第2回サタデープロジェクト(9月8日)

 

かがくのみかた・かんがえかた ~おもちゃの船を題材に~

 簡単な科学マジックや、ストロボ光源を使った水滴の観察、おもちゃの蒸気船の作成など、実験・観察を通して科学的なものの見方や考え方について考える機会としました。
 生徒たちは、目の前で宙に浮いてゆっくり動いているように見える水滴に驚いたり、ロウソクを燃料にして動く蒸気船のしくみをグループで謎解きしたりしながら、自然現象を科学的に探究する方法を学びました。
 実施後のアンケートでは、多くの生徒が、内容に興味をもち、知的好奇心を刺激されたと答えていました。
 

斜方投射チャレンジ

 「鉄球を専用の発射台から飛ばし、ペットボトルに一発で入れる。ただし本番は机の上から行い、実験は床の上でのみ行えるものとする。」という課題に取り組みました。本番と実験の状況が異なるため、どうしても数学的に予測・計算することが求められるという課題です。
 3人グループでアイデアを出しながら、より正確に2次関数を決定していくことが求められました。実験を繰り返しながら、意見を重ね合い、少しずつ解決に向かう姿勢がとても楽しそうで、授業者としても嬉しい限りでした。最終的に見事成功させたグループがあり、道具としての数学に有用性を感じてくれたのではないかと思います。
 

カンボジアからみえてくるNIPPON

 昨年に引き続き海外でも活躍する女性を二人お招きしてお話を聞きました。NPO法人「GLOBE JUNGLE」代表の森絵美子さんからは、カンボジアで「くっくま孤児院」運営をはじめとして、学校建設や貧困女性を支援する「ナチュラルバリュー」など多方面な活動と、森さんが海外に出るまでの経歴を楽しく聞き、国際的な若手の企業家組織「Global Shapers」に参加し、自らも京都でシェアハウス事業やクリエイターが活躍できる場所作りなど8つの事業を同時進行させている日下部淑世さんからは積極的な学び方や生き方を聞きました。お二人にインスパイアされて元気をいただく素敵な会になりました。
 
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