1年生人権学習「ともに生きる」~車いすバスケットボールを通じて~

 

 10月25日の人権学習で、1年生は今年も車いすバスケットボールに取り組みました。パラリンピックの元代表選手も含んだ6名の現役選手とのワークショップでは、実際に競技用車いすを体験し、さらにクラス対抗の対戦では選手の皆さんのアシストもあって大歓声の中で楽しく学ぶことができました。その後はクラスごとに選手の皆さんを囲み、障がい者の置かれている状況や解決に向けての取り組みなどをお聞きし、改めて自分たちの問題として捉えなおす良い機会になりました。感想の一部を紹介します。

Aさん 車椅子バスケットボールは健常者も障害者も共に全力でぶつかり合える良い競技だと思った。能力に差がある人同士での取り組みの際に片方が手を抜くことなく楽しめるものを考えるようにしたいと感じた。

Bさん 選手の方の話を聞いて、車椅子を動かす大変さ、車椅子で生活している人がどのようなことを思っているか、車椅子で生活している人に対して道を塞がないことなど、どのような配慮をすれば良いのか、などを知ることができました。

Cさん たとえ障害を持っていても、とても生き生きとスポーツを楽しんでいる姿がとても印象的だった。また、日本で障害を持っている人数の多さに驚いた。誰でも、住みよい社会の形成がとても重要だと思った。

Dさん 障害といっても、明るく、生き生きと自分の人生を楽しんでいる姿がかっこよかったです!

Eさん 「障害者であるかに関わらず困っている人を助けて欲しい」という言葉が心に残っていて、誰にでも得意不得意があるので、お互いに得意なところを活かして苦手なところをカバーすることが大切なのだと考えた。

 
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