課題探究Ⅱアドバンスセミナー

 

10月17日・24日、そして11月7日の課題探究の授業時間に、大学教員・研究員・大学院生をお招きし、課題研究の中間発表である「アドバンスセミナー」を実施しました。発表の中には研究途上のものもありましたが、参加者から多くの質問や助言をいただき、生徒自身も質疑応答を通じて活発なディスカッションを行うことができ、今後の研究に大いに役立つ機会となりました。参加者からは、「生徒の皆さんの自由な発想による研究課題を見ることができ、とても興味深く楽しい時間を過ごせました」や、「参加したTAの学生にとっても、高校生から良い刺激を受けました。今後の研究活動に期待しています」といった感想が寄せられました。

 

生活創造コンクール(東京家政大学生活科学研究所主催)AAA賞受賞!

 

課題探究Ⅱで行った研究を東京家政大学生活科学研究所主催、生活創造コンクールに応募したところ、「プラントベースアイスの開発と評価」の研究班がAAA賞を受賞しました。この賞は、高エネルギー加速器研究機構(KEK)協力のもと、基礎科学に基づく優れた研究に与えられる賞です。講評では、自分たちの考えた仮説に合わせて、自ら測定方法を工夫した点が評価されました。

 

「坊っちゃん科学賞」で本校生徒が多数受賞!

 

課題探究で行った研究を第16回坊っちゃん科学賞研究論文コンテストに応募したところ、以下の賞をいただきました。坊ちゃん科学賞は、全国の多くの高校生が課題研究を発表する論文コンテストとして知られています。本校では応募希望者が多く、今年度は校内選考を行いました。その過程で、指導教員の先生との協議を重ねたり、再実験を行ったりすることで、研究がブラッシュアップされる良い機会となりました。

優良入賞 「複数の累乗数に区切られる累乗数について」、「NACA4桁型翼形のパラメーターと迎角が揚抗比へ与える影響」

佳作 「圧電素子を設置する土台の密度変化と発電量の関係」、「プラントベースアイスの開発と評価」

 

京都府立医科大学連携 共同教室「微生物学・感染症学の基本的な実験」

 

8月22日(金)から24日(日)の3日間、京都府立医科大学との連携プログラムの一環として、感染病理学教室を訪問し、講義や実験を体験しました。本校からは課題探究で微生物研究に取り組む4名の生徒が参加しました。生徒たちは、自分たちの研究の中で生じた疑問や今後の研究方法について積極的に先生方へ質問し、その学びを自身の研究に活かしていました。実習では、クリーンベンチの基本的な使い方やコロニー密度の測定方法など、今後の研究に直結する知識と技術を習得しました。帰校後すぐに課題探究の実験方法を見直すなど、生徒にとって大変有意義で学びの多い3日間となりました。

 

日本動物学会第96回名古屋大会 高校生ポスター発表

 

9月6日(土)にポートメッセなごや第2展示館で行われた「日本動物学会第96回名古屋大会 高校生ポスター発表」において、本校サイエンス科3年生3名が「ダンゴムシの好む香気成分の同定~彼らはビール愛好家~」と題して発表しました。ポスター発表では、1年間の研究の成果を高校生や現役の研究者の先生方の前で発表し、多くのアドバイスや感想などを頂きました。また、他の高校生の発表を見ることで、自分達の研究を深めるアイデアを得ることができました。

 

自由すぎる研究EXPOで本校生徒が受賞!

 

自由すぎる研究 EXPO は、さまざまな業種の企業等が、多様な観点で生徒の探究を称賛するコンテストです。今年度は 8,352件の応募の中から最終審査に進んだ本校の9チームが入選しました。

【入選したチームの研究テーマ】

「ウレタンの厚さと防音効果の関係〜周波数を変えての実験〜」

「エマルジョン燃料の冷凍保存〜冷凍による乳化割合の変化〜」

「コーヒーかすを活かすこうひーん質消臭剤」

「ダンゴムシの好む香気成分の比較実験〜彼らはビール愛好家」

「フリスビーを遠くに飛ばしたい」

「一番いいアイスはどれだ!?〜プラントベースアイスの開発と評価〜」

「帰宅困難者に有用な地図の作成〜アンケート調査とQGISを利用して〜」

「性格診断におけるバーナム効果〜あなたは性格診断に騙されていませんか?〜」

「本当に圧電素子は無音時に反応しているか」

 

SSH生徒研究発表会

 

8月6日(水)~7日(木)の2日にわたり令和7年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が行われ、本校からは「ダンゴムシの好む香気成分の同定~彼らはビール愛好家~」の題名で3名が参加しました。惜しくも代表校には選出されませんでしたが、「着眼点が面白い」「身近にある生物を使って深く研究をしている」など多くの前向きな言葉をいただきました。この結果を出すまでに多くの試行錯誤をしながら、毎日のように実験を重ね、直前までポスターの修正をし、少しでもよい発表になるように努力していました。発表会に至るまでの取り組み姿勢は素晴らしいものがありました。

 

 

6月16日(月)~7月18日(金)までサイエンススプラウトを実施しました。この取組は、Teamsアプリケーションを利用して、府立高校で行われている探究活動の研究計画について交流を行うものです。今年度は、8校102グループが参加し分野ごとで質問・交流を行いました。生徒間で活発にディスカッションが行われており、とても盛り上がりを見せました。ほとんどのグループが11月に行われるみやびサイエンスガーデンに参加します。それまでそれぞれ探究をがんばってほしいと思います。

 

みやこサイエンスフェスタ

 

6月8日(日)に京都大学百周年時計台記念会館において、スーパーサイエンスネットワーク京都校9校が研究成果を交流する「みやこサイエンスフェスタ」に参加しました。昨年度の課題探究Ⅱ生物ゼミの「ダンゴムシの好む香気成分の同定~彼らはビール愛好家~」、数学ゼミの「プラナリア数~複数の累乗数に区切られる累乗数~」の2チームが発表しました。2チームとも奨励賞を受賞し、今後につながる貴重な発表会となりました。なお、生物ゼミのチームは、8月に全国のSSH校が集う、SSH生徒研究発表会に参加します。今回で得た成果を活かして臨んでほしいと思います。

 

第31回日本食品化学学会 高校生によるポスター発表に参加

 

6月6日(金)に、立命館大学びわこ・くさつキャンパスにおいて開催された日本食品化学学会第31回総会・学術大会の高校生によるポスター発表に、昨年度の課題探究Ⅱ化学ゼミの「プラントベースアイスの開発と評価」のチームが参加しました。大学の先生方や企業の方々に対しても堂々と発表し、多くの学びを得ることができました。

 
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