サイエンスツアー「福井県年縞博物館・縄文博物館・海浜自然センター」

 

8月22日(火)に、高校生の希望者を対象とした人気企画、サイエンスツアー「福井県の年縞博物館、縄文博物館、海浜自然センター」を実施しました。年縞博物館では、学芸員の方に解説して頂きながら、年縞からわかることや、世界標準となる年縞が水月湖にできた理由を学びました。また、年縞の中の花粉を顕微鏡で観察し、どの年代で蓄積された年縞か同定する体験もしました。根気がいる作業でしたが、研究者になった気分で楽しむことができました。縄文博物館では、三方五湖周辺の水害について、またそれを解決するために水路(今の浦見川)の開発を行った歴史について学んだあと、石工体験を行いました。工具を用いてもなかなか石が割れず、当時の人々の苦労を、身をもって知ることができました。海浜自然センターでは、磯の生き物観察を行いました。ウニ、魚、ヤドカリ、ヒトデ、カニなど様々な生き物がいましたが、捕まえるのはとっても大変!宝探しのように懸命になっている姿が印象的でした。磯で採集した生き物は、部屋の中で解説を聞きながらじっくりと観察しました。体験盛りだくさんのツアーで、帰りのバスではクタクタでしたね。福井の自然と歴史から、豊かな学びが得られた1日となりました。

 
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