12月 中1洛北サイエンス

 

 中学1年では本校独自の教科「洛北サイエンス」の学習として、特別講義や校外学習を実施しました。

 12月8日(火)には関西電力送配電株式会社から飯山 裕貴 氏と星野 稚花 氏を講師としてお招きして、各講座1時間ずつの学習を行いました。送電についての学習では、実際に使われているケーブルに触れ、その重量感や頑丈性を体感することができました。また、発電の仕組の実験やエネルギー問題に関わる講義から、私たちの生活を支える電気について考える機会となりました。

 12月10日(木)には滋賀県立琵琶湖博物館において校外学習を行いました。例年よりも短い滞在時間でのスケジュールだったため特別講義を受けることができず、展示見学のみの内容でしたが、琵琶湖の歴史や特性、琵琶湖周辺の生物、琵琶湖と人との関わりなど、豊富な展示物の中から、それぞれ興味に応じて学ぶことができました。

 12月15日(火)には京都大学化学研究所の倉田 博基 氏をお招きし、特別講義「Atomへのアプローチ」を実施しました。原子や元素などの概念の違いから、原子の構造、電子顕微鏡の仕組みなど、わかりやすく説明していただきました。また、質問の時間には「電子が衝突することはあるのか」、「メンデレーエフの時代のように、存在が予言されている元素が現代にもあるのか」など、多くの質問が出ました。今後の化学分野の学習を深めるための機会となりました。

 
COPYRIGHT (C) 京都府立洛北高等学校・洛北高等学校附属中学校