グローバル探究プログラム 研修②<オンライン・サンプルレクチャー/ディスカッション>(8月21日)

 

 8月21日(土)に第2回研修「オンライン・サンプルレクチャー/ディスカッション」を実施しました。模擬講義はハーバード大学の宗教学の教員の方から、「Liminality(過渡的段階、移行段階)についての講義を受けました。宗教的なものに限らず、何かの儀式や出来事の「前」と「最中」と「後」の変化についての考察でした。また宗教学故に「生」と「死」を取り巻く状況についても言及があり、昔は公の中で看取られる死であったのが、今では病室で隔離された中でのものとなり、特にコロナ禍では家族にも会えないという事態が起こっているということを改めて認識しました。次に講師の木本様から、英語によって世界のより多くの人々と繋がることがもたらす可能性と意義、単なる営利目的だけではない、これからのビジネスを支えるESGEnvironment, Society, Governance)投資、人間活動がもたらした環境変化に起因する感染症や災害に対応できる社会、といった今後のビジネスを考える上で配慮すべき基本条件について講義を受けました。最後は民族集団役と専門家チーム役に分かれて「異文化コミュニケーション体験ゲーム」を行い、異文化の尊重と自己の先入観への注意が必要であることを学びました。今回も様々な事実や知見、枠組を知ることができ、参加者も視野が広がったようです。

 
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