カボチャの耐病性の遺伝様式を調べよう

 

中学校理科ではメンデルの遺伝の法則を学びますが、内容を十分に理解できていない生徒も少なくありません。講義で学ぶことも大切ですが、それを実際に体験することでも理解が深まると考え、本企画を立ち上げ、現在高校2年生8名が参加しています。

具体的には、うどんこ病に強いカボチャと弱いカボチャを交配し、まずF1の種子を採種しました。今年度は、そのF1同士をさらに交配してF2の種子を得ました。F2の種子を播種し苗を育てたうえで、うどんこ病菌を接種し、発病の分離比を調べることで、カボチャのうどんこ病抵抗性に関わる因子の数を推定することを予定しています。播種・栽培・交配・採種・接種・菌の増殖とやるべき工程が多く、一筋縄ではいかない難しさがありますが、生徒たちは粘り強く実験に取り組んでいます。

 
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