7月31日から鳥取県米子市にて開催された全国高等学校総合体育大会弓道競技大会・第70回記念全国高等学校弓道大会に本校より女子個人戦へ森重と近藤(いずれも3年)が、そして女子団体が出場しました。団体メンバーは、近藤(3年)、中谷・短田(いずれも2年)、森重(3年)、古賀(1年)、そして深川(1年)の6名です。
<練習会場にて>
個人戦は各府県の予選を勝ち抜いてきた96名が参加し、予選を4射3中以上で通過、準決勝も4射3中以上で通過となり、決勝は射詰め競射で行われました。団体戦は出場58校(記念大会のため各ブロック予選を勝ち抜いてきた学校を含む)により、登録6名からの5名による各自4射の合計20射で実施されました。
7月31日に行われた個人戦では、森重と近藤ともに予選・準決勝を通過し、18名による決勝射詰めに臨みました。立ち順抽選の結果とはいえ、両者が隣り合って決勝の臨むことになり会場はざわめきました。
<個人戦決勝1本目>
1本目、森重が的中させましたが近藤は的中を逃し敗退。森重はその後2本続けて的中させ、3本目が終了した時点で4名となり入賞が確定しました。続く4本目で森重から放たれた矢は的枠を蹴破り、外れとなり4位が確定しました。全国高校総体において京都府の女子個人選手入賞は四半世紀ぶりとなる快挙となりました。
8月1日の団体予選は、記念大会で出場校が増えたため、例年よりも厳しい予選となりました。その中、本校は14中で9位で通過し、上位32チームによる決勝トーナメントへ駒を進めました。
2日の決勝トーナメント1回戦で三田学園高校(兵庫県)と対戦。近畿大会などで何度も対戦してきた相手で、両校とも堅くなったのか的中が今ひとつ伸び悩み、本校が8中、三田学園高校が6中となり、本校の勝ちが決定しました。つづく2回戦では県立銚子高校(千葉県)と対戦。追いつ追われつの接戦となり、本校が12中に対し県立銚子高校は13中。平成元年度64回大会に並ぶベスト16進出にとどまり、悲願のベスト8進出はなりませんでした。
<団体戦2回戦>
本年度の弓道部3年生は、もがきながらインターハイへの道につなげた上級生の姿を受け継いで2人でよくがんばってくれました。また、全国大会での上位入賞という財産を下級生に残してくれました。内なる可能性を日々の努力によって体現させた上級生の姿は新チームに活かされていくと思います。
この試合をもって弓道部3年生2人の部活動は一旦終了します。
3年間、荒天であっても遠方であっても、寒暑にかかわらず応援に来ていただいた多くの方々に篤くお礼申し上げます。また新チームにもご声援お願いします。