Global Leadership Program 事前研修③

 

 11月16日(土)に第3回事前研修「Global Leaders Challenge 研修」を実施しました。

 研修の前半では、JAAC日米学術センターによるオンラインプログラム「Global Leaders Challenge」を行いました。ハーバード大学の学生5名とファシリテーター1名をお迎えし、生徒たちは英語でのコミュニケーションを深める貴重な体験をすることができました。生徒たちは6人ずつの5つのグループに分かれ、それぞれのグループにハーバード大学生が1名加わりました。生徒たちはグループ内で3回目となる英語スピーチを行い、ハーバード大学生から個別にフィードバックを受けました。自分の考えや意見を英語で自信をもって表現し、ハーバード大学生からのフィードバックを受けることで、プレゼンテーションスキルをさらに向上させる貴重な学びの場となりました。その後、リーダーシップに関するケーススタディを題材に、ハーバード大学生と全て英語でディスカッションを行いました。生徒たちは自分の意見を英語で堂々と述べるとともに、他者の意見にも耳を傾けながら、活発な議論を繰り広げました。最初は緊張していた生徒たちも、次第に自信を持って英語でのコミュニケーションを楽しむ姿が見られました。

 研修の後半では、MITで研究員として活躍されている日本人の方から「グローバルに活躍するために」というテーマでオンライン講演をしていただきました。講演では、「自分を信じて挑戦すること」の大切さや、日本とアメリカの研究環境の違いについて具体的なお話があり、将来への視野を広げる貴重な機会となりました。

 研修を終えた生徒からは、以下のような感想が寄せられました。

 「始まる前は『本当に英語が通じるのか』『何も言えなくなったらどうしよう』と不安まみれでガチガチに緊張していましたが、いざハーバード生と話してみると、うまく言えなかったことも含めてこちらの意図を確認しながら汲み取ってくださり、安心して話すことができました。また、その後の全体に向けた発表でも、個人チャットで励ましてくださったりして、新しいリーダーシップの形や、英語の『話し方』を学ぶことができ、とても勉強になりました。」「日本から海外に行くだけでも大きな勇気が必要で、どのような心構えがあれば自分の進路を恐れずに進むことができるか疑問に思っていたので、『自分自身を信じる』という言葉をとても素敵だと感じました。」

 今回の研修を通じて、生徒たちは英語でのコミュニケーション能力を高めるだけでなく、自分を信じて挑戦することの大切さを学びました。これからの事前研修やアメリカ研修を通じて、さらに成長し、グローバルリーダーへの道を歩んでいくことを期待しています。

 

 
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