1年文理コース 生命科学基礎 特別講義 「動物の進化」 筑波大学

 

3月13日()2限に、筑波大学大学院 生命環境科学研究科の和田 洋教授をお迎えして、生命科学基礎特別講義「動物の進化 進化ってこんなに不思議」が実施されました。講義はまず、「動物とは何か?」という発問から始まりました。みんな「そんなの簡単だ」と思ったのですが、いざ「定義を述べよ」といわれると、なかなか答えられません。そんなところから始まり、動物の成り立ちからその進化のようすなどを説明してもらいながら、動物の進化をもう一度やり直したら、『人類』は誕生するのか」や、「貝柱のない2枚貝の殻は機能するのか?」、「完成度5%の羽で飛べるのか?」といった、進化にまつわる質問が次々に投げかけられ、生徒たちは意見交換をしながら、進化について楽しく考える時間となりました(3限には同様の講義が附属中学校3年生を対象に実施されました)

 

Matrixポートフォリオの配布& 洛北アクティブラーナーアワード表彰

 

洛北高校では、洛北Step Up Matrix上にねらいを定めてすべての教育活動を展開しています。このたび、受講した正課内活動(授業)・参加した正課外活動(授業以外)、Matrixのねらいの重ね合わせ、自己評価の重ね合わせを見やすくまとめたMatrixポートフォリオが完成し、生徒の皆さんに配付することになりました。今年度の自分自身の振り返りと来年度に向けた目標設定に活用してください。また、今年度から、正課外活動に最も多く参加した生徒に「洛北アクティブラーナーアワード」という表彰をしていくことになりました。これからも、様々なことにチャレンジしていきましょう!

 

2年文理コース地球科学基礎 校外学習 総合地球環境学研究所

 

1月29日(月)午後に総合地球環境学研究所を訪問し、3名の研究所の方からそれぞれ講義を受けました。総合地球環境研究所、通称「地球研」は、地球環境問題に対して、人文学・社会科学・自然科学において文理を融合させた研究をするだけでなく、社会と連携・協働して問題解決をめざす超学際的アプローチも行っているため、文系・理系問わず様々な角度からの講義を聞くことができ、生徒たちも充実していました。また、今年は数年ぶりに、地球研の研究室を見学することができました。

 

高1文理コース 数学α特別講義「高校数学でわかるデータサイエンスとAI」

 

1月25()、「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業」として、高校1年生普通科文理コースの生徒を対象に、京都大学大学院情報学研究科の山本章博教授に講義していただきました。講義では、「データは独り歩きする(読み取り手によって解釈が異なる)」ということやデータを可視化する際の注意点をさまざまな例から学びました。また、データサイエンスという学問分野に触れることで、進路の視野を拡げる機会にもなりました。

 

高2文理コース理系 物質科学特別講義「有機化学とAI」

 

12月8日(金)に、高校2年生普通科文理コース理系生徒対象に特別講義を行いました。講師は、京都大学大学院工学研究科の松原誠二郎教授と松原研究室博士課程の竹邊さんです。はじめに、竹邊さんから、自身が研究しておられる有機合成化学について説明があり、キュバンという高い対称性を持つ物質のキラリティなどについて丁寧に説明していただきました。松原教授からは、有機合成化学の分野において、いかにAIを活用していくか、逆に人間の創造力が欠かせない部分はどこかについてお話しいただきました。先人たちが行ってきた実験手法から大きく進歩した今、若い研究者として活躍してほしいというエールをいただきました。この特別講義は京都府子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業の一環として実施しました。

 

高1サイエンス科 生物学探究Ⅰ 特別講義「生物の系統と進化」

 

11月17日()2,3限、「知的好奇心をくすぐる体験授業」として、サイエンス科1年の生物学探究Ⅰ特別講義「生物の系統と進化」が、長浜バイオ大学の福井 充先生を講師に迎えて行われました。

講義は、なぜたくさんの生物がいるのか、それらはどのように分類されるのか、という話からはじまり、「甲殻類のカニ化」などの話題から、かつては形態の類似性などから分類されていた生物が、現在ではDNAなどの遺伝情報によって分類されるようになり、この数十年の間に大きく変化してきたことが紹介されました。その後、様々な生物の遺伝情報を、インターネット上の解析サイトにアップロードして系統解析を行う実習を行い、真核生物の分類(動物とキノコは、植物よりも近縁!)、クジラはどの陸上生物と近縁か(クジラはカバと近縁!)など、驚きの事実を導き出しました。最後には、新型コロナウィルスの変異株について系統解析を行い、このような技術が我々の生活の近くで役立っていることも学ぶ事ができました。

 

高1文理コース 鳥羽水族館研修「サイエンスツアー」

 

11月2日(木)に鳥羽水族館研修「サイエンスツアー」を実施しました。対象は文理コース1年生です。ツアー実施前に、物質科学基礎および生命科学基礎の授業内で、展示物に関する紹介動画作成を行い、クラス全員で共有したうえで、当日の研修に参加しました。鳥羽水族館に到着後は、飼育員の方から研修を受けたのち、展示物の観察を行いました。鳥羽水族館は非常に多くの生物が展示されており、日本で唯一ジュゴンを観察できる水族館です。みんな一生懸命に展示物の観察を行っていました。研修終了後はレポートを提出し、学びを定着させました。

 

地学探究Ⅰ 特別講義「1300kmの旅をした軽石の不思議」

 

9月20日(水)に総合地球環境学研究所教授の新城竜一先生にお越しいただき、ニュース等でも話題になった福徳岡ノ場の軽石の分類や成分から、地下深部のマグマ上昇や噴火のプロセスについてどのように知ることができるのか講義をしていただきました。実際に軽石をたくさん持ってきていただき、水に浮かべたり、色や特徴で分類したり、観察をすることで、軽石の違いについて気づき、なぜ違うのか皆で話し合いながら考えることができました。観察したことが、講義の中で知識と結びつくことで、火山についての理解が深まった様子でした。この講義は、「京都府子どもの知的好奇心をくすぐる事業」を活用して実施しました。

 

文理コース2年『総合的な探究の時間(数学)』スタート

 

文理コース2年生の『総合的な探究の時間』について、4月にガイダンスを行いました。

本校2年生の総合的な探究の時間では、数学にテーマを限定して課題探究を行います。今回のガイダンスでは課題探究とは何か、数学で課題を考えるにはどうしたらよいかなど、1年間の見通しを立てました。

 

令和5年度SSH事業スタート!

 

4月12日(水)に高校1年文理コース、サイエンス科の生徒を対象にSSH・国際化事業についてのガイダンスを実施しました。SSHの授業内での取組や応募企画のサイエンスチャレンジ、国際化事業についてしっかり理解してもらえたと思います。また、「洛北SSH自己評価シート」で能力自己診断を行い、生徒自身が「洛北Step Up Matrix」のレーダーチャート等を作成し、現在の到達度と今後の目標を確認してガイダンスを終えました。いよいよ今年度のSSH事業がスタートです。

 
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