を知るきっかけとなりました。

 

みやびサイエンスガーデン

 

11月9日(土)に、京都工芸繊維大学において、スーパーサイエンスネットワーク京都校(嵯峨野・桂・桃山・南陽・亀岡・園部・洛北)の生徒約550名が集い、課題研究についてポスター発表を行う、みやびサイエンスガーデンに参加しました。どの高校も時期的には研究の途中段階であり、悩みや不安を抱えながらの発表でした。本校生徒も自分たちの発表を行うとともに、他校の発表を聞くことを通じ、様々な共感や気づきを得ることができたと思います。「課題設定からそれぞれの班に個性があって刺激を受けた」、「指摘された事が的を射ている事が多く改善点に気づけた」など、今後の課題研究のまとめに向けて、たいへん良い機会となりました。

 

京都Scienceコミュニティ連携企画「ペーパーローラーコースターコンテスト」

 

10月26日(土)にペーパーローラーコースターコンテスト(PRCC)を実施しました。このコンテストは京都Scienceコミュニティに登録している高校間をオンラインでつなぎ、同時に科学競技を行うものです。今年度は京都府立高校だけでなく、全国のSSH校にも参加いただき、最終的に8道府県、16校、52チームのエントリーがありました。

当日は洛北高校・附属中学校含め熱い戦いが繰り広げられましたが、最終的に、124.9ptを獲得した宮崎県立都城泉丘高校のチームが優勝しました。来年度は内容を変えて実施予定です。洛北高校・附属中学校が優勝を奪還できるように、皆さんのエントリーをお待ちしています!

 

府立高校サイエンス部 連携交流 「学びのWEBラボ」

 

今年度、複数の府立高校サイエンス部が連携交流しながら探究活動を進める「学びのWEBラボ」がスタートしました。「学びのWEBラボ」は専門知識や物品についての支援を受けながら、複数の府立高校がオンラインでつながり、ともに学び、探究を深める新しい形の事業です。今年度は、洛北高校、西舞鶴高校、南陽高校、京都すばる高校、桃山高校、工業高校の生徒が参加しています。本校からは「プログラミングラボ」に2名、「ロボットラボ」に3名の生徒が参加しています。「学びのWEBラボ」には、他にも「気象ラボ」があります。写真は、生徒がロボットとプログラミングで作成したゲームアプリの画面とロボット操作写真です。

 

高2サイエンス科 課題探究Ⅱ「アドバンスセミナー」

 

課題探究Ⅱで取り組んでいる課題研究の中間発表として位置付けているアドバンスセミナーを10月18日(金)に本校で実施しました。連携している京都大学、京都工芸繊維大学、京都府立大学の教員・大学院生16名をお招きし、物理・化学・生物・数学の各分野に分かれ、活発な質疑応答や専門的な見地からの貴重なアドバイスをいただきました。各大学の参加者からは「実験結果の精度を高める研究方法を」、「一元的な見方だけではなく多角的な考察を」など、今後の研究に向けての課題を示唆していただきました。

 

高1サイエンス科 課題探究Ⅰ特別講義「データサイエンスのすすめ」

 

10月15日(火)、高校1年生サイエンス科課題探究Ⅰにおいて、京都大学国際高等教育院附属データ科学イノベーションセンター教授の原尚幸先生をお招きして、「データサイエンスのすすめ」をテーマに講義をしていただきました。画像生成AIChatGPTなどの人工知能の発展やそれを取り扱うデータサイエンスとしての学問や技術の変化の話題から始まり、歴史研究にも最近ではデータサイエンスが活用されていること、また、研究を行う際には仮説を立て、交絡が起こらないように実験計画を立てることが重要であることなどをお話いただきました。

 

京都府教育委員会 どこでもスペシャル講座「2次方程式のふしぎ」

 

9月25日(水)に、本校で開催されている「ラグランジュの会」でお世話になっている京都大学名誉教授 上野健爾先生による特別講座がありました。府内高校生が対象でありましたが、洛北高校附属中学生5名が参加しました。

「問題を解くことが大切なのではなく、理論を学ぶことが大切だ」と数学の在り方を説かれた後、2次方程式をテーマに「組み立て除法」→「二次方程式の解の公式」→「虚数」→「複素数」→「複素平面」→「オイラーの関係式」、と私たちが学んでいる数学がどのような歴史を辿り発展してきたのか講義していただきました。少し中学生には難しい内容もありましたが、自分に理解できるところを吸収し、疑問を持ち帰る姿が見られました。

皆さんも「数学を点ではなく線で捉え、内容のつながりを考える」と新たな発見があるかもしれませんね。

 
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