研究開発課題【先導的改革型】(第5期)

『探究し続ける科学技術フロントランナーを育成する中高一貫教育プログラムのデザインと一般化』

研究の仮説

Ⅰ.次世代の科学技術分野を牽引する人材育成プログラムの開発
課題研究に取り組む高校生に必要な素養やスキルをリストアップし洛北高校・附属中学校全体の育成目標とした「洛北Step Up Matrix」を発展させ,新たに「探究姿勢」の項目を加え,中高一貫の課題探究プログラムの実施と評価を行う。生徒・教員双方の価値共創の場として正課内外の活動をとらえて重層的に展開する。また,「洛北Step Up Matrix」に基づいた正課内外の活動を充実・統合させたカリキュラムデザインを設計開発し,第4期までの取組と比較して効果を検証する。

Ⅱ.「洛北Step Up Matrix」を活用した探究実践を支える組織マネジメントの一般化
「洛北Step Up Matrix」を用いて,探究実践を学校組織として推進するための手法を一般化しやすいパッケージとして総括し,PDCAサイクルフローを定着させ,効果の検証を行う。これにより,学校組織として課題研究を行うためのカリキュラム開発の手法およびマネジメントを提案する。

Ⅲ.「京都Scienceコミュニティ」による探究実践普及と協力体制の構築
京都府立中高一貫ネットワークを拡大し,「京都Scienceコミュニティ」を構築する。探究実践における生徒および教員の交流を本校が先導する。オンラインのメリットを活用し,遠隔地と繋がる機会を積極的に設けることで京都府全体の高校生の汎用的能力の育成や教員の探究実践に必要な資質向上を図る。さらには,設備や機材,教員の専門性を活用したセミナーを共有する仕組みを作るなど協力体制を構築し,大学研究機関との連携を活用することで,自走化へ向けた下地作りとする。


(文理コースおよびスポーツ総合専攻においては,サイエンス科での取組を基にして、高等学校3年間でのカリキュラムを研究開発します。)

 
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