本校生徒の研究論文が国際学術誌『Chemical Engineering Journal Advances』に掲載

 

課題研究での取組をまとめた本校3年生の論文が国際学術誌『Chemical Engineering Journal Advances』に掲載されました。

校内での課題探究から始まったこの研究は、京都府立医科大学での実験実習を契機に、本格的な共同研究へと発展しました。京都府立医科大学の廣瀬亮平准教授から専門的な助言や指導を受けながら、生徒たちは自ら課題を見いだし、試行錯誤を重ねながら実験やデータ解析、考察に主体的に取り組みました。こうした探究の積み重ねが、今回の論文掲載につながりました。

本校生徒の探究研究が国際学術誌に掲載されたのは、SSH指定以来初めてとなります。高校で生まれた「問い」が大学との連携によって深まり、世界へとつながる大きな成果となりました。

研究内容や研究の経緯については、下記のプレスリリース資料をぜひ御覧ください。

※PDFを開くには下記「本校生徒の研究論文が国際学術誌『Chem...」をクリックして下さい。

 
 

サイエンスツアー「明治なるほどファクトリー大阪・関西リサイクルシステムズ」

 

8月21日(金)、希望生徒25名が、明治なるほどファクトリー大阪(高槻市)および関西リサイクルシステムズを訪問しました。明治なるほどファクトリー大阪では、カカオの収穫からチョコレートができるまでのプロセスを動画で学んだ後、「きのこの山」と「たけのこの里」の製造ラインを見学しました。型にチョコレートを流し込んで外すダイナミックな動きや、正確な箱詰めロボットの動きに感動しながら、安全かつ効率的に製品を届けるための工夫を学びました。関西リサイクルシステムズでは、家電リサイクルの概要説明を受けた後、エアコンの解体や樹脂の選別プロセスを見学しました。洗濯機の解体実演では、鮮やかな作業に圧倒されつつ、素材ごとの再資源化手法への理解を深めました。見学後には3〜4人のグループに分かれ、電動ドリルを用いた洗濯機のフタの分解作業を体験。生徒たちが夢中で手を動かす姿が印象的でした。普段何気なく手にしている製品が「つくられる過程」と、役目を終えて「生まれ変わる過程」を連続して見学することで、ものづくりへの多角的な視点を養う有意義な一日となりました。

 

京都大学理学部研究室訪問「植物はどうやって時間を知るのか?」

 

「植物はどうやって時間を知るのか?人間はどうやって植物の時間を知るのか?」を開催しました。京都大学理学部の時間生物学研究室を訪問し、研究内容に関する講義のあと、研究室見学を行いました。研究室見学では、実際の研究材料であるさまざまなウキクサや、講義で聞いた内容を目にすることができました。生き物が活動するとき、それは体内の時間に従った行動の場合と、何か外部の刺激が原因となって起こる行動の場合があります。人間は時差ぼけが何日も治らない一方、植物はすぐに周りの環境の時間に順応できる仕組みについても知り、実際に体験して自分の時差ぼけを観察したいという意見が出ました。

 

サイエンススプラウト

 

6月15日(月)から7月17日(金)まで、Microsoft Teams上で、課題研究についての意見交流イベント「サイエンススプラウト」を開催しました。この取組は、洛北高校が主幹を務める「京都Scienceコミュニティ」が中心となって行うもので、洛北高校からは、課題探究Ⅱおよび文理探究Ⅱの研究グループが参加し、全部で8校145グループが意見交流を行いました。「自分では思いつかないようなアイデアがたくさんあってすごいなと思いました。また、質問をもらうことで、思ってもいなかったことや、気づいてなかったダメな部分に気づけるのでとても役に立ちました。」といった感想が寄せられ、課題研究のブラッシュアップにつながる取組となりました。

 

島津ぶんせき体験スクール

 

7月6日(月)に島津製作所本社において、島津ぶんせき体験スクールに参加しました。体験スクールでは、光の三原色を学んだあと、分光器を使って、実際に溶液の分析を行いました。また、簡易分光器を手作りで作成し、それを用いた様々なものの観察をとおして、分光器の原理を理解しました。実習を行った後は、島津製作所のショールームにて、実際の製品を見学し、非常に充実した時間を過ごすことができました。

 

令和8年度「学びのWEBラボ」始まりました

 

6月17日(水)から学びのWEBラボが始まりました。今年度本校からは、文化財ラボ、こころ探究ラボ、起業ラボ、プログラミングラボに参加しています。オンラインツールを活用することで、本校だけではできない学びをしていく取組です。成果交流会を含めて、全9回の講座を楽しんでもらいたいと思います。

 

みやこサイエンスフェスタ

 

6月14日(日)、京都大学において、スーパーサイエンスネットワーク京都指定校による研究成果発表会「みやこサイエンスフェスタ」が開催されました。本校からは2班が参加し、「シソの香気成分であるペリルアルデヒドの殺菌効果の検証」および「酸化チタン結晶型の違いによる光触媒活性の評価」をテーマに研究発表を行いました。どちらの班も、これまでの研究成果を分かりやすくまとめ、堂々と発表していました。また、発表後には活発な質疑応答が行われ、多くの意見や助言を得ることで、研究内容への理解をさらに深める貴重な機会となりました。

 

高2文理コース地球科学基礎 校外学習 京大防災研 宇治川オープンラボラトリー

 

2年生文理コースの文系生徒が、2月24日(火)・26日(木)に地球科学基礎の校外学習として京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリーを訪問しました。都市の氾濫災害に関する講義を受けた後、雨水流出実験装置・流水階段実験装置・浸水体験実験装置の体験を行いました。分かりやすいご説明のおかげで、防災研究所の取り組みや実験の様子について理解を深めることができ、とても貴重な経験となりました。今回の学習が、災害を身近な自分事として捉えるきっかけとなり、日ごろの防災意識を高めるとともに、自分だけでなく身近な人の命を守るために何ができるのかを考える機会になればと思います。

 

高1文理コース 数学α特別講義「高校数学でわかるデータサイエンスとAI」

 

2月2日()、京都府教育委員会「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業」として、高校1年生普通科文理コースの生徒を対象に、京都大学大学院情報学研究科の山本章博教授に、データサイエンスについて講義していただきました。スマートフォンやICカードの普及により、多くのデータを集めることができるようになりましたが、集めた膨大なデータの管理には個人情報保護や著作権などを考慮する必要があること、データを情報学・統計学・数学などを用いて分析する際にも注意が必要であることなどを学びました。実際のデータを使ったExcelでの実習もあり、高校数学や今注目されている人口知能(AI)と関連付けながら具体的に説明していただきました。

 

令和7年度 第5回サタデープロジェクト

 

 サタデープロジェクトは土曜日を活用した希望者参加型の企画です。令和7年度からは年間5回にパワーアップ!1/31に開催された第5回の企画の中から理数系の取組(サイエンスチャレンジ)の様子をご紹介します。

「光」について実験を通して学ぼう

 京都大学宇治キャンパス工学研究科を訪問しました。齋藤教授による放射線の仕組みや研究されている内容についての講義を受けたり、学部生・院生による光についての様々な実験(分光実験、混合実験、レーザー光の波長測定等)を行いました。最後に実際に研究で使用されているイオンビーム加速器施設を見学しました。普段では経験することのできない貴重な体験ができました。



心臓のつくりを観察しよう!

 ヒトの心臓は、一生の間、一瞬も休まずに約30億回も拍動するそうです。そんな心臓がどのような作りになっているのか、ヒトとほぼ同じ大きさ(250~300g)だと言われるブタの心臓(ハツとして食用に販売されているもの)を使って観察してみました。分厚い筋肉や逆流を防ぐ弁の構造、心臓から出ている大動脈などをじっくり観察しました。予想以上に複雑な構造に驚き、その重要性を再確認する貴重な体験になりました。



だれかのためのデザイン

 今回は、4回連続講座の最終回でした。最初に、発表について、講師の平野氏からポイントと大切にしたいことについて講義をいただき、その後、グループ内調整の時間をとって、互いに発表しました。それぞれがテーマに据えた困りごとは、「傘のイシヅキのすりへり」、「スマホの画面の汚れ落とし」、「机からシャーペンを落としても芯を折らないようにするには」、「煩雑になるコードを整理したい」でした。テーマに基づき、困りごと解決するデザインを3D CADでデザインし、3Dプリントして、実際に使い、活動で得た新たな気づきについて発表をしました。それぞれ、発表のよいところがあり、まるで、企業のプロダクトデザインのプレゼンを見ているようでした。ここで得たスキルや成果を、様々な場面でどんどん活用していってほしいです。


キッチンサイエンス

 今年度最後のまとめとして、「ノンアレルギーパン」「栄養満点アレルゲンフリーのパン」「小麦アレルギーでもダイエット中の人でも食べられるパン」の3テーマで、前回の実験の結果をもとにグループごとにディスカッションを行い、滋賀大学 加納研究室の学生の皆さんの前で取組の成果発表をしました。仮説通りにはいかなかったものの、新しい食感が生まれたり、次に挑戦してみたいレシピを考えたり、改めて料理は科学であること、まだまだたくさんの謎があることを実感できたようです。


エッシャーの絵を描こう

 エッシャーの絵のいくつかはテセレーションと呼ばれ、数学的な考察が可能です。今回はテセレーションを用いた作品づくりのために、対称性についての講義や図形の変形のしかたの説明をしたあと、実際に作品を作りました。専用のwebサイトを参考にしながら、自作の模様をコピー機で増やして並べました。全員がきれいな作品を作ることができて、最後にそれぞれの作品がもつ対称性がどんな分類になるか(p2, p3, p3m)を解説しました。


梅干しから塩を取り出してみよう

 梅干しは塩分を多く含む食べ物の一つです。その梅干しから真っ白な塩を取り出すことに挑戦しました。これまでの理科の学習で学んできたことを活かしながら、班の4人で相談しながら試行錯誤を重ねました。なかなか簡単には取り出すことができず苦戦したところもありましたが、なんとか塩を取り出すところまで行けました。解決策が予想していなかった方法で驚いた人も多かったようです。学年、クラスを超えて初めて話す相手とも協力しながら課題解決に取り組め、いい機会だったと思います。


 
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