本校のサイエンス部は、平成16年度のSSH指定と共に始まったクラブです。物理・化学・生物・地学・数学・競技科学班の6班に分かれて活動しています。令和5度の各班の研究テーマは次の通りです。
【物理班】
・「風力発電の汎用化の研究」 普通、山間部や海岸線に置かれている風力発電ですが、それをより多くの場所に置くために小型化、軽量化をすることを目的に研究を行っています。
【化学班】
・硫黄の同素体の一つである「ゴム状硫黄」は黒くなるのがポピュラーですが、条件がそろうと「黄色のゴム状硫黄」が生成されます。その条件は明確にわかっていません。サイエンス部化学班では、「黄色のゴム状硫黄」が生成される条件を解明するために、使用する硫黄の組成や前処理について検討しながら実験を行っています。
【生物班】
・植物の成長と阻害をテーマにした課題研究の計画を立案中です。
【地学班】
・和紙を使った気球素材の開発をテーマに実験や研究を行っています。
日本の四季の星空をテーマにしたプラネタリウムの番組制作を行い、文化祭で上映などを行っています。太陽望遠鏡を用いて、太陽黒点やプロミネンスの観察も実施しています。
【競技科学班】
各種科学系コンテスト入賞を目指して、ゼミなどを行っています。
【数学班】
フラクタル構造・次元についての研究を行っており、プログラム作成を行っています。また、数学オリンピックなどへの参加も行っています。
活動方針
身の回りの様々な自然現象の中で、興味を持ったこと、疑問に思ったことを研究テーマに設定し、探究活動を行う。また、積極的に研究成果を発表し、広く社会に発信する。