サイエンスチャレンジ

 

 洛北サイエンスチャレンジは、授業を離れて、様々な「科学」に挑戦する講座です。「好奇心」がある人ならば、誰でも参加できます。今年度は、時間枠を拡大してサタデープロジェクト内でも実施します。

サイエンスチャレンジ2016 実施一覧

サタデープロジェクト枠で実施したもの
 

サイエンスチャレンジ2016 取組の紹介

 

通年実施「洛北算額」

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3月23日(木)「実際の溶鉱炉を見てみよう!」神戸製鋼所加古川製鉄所

 3月23日(木)株式会社神戸製鋼所・加古川製鉄所見学に行ってきました。サイエンスチャレンジの取組の一環として、平成25年度から実施している製鋼所・製鉄所見学です。同製鉄所は、3基の高炉をもつ大きな製鉄所で、広大な敷地内に高炉・転炉・圧延工場・線材工場などがあります。

 生徒達は、プラントスケールの大きさに驚き、真っ赤な鋼の塊が圧延されていく工程に圧倒されていました。「酸化・還元」の応用を見る絶好の機会となりました。

3月14日(土) 洛北Math Seminar「ボードゲームで数学を学ぼう!」

 3月14日(火)に、洛北サイエンスチャレンジの取組として、洛北Math Seminar「ボードゲームで数学を学ぼう!」を実施しました。

 生徒はいくつかの少人数のグループに分かれて短いゲームを行った後、「どのような戦略をとれば勝率があがるのか」について数学的なもの・数学的でないものを問わず話し合いました。

 プレイと討論を何度も繰り返した後でグループをシャッフルし、戦略をじっくり考えた経験者と初心者で対戦したところ、経験者が勝つ傾向にあり、討論の成果を得ることができました。

 実験と考察と仮説設定を何度も繰り返す「科学の方法」の重要性を学びました。

 
 
 

2月16日(木)「ズーチャレンジ(京都市動物園)」

 2月16日(木)にサイエンスチャレンジとして、京都市動物園で実習&見学を行いました。

 まず、動物園で飼育されていたゴリラ・トラ・キリンの実物骨格を組み立てました。手根骨など複雑な動きをすることができる場所の骨は細かく数も多いため苦労しましたが、完成した骨格を比較して、形は違うのに共通して数が同じことや、キリンの骨盤を自分達も通り抜けられるなど、色々な発見ができました。その後、イチモンジタナゴの面白い生態やどのような保全活動に取り組んでいるかなど、お話をうかがいました。

 午後からは、リニューアルした動物園を案内していただき、動物病院や解剖室、えさを作る部屋など、普段は入ることのできないバックヤードなどを見せていただきました。熱心に質問をしたり、動物を観察したり、とても充実した一日となりました。

10月29日(土)「海遊館アカデミー」

 10月29日(土)に、高校生を対象としたサイエンスチャレンジ「海遊館アカデミー ~ 海遊館を深く知ろう!」を実施しました。今年度は洛北高校から大阪の海遊館までの往復をバスでの移動とし、二年前に実施したときよりも多くの人数が集まりました。当日はバスでの移動後、海遊館の飼育員の方から「飼育員の仕事」に関しての話を聞いた後、大型水槽の上や濾過装置などのバックヤードを見学しました。午後は午前中のレクチャーを念頭に置きながら館内を自由に見学しました。

10月12日(水)「生命と元素」京都薬科大学特別講義

 10月12日(水)に京都薬科大学分析薬科学系代謝分析分野教授 安井裕之先生に「生命と元素」について講義をしていただきました。ニホニウム誕生のお話から、体に必要な金属元素(バイオメタル)、タンパク質と金属元素がどのようにして「薬」としてはたらくのか、最後に先生ご自身の研究内容や大学の研究室について、お話していただきました。

 

9月23日(金)ラグランジュの会「4次元の世界ー4次元正多面体の話ー」

 9月23日(金)に、岡山大学教育学部の中川征樹准教授をお招きしてラグランジュの会を実施しました。洛北高校では、サイエンスチャレンジの数学科の取り組みとして、大学の教授・准教授の先生を定期的にお招きして、放課後に様々な数学の話題に触れる「ラグランジュの会」を実施しています。今回のタイトルは「4次元の世界―4次元正多面体の話―」で、生徒は多面体を作ることのできる道具「ジオフィクス(GEOFIX)」を手元に、様々な正多面体を作りながら講義を聞いていました。11月25日(金)にも、京都大学名誉教授の上野先生をお招きして実施される予定です。

 
 
 

9月10日(土)「現代数学ツアー」第2回

 9月10日(土)に、サイエンスチャレンジの一環として「現代数学ツアー」の第2回を行いました。

 前回と異なり講師はいませんでしたが、2つのグループに分かれて本校教諭からそれぞれ図形の作図と石取りゲームに関する講義を聞きました。その後、学習した内容を20分にまとめて他のグループへ発表しました。

 生徒たちからは、「普段できないアウトプットの経験と、教えてもらったことをその場で消化する体験が面白い」「学年やコースと関係なく話を聞けるのがいい」という取り組みに関する声のほか、「前回の反省を活かせた部分と活かせない部分があって悔しかった」「もっと準備する時間を増やして内容の濃い授業がしたい」など次回に繋がる感想も多く上がりました。参加した生徒には第1回から参加した「リピーター」が多く、この取り組みを続けることで彼らのアウトプットの能力が高まっていくことが期待される取り組みとなりました。

7月10日(日)京都・大阪数学コンテスト2016

「京都・大阪数学コンテスト2016」はこちら

6月4日(土)「数学オリンピック金メダリストと征く現代数学ツアー」

 6月4日(土)に、サイエンスチャレンジの一環として「数学オリンピック金メダリストと征く現代数学ツアー」を行いました。

 講師に数学オリンピック金メダリストである関 典史氏をお迎えし、2つのグループに分かれてそれぞれp進整数と多面体の話を聞きました。 その後4人ずつの班にわかれて、学習した内容を20分にまとめて他のグループへ発表しました。 生徒たちからは、「次はもっと説明できるように深く理解したい」「説明すると、自分が分かっていない点がよく分かって良かった」など発表することの難しさを感じたという感想や、「数学オリンピック金メダリストの話が聞けて良かった」「今後も参加したい」など数学へのモチベーションが高まったという感想が多く上がりました。

4月23日(土)

 第1回サタデープロジェクトの時間を利用してサイエンスチャレンジを実施しました。

今回は「熱・流体研究室」「化学でマジックを実現してみよう!」「植物はなぜしおれるのか?」「Nature Watch① 深泥池の自然」の4つの講座が開講され、約50名の高校1、2年生が参加しました。

 どの講座も積極的に参加する生徒の姿が随所に見られ、およそ2時間の予定でしたが、時間をオーバーするほどの大盛況でした。知的好奇心をくすぐる充実した実験実習になりました。

「化学でマジックを実現してみよう!」/「熱・流体研究室」/「植物はなぜしおれるのか?」/「Nature Watch① 深泥池の自然」

 
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