第2回サタデープロジェクト(9月10日)

 

ハングル入門

 今年度2回目のハングル講座は、前回学んだハングルの読み方を基礎に、日本語の「てにをは」や「こそあど」にあたる言葉の使い方や、現地に旅した時に役立つフレーズを学びました。実際に場面を想定して会話することで、学びの実践ができたのでは。前回に続き母娘で参加してくださったペアもいらっしゃって、和気あいあいとしたレッスンになりました。

 


図書館特別企画「魅惑のフラメンコギター」

図書館特別企画「魅惑のフラメンコギター」



マジックケミストリー

 ヨウ素デンプン反応を利用した時計反応について、試薬の濃度を変えると反応速度がどう変化するかデータをとり、それらのデータから30秒ぴったりに反応を起こすための条件を考えました。32秒で反応が起こせたときには、教室中から歓声が聞こえました。濃度計算や反応機構の理解は難しかったようですが、どの班も協力して楽しそうに取り組んでいました。講義の最後には、振動反応という、色が出ては消えることを繰り返す反応を見て、その美しさに魅了されていました。

 


センサープロジェクト~温度期・飲み頃計を作ろう~

 センサープロジェクトでは、温度で抵抗値が変わる「サーミスタ」と呼ばれる素子を用いて、温度でアクションを起こすセンサー回路を作りました。
 初めにブレッドボードという回路作成の道具の使い方と、直列につないだ抵抗によって電圧がどのように分かれるのかを確認した後、実際に温度変化によってアクションを起こすセンサーを作り、さらに自分たちで工夫を加えてより良いものにしたり、光センサーを作ったりしました。
 回路を作成する電子工作は普段なかなかできないものですので、参加者はみんなとても楽しそうに作業をしていました。

 


パラドックスワールド

 パラドックスを題材にして、問題演習、意見共有を行いました。一見簡単そうに見えるようなものでも、考えてみると案外手が進まなかったり、答えが合わなかったりとだいぶ苦戦していました。本講義では、普段の演習でいかに感覚に頼って問題と向き合っていたのかということが体感できたと思います。情報の抽出の仕方や着眼点の付け方、解答の切り口などを普段の授業の中でも意識し、感覚に惑わされることなく問題と向き合えるようにすることが重要です。

 


レタスの葉からクローン植物を作ろう

 生物実験室では、レタスの葉からクローン植物を作る実験講座が行われました。スーパーで売っている身近な野菜のレタスを材料に葉を試験管の中で培養するやり方を学びました。手をきれいに洗う、用いる器具をあらかじめ殺菌しておく、植物も殺菌をしてから培養をするなど、培養が成功するために様々なことに注意しながら、作業を進めていました。参加した生徒たちは、無菌操作をするためクリーンベンチ内で慣れない作業に苦戦しながらも、植物の持つ不思議な力を体験してくれたようです。参加者からは「今度は培地から作ってみたい。」「また参加したい。」など前向きな感想が多数ありました。

 


キッチンサイエンス

 料理を科学の力でより美味しく!を目標にしたキッチンサイエンス。今年度のテーマは「練り切りあん」です。2回目となる今回は、練り切りの材料である白玉粉の講義や実験を行った後、3回目の実験研究にむけて仮説をたて、グループごとに研究計画を立案しました。
「より扱いやすくする粉の配合は?」「より日持ちのしやすい練り切りを作るには?」「よりモチモチ食感の和菓子をつくる!」など高校生独自の視点で面白い研究テーマが集まりました。
次回の実験(練り切りの作成)が楽しみです!

 


 
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