「サイエンススプラウト」を実施

 

6月19日(月)から7月20日(木)まで、Teamsアプリケーションを利用した、オンライン課題研究交流イベント「サイエンススプラウト」を実施しました。このイベントは、10の府立高校、99の研究グループが参加し、現時点での課題研究テーマについて交流し、意見交換を行うものです。本校2年生サイエンス科からも21の研究グループが参加し、自分たちの研究テーマについての説明と意見交換をおこないました。この取組によって、他校の研究テーマについて知ることができたことに加え、実験方法へのアドバイスや、実験器具の紹介などをいただいたグループもあり、課題研究を進めるにあたってとても有意義なものになりました。

 

みやこサイエンスフェスタ参加

 

6月18日(日)に京都大学百周年記念ホールにおいて、京都府内の府立高10校(鴨沂・嵯峨野・桂・桃山・南陽・亀岡・福知山・西舞鶴・宮津天橋高校(宮津学舎)・洛北)の代表チームが参加し、課題研究について発表、交流する「みやこサイエンスフェスタ」に、本校から、「歩きスマホが集団に与える影響~FFモデルを用いた視野と人流の関係~」および、「謎多きゴム状硫黄に挑む~試料の粒径と生成物の色の関係~」の2チームが参加し、口頭発表を行いました。課題探究Ⅱで取り組んだ研究の集大成として、このフェスタに参加して堂々と発表し、奨励賞を受賞しました。また、発表だけでなく、当日の司会として本校から放送部が、進行補助としてサイエンス部の生徒が運営に協力し、フェスタを盛り上げてくれました。

 

課題探究Ⅰ特別講義「データサイエンスのすすめ」

 

6月6日(火)、 高校1年生サイエンス科の課題探究Ⅰの時間に、京都大学データ科学イノベーションセンター 教授 原尚幸先生をお招きして、「データサイエンスのすすめ」と題して特別講義をしていただきました。人工知能の深層学習により可能になった自動翻訳や自動運転、生成系AIについてのお話は興味を引かれるもので、それを取り扱う側の倫理観についても考えさせられました。また、データ分析により現象を解明するためには、因果の判断を惑わすもの(交絡)が生じないような工夫を考えて、実験計画を立てる必要があることを、最近の研究にふれながら説明して頂きました。「データの取り方が間違っていたら分析が難しくなる」ことを肝に銘じて、これからの課題探究Ⅰに取り組んでいきましょう。

 

SHOOT Lab参加者募集が始まりました!

 

「大学・研究機関の研究室を訪問して実験を中心とした研修を行い、最先端の研究現場を体験して、"科学の方法"を学び、自ら課題を設定して研究を継続することで、課題研究プログラムの手法を体得する」ことを目的とした研究室体験研修を7月31日(月)~89日(水)のうちの3日間、京都工芸繊維大学、京都府立大学の6研究室で実施します。「SHOOT Lab」とは、Science(科学)、Hypothesis(仮説)、Observation (観察)、Operation(操作)、Theorization(理論化)をLaboratory(研究室)で本格的に研究活動を体験する企画です。事前学習、事後の追加実験(考察)、成果物のまとめ(ポスター発表)を行い、研究の道の第一歩を踏み出すための洛北オリジナル企画です。5月11日(木)に参加希望生徒向けの説明会を実施しました。

 

令和4年度京都府立洛北高等学校 課題研究発表会

 

今年度のSSH事業を締めくくる「 令和4年度京都府立洛北高等学校課題研究発表会」を3月10日(金)に開催しました。今年度は課題探究Ⅱの発表のほか、夏休みの大学研究室研修を軸として課題研究を行う「SHOOT Lab」の発表を初めて取り入れました。また、招待発表校として園部高校、ポスター掲示で福知山高校、南陽高校も参加しました。アドバンスセミナーやSHOOT Labでお世話になった大学の先生やTAの方々をお招きし、全国の高校教員も多数ご参加いただき、たいへん盛況な発表会となりました。久しぶりの対面実施で、肌で感じながら白熱した意見交換をする光景があちこちで見られました。この発表会で貴重な意見をいただいたおかげで、今後も研究を続けていきたいと考える班もあり、生徒にとって大変有意義な発表会となりました。

 

総合地球環境学研究所連携校 交流発表会

 

総合地球環境学研究所と連携協定を結んでいる、洛北高校と宮崎県五ヶ瀬中等教育学校では「環境」をテーマに課題研究を行っています。課題探究Ⅱで研究を行った環境ゼミの生徒が、宮崎県五ヶ瀬中等教育学校の生徒と、2月23日(木)の祝日を利用して、オンラインで1年間の研究の成果を発表し、意見交流を行いました。それぞれの地域や学校の身近な課題を解決しようとした研究ばかりで、お互いにとても刺激を受けた様子でした。

 

サイエンスチャレンジ 京都府立医科大学連携事業プログラム 特別講義

 

2月1日(水)、京都府立医科大学の上野盛夫先生から「京都から生まれた眼の再生医療」というタイトルで特別講義をしていただきました。中学1年から高校2年まで幅広い生徒が集まり、多能性幹細胞(ヒトES細胞やヒトiPS 細胞など)を用いた眼の再生医療についての興味深い話を聞きました。講義が面白かった上に、その後の質問時間では医療や大学に関する質問など様々な話題で盛り上がり、生徒たちは楽しい時間が過ごせたようです。

 

洛北数学探究チャレンジ

 

令和元年より恒例となっている洛北数学探究チャレンジ(京都府の中学生・高校生を対象とした数学探究活動)1218日(日)に洛北高校会議室にて実施しました。今年度は 他校の生徒も一堂に会して実施することができました。また、全国の先生方にも公開し、取組の様子などを参観していただき、情報交換を行いました。

今回の探究チャレンジの題材は「パズル」でした。どんなピースをどんな枠に収めるのか、自分たちで考えていき、その過程で数学的な思考を深めていき、グループごとにレポートにまとめました。

レポート評価の結果、本校附属中学校3年の田渕さん、藤澤さん、久野さんのグループが優秀賞を受賞しました。

 

令和4年度 みやびサイエンスガーデン参加

 

11月12日(土)京都工芸繊維大学で、スーパーサイエンスネットワーク京都校南部(洛北・嵯峨野・桂・桃山・南陽・亀岡・鴨沂・北嵯峨・園部)が、課題研究の内容を共有する機会として設けられた「みやびサイエンスガーデン」に参加しました。洛北高校からは、課題探究Ⅱの化学・数学・物理地学・生物分野の20チームがポスター発表を行いました。自分たちの研究について発表し、アドバイスをいただくとともに、他校の発表を聞き、自分たちの研究の参考とする機会を得ることができ、今後の研究に向けて、とても有意義な一日となりました。また、今年度は、洛北・桃山・嵯峨野高校の卒業生が、大学や大学院での研究内容を発表する「卒業生発表」があり、先輩たちの口頭発表に興味津々で聴き入っていました。

 

課題探究Ⅱ アドバンスセミナー

 

課題探究Ⅱの中間発表にあたるアドバンスセミナーが10月20日(木)に物理地学分野で、10月27日(木)に化学・環境・数学・生物分野で、大学教員および研究所研究員や大学院生、卒業生の参加のもとで行われました。大学教員・研究所研究員や大学院生からは、研究の専門的な立場から、卒業生からは、実験方法やポスターの書き方など、これまで洛北高校で経験した事柄も踏まえてアドバイスをいただきました。このあと、後半の課題研究や考察・まとめに向けて、たいへん有意義なセミナーとなりました。

 
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