高1文理コース 生命科学基礎 特別講義「医療や農業に活かせる遺伝子の知恵」

 

高校1年3〜6組を対象に、長浜バイオ大学の岩本昌子先生をお招きし、遺伝子技術に関する特別講義を行っていただきました。講義では、ゲノム編集治療の最前線や医療への応用、さらに環境DNAの活用について詳しくお話しいただきました。環境DNAが生物多様性の保全や環境調査に役立っていることも紹介され、生徒たちは最新の遺伝子技術が社会でどのように活かされているのかを学ぶ貴重な機会となりました。 

岩本先生の分かりやすい解説に、生徒たちは熱心に耳を傾け、遺伝子技術の可能性とその重要性について理解を深めることができました。

 

高2文理コース 地球科学基礎 校外学習 総合地球環境学研究所

 

2月21日(金)午後に、高校2年生文理コース文系の生徒が、総合地球環境学研究所を訪問しました。京都の地形のでき方、窒素循環の課題、インドの大気汚染への取り組みについて、3人の研究者の方々にお話しいただきました。また、研究所内にあるクリーンルームや低温保管室、微量元素も検出できる質量分析装置など、設備の紹介もしていただきました。研究所内の見学は、時間の関係上できませんでしたが、研究者の方からお話を聞き、地球環境についての謎や課題にどのようなアプローチがなされているのか、知見を広げることができました。

 

高2文理コース 総合的な探究の時間「数学課題研究発表会」

 

2月13日(木)の3,4限に総合的な探究の時間のポスター発表会を行いました。1年生文理コースの生徒も参加し、2年生の発表を聞いていました。各班がそれぞれのテーマで探究した成果をポスターにまとめ、発表しました。中には成果を実証するために実演する班もありました。多くの先生にも参加していただきました。発表を通して、発信する難しさを感じたり、より理解を深めたりすることができました。

 

高1文理コース 数学α特別講義「フラクタル幾何学入門」京都工芸繊維大学

 

2月7日(金)に、京都工芸繊維大学の平田博章先生をお招きして『フラクタル』についての講義をしていただきました。『フラクタル』とは何か、から始まり、フラクタルの利用方法、生成例についてなど、数々の興味をそそるお話をしていただきました。『フラクタル』を用いてテレビゲームや映画などのグラフィックを描いていることには、生徒も驚いているようでした。また、「アフィン変換」の演習を行い、『フラクタル』生成の入口を体験することができ、生徒たちは充実した時間を過ごしていました。

 

高2文理コース 総合的な探究の時間(数学)

 

2年文理コースの総合的な探究の時間では、数学を用いた課題探究をしています。前期に基礎講義や探究のテーマ決定をし、後期からグループで探究活動を行っています。プログラムを組んで素数の性質を調べたり、実験やアンケートで得たデータを統計的に処理したりするなど、数学そのものや、数学的な手法での探究が行われています。

 2月6日(木)のポスター発表に向けてポスター制作にも着手しています。わかったことを整理して伝える難しさと楽しさを感じて欲しいです。

 

高1文理コース サイエンスツアー「鳥羽水族館研修」

 

11月1日(金)に、高校1年生文理コースが三重県の鳥羽水族館へ研修に行きました。到着後は施設の方に特別講義をしていただき、水族館に生物を連れてくるまでの話やエサの話など、普段は意識しないような興味深い話題について知ることができました。生徒は事前学習として理科の授業で鳥羽水族館にいる生きものを紹介する動画を作製しており、そのおかげでいろいろな知識を持った状態で生物を観察できたようです。行き帰りのバスでもクラス委員がレクリエーションを計画したりして、楽しく実りのある研修を行えました。

 

高1サイエンス科 課題探究Ⅰ特別講義「データサイエンスのすすめ」

 

10月15日(火)、高校1年生サイエンス科課題探究Ⅰにおいて、京都大学国際高等教育院附属データ科学イノベーションセンター教授の原尚幸先生をお招きして、「データサイエンスのすすめ」をテーマに講義をしていただきました。画像生成AIChatGPTなどの人工知能の発展やそれを取り扱うデータサイエンスとしての学問や技術の変化の話題から始まり、歴史研究にも最近ではデータサイエンスが活用されていること、また、研究を行う際には仮説を立て、交絡が起こらないように実験計画を立てることが重要であることなどをお話いただきました。

 

令和6年度SSH事業スタート!

 

4月10日(水)に高校1年文理コース、サイエンス科の生徒を対象にSSH・国際化事業についてのガイダンスを実施しました。SSHの授業内での取組や応募企画のサイエンスチャレンジ、国際化事業についてしっかり理解してもらえたと思います。また、「洛北SSH自己評価シート」で能力自己診断を行い、生徒自身が「洛北Step Up Matrix」のレーダーチャート等を作成し、現在の到達度と今後の目標を確認してガイダンスを終えました。いよいよ今年度のSSH事業がスタートです。

 

1年文理コース 生命科学基礎 特別講義 「動物の進化」 筑波大学

 

3月13日()2限に、筑波大学大学院 生命環境科学研究科の和田 洋教授をお迎えして、生命科学基礎特別講義「動物の進化 進化ってこんなに不思議」が実施されました。講義はまず、「動物とは何か?」という発問から始まりました。みんな「そんなの簡単だ」と思ったのですが、いざ「定義を述べよ」といわれると、なかなか答えられません。そんなところから始まり、動物の成り立ちからその進化のようすなどを説明してもらいながら、動物の進化をもう一度やり直したら、『人類』は誕生するのか」や、「貝柱のない2枚貝の殻は機能するのか?」、「完成度5%の羽で飛べるのか?」といった、進化にまつわる質問が次々に投げかけられ、生徒たちは意見交換をしながら、進化について楽しく考える時間となりました(3限には同様の講義が附属中学校3年生を対象に実施されました)

 

Matrixポートフォリオの配布& 洛北アクティブラーナーアワード表彰

 

洛北高校では、洛北Step Up Matrix上にねらいを定めてすべての教育活動を展開しています。このたび、受講した正課内活動(授業)・参加した正課外活動(授業以外)、Matrixのねらいの重ね合わせ、自己評価の重ね合わせを見やすくまとめたMatrixポートフォリオが完成し、生徒の皆さんに配付することになりました。今年度の自分自身の振り返りと来年度に向けた目標設定に活用してください。また、今年度から、正課外活動に最も多く参加した生徒に「洛北アクティブラーナーアワード」という表彰をしていくことになりました。これからも、様々なことにチャレンジしていきましょう!

 
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