本年度も洛北高校独自の海外研修プログラム「Global Leadership Program(洛北GLP)」が始動しました。このプログラムでは、7回にわたる充実した事前研修に加え、3月にはアメリカでの8日間の本研修が予定されています。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)での特別講義の受講、現地大学生との交流、最先端企業の訪問などを通して、国際的な視野を広げ、将来世界で活躍できるグローバルリーダーとしての素養を育むことを目的としています。
第1回事前研修(9月13日)
プレゼンテーション研修・リーダーシップ研修
第1回事前研修では、「プレゼンテーションの基礎」と「リーダーシップの資質」について学びました。プレゼンテーション研修では、様々なモデルスピーチを動画で視聴し、聴衆を惹きつける方法や、聴衆との効果的なコミュニケーションの取り方を学びました。また、アイコンタクトやボディーランゲージに焦点を当てたアクティビティを通じて、「聴き手に伝わるスピーチ」のコツを実践的に身につけました。
続くリーダーシップ研修では、ALL ENGLISHの講義を通して「良いリーダーに必要な資質」について考察し、それぞれが「自分にとって必要なリーダー像」をテーマに英語スピーチを行いました。最後にはチームビルディングの一環として、A4用紙を使った「ペーパータワーコンテスト」を実施し、協力と役割分担の重要性を体感的に学びました。
第2回事前研修(10月18日)
スピーチ力の向上と英語ディスカッション実践
第2回事前研修では、「自分に必要なリーダーの資質」についての1分間スピーチと、英語でのディスカッション練習を行いました。
スピーチでは、多くの生徒が前回よりも自信をもって発表し、ジェスチャーやアイコンタクトを意識した表現が見られました。次回はハーバード大学の学生を前にスピーチを行う予定であり、生徒たちのさらなる成長が期待されます。
後半のディスカッション練習では、「ターンテイキング」や意見を述べる際の3ステップ(Main Point → Reason/Example → Question)を学び、実践的な会話練習を行いました。また、第3回に向けたケーススタディ「6人の候補者からクラスのリーダーを決めよう」に取り組み、英語で自分の考えを説明し合う活動を通して、論理的に意見を伝える力と対話力を磨きました。発言後に "That's a good point." と相手に反応したり、"What do you think?" と質問を返すなど、主体的に会話をつなぐ姿勢も見られました。
第3回研修では、ハーバード大学の学生とともに、より深いディスカッションを行う予定です。