令和4年度 多様な体験活動を行っています 技術・家庭科(家庭分野) 

 
中3・幼稚園交流
中1・住環境
中3・成年になるということ
中2・成年年齢と契約
中1・衣服
中2・高齢者との交流
中2・旬の食材
中2・消費者の権利
中1・だしを使った料理
中2・災害への備え

 技術・家庭科(家庭分野)の学習で、多くの方々に協力いただきながら、交流学習や特別講義など様々な取組を行いました。


中学3年A組 9月15日(木)

 本校近隣に位置する相愛幼稚園の子供たちに、生徒それぞれが工夫を凝らして作ったおもちゃとメッセージカードをプレゼントしました。新型コロナウィルス感染症の影響によりここ2年間、一緒に遊ぶことができず残念ですが、代表生徒(家庭科係)が届けたおもちゃをとても喜んでくれました。


中学1年A・B組 9月21日(水)

 京都教育大学 榊原典子名誉教授を講師に迎え、「持続可能な社会の実現に向けて、住まい方の工夫について考える」をテーマに、住まいの問題点についてグループで意見をまとめて発表しました。また、新しい住まいの在り方の一つとして平成の京町家を題材に、自然や環境を含めた持続可能な社会の実現の視点から考えました。


中学3年A組 9月22日(木)

   発展的な学習として、(公益財団法人)生命保険文化センターから斉藤数弘氏を講師に迎え、「成年になるということ~契約の重さやリスクに備える方法について考える~」をテーマに、契約やリスクへの対処法等についてグループ討議も交えながら考えました。  成年年齢引き下げについては、中学2年生の時に消費生活の中で学習していますが、慎重によく考えてから契約することや責任が伴うことなど再認識できたようです。


中学2年A・B組 9月22日(木)

 教育図書株式会社から田中昭仁部長を講師に迎え、「契約の重さと消費者トラブルについて考える~成年年齢と契約~」をテーマに、映画「18歳」を視聴後、この映画が伝えたいことをグループで話し合いました。それら意見に対するコメントや映画完成までの経緯や制作に込められた思いなどを講師から説明を受け、また、犬童一利映画監督から附属中学校2年生に向けたビデオメッセージをいただきました。色々なことを知ることができ感激すると共に、成年になる自由と責任を感じ取ることができました。

中学1年A・B組 10月19日(水)

 明石スクールユニフォームカンパニー大阪支社長 上山卓実氏他2名、(株)チクマ キャンパス事業部畑原謙氏を講師に迎え、「繊維の種類と衣服の手入れ」や「ペットボトルから繊維をつくる実験」などを学習しました。ブラッシングやアイロンがけ、しみとり等の実習や繊維の実験を通して、制服を大切に着用することやペットボトルリサイクル製品の制服を着用することで、持続可能な衣生活に関わっていることなどを改めて認識しました。


中学2年A・B組 10月20日(木)・27日(木)

 北山ふれあいセンターで、高齢者の心身の特徴について学ぶとともに、高齢者との交流や車椅子、杖などを使った介護疑似体験を行いました。日頃、お年寄りと接する機会が少ないため大変よい学びとなり、話すときの気配りや電車などで席を譲ること、道ですれ違うときに注意することなど、高齢者への寄り添い方について考えを巡せました。


中学2年A・B組 11月10日(木)・17日(木)

 旬の食材を使った「鰯の手開き・かば焼き」と、「さっぱり茄子サラダ」に挑戦しました。まず、京都食いく先生 平田宗子氏(ジョイフル文蛾 オーナーシェフ)から調理の仕方や要点について学び、その後、一人ひとりが調理に取り組みました。特に魚の手開きを通して、「命をいただくこと」を再認識しました。 完成した料理は、当日のおかずのひとつに収まりました。


中学2年A・B組 11月24日(木)

 公益社団法人 全国消費生活相談協会から雪美保子氏、角谷みゆき氏、矢吹香月氏を講師に迎え、消費者の権利と責任や成年年齢が引き下げられたことに伴う様々な影響について、クイズ形式の質問も交えながら、楽しく知識の再確認ができました。  特に、消費者トラブルの事例や京都市の食品ロスの現状から持続可能な消費生活について考えたことは、これからの生活に繋げ実践できることと思います。


中学1年A・B組 12月7日(水)・15日(木)

 12月7日には、京都食いく先生の 中西裕子氏(料理旅館「八千代」女将)を講師に迎え、「だしの種類とだしを活用した料理」をテーマに、干し椎茸、鰹、昆布と鰹のだしのとり方とそれぞれのだしを使った料理方法等を学びました。さらに、翌週15日には、その中のひとつ、「ひじきの煮物」を調理しました。各自で取り組む「ひとりクッキング」です。実習に向けて予習した生徒も多く、だしの香りとともに、日本の伝統食について一層関心が高まりました。


中学2年A・B組 12月14日(水)

 日本損害保険協会近畿支部 村井康人氏を講師に迎え、「災害への備え」について学びました。自然災害の種類について知るとともに、いつ起こるかわからない災害に対して、ハザードマップの活用方法や被害を最小限に食い止める準備等について学びました。  また、ボランティア活動や学校生活におけるリスクに対しての「保険」についても学び、自身の生活を見直すきっかけになりました。

 
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