京都市で避難生活を送っているウクライナ出身のアーティスト、ユリヤ・ボンダレンコさんを講師にお招きして、サタデープロジェクトを実施しました。
前半は、戦争で破壊されてしまったユリヤさんの故郷の写真(すべてユリヤさんのお父さまが撮影されたものだそうです)をもとに、ユリヤさんが避難されるなかで実際に体験されたさまざまな苦労や、ロシアによる侵攻に対するウクライナの人々の思いを聞かせていただきました。
後半は、ウクライナの伝統的な音楽や料理を紹介していただきました。さらに、ウクライナの伝統的な飾り文字に挑戦しました。悪戦苦闘しながらも、ユリヤさんの指導を受けてきれいな飾り文字が書けました。
参加者からは「毎日のようにニュースで流れている遠く離れた国のことを当事者の目線で知ることができるとは思ってもいなかったので感動しました。」「ウクライナについて、ネットやテレビ等でよく知ってはいたが、実際の話を聞くと重みが違いました。」「今まで知ることが怖くてニュース以外ではあまり情報を得ようとしていませんでしたが、今回、知ることが一番大切だと感じました。」「日本では文字を飾るという文化がないので、飾ること自体異文化だなと思いました。」といった感想が寄せられました。