南陽が一番大切にしているのは日々の授業です。授業を通して、進路実現のために必要な力を身につけます。また、キャリア教育講演会や分野別進路研究会など、生徒一人一人が自分の進路と向き合うさまざまな機会を設けています。進学講習会・国公立大学個別対策講座など、生徒の学習意欲を高めサポートする体制が充実しています。

◆合格体験記

35期生(令和4年度卒)

  34期生(令和3年度卒)

  33期生(令和2年度卒)

  32期生(令和元年度卒)

 
 
 
 

(1) 進路決定の時期と方法
高校に入学する時に志望校を京都府立医科大学に決めました。私は助産師を目指しているので、助産師コースがある事と、自宅から通いやすい国公立大学である事が進路決定の決め手となりました。

(2) 受験に向けての学習
1,2年生の頃は学校の宿題や定期テスト前の勉強くらいしかしていなかったのですが、3年生になってすぐに塾に通い始め、受験勉強を始めました。夏休み前までは苦手科目の復習をしていました。夏休みからは復習と並行して共通テストの過去問や模擬問題を解き始めました。11月頃からは共通テストの過去問・模擬問題をひたすら解いて、傾向やペース配分に慣れていきました。
2次試験の対策は共通テストが終わってから始めました。英文の要約、小論文、面接があり、3つとも高校の先生方に見て頂きました。

(3) 悩んだこと
模試でなかなかいい結果が出ず、不安に思う事がよくありましたが、最後まで諦めずに取り組み続けることが大切だったと思います。

(4) 上手くいったこと
私は理系クラスを選んだのですが、京都府立医科大学の看護学科は理科基礎で受けることができ、理科基礎の方が私は点数が取れると感じたので、共通テストの理科を基礎で受けることにしました。本番では理科で点数を稼ぐことができたので、基礎に変えて良かったと思います。

 
 

(1) 進路決定の時期と方法
私は入学当初から地方公務員になりたいということと、家から通える国公立大学に通いたいと考えており、パンフレットやオープンキャンパスを通じて校風や学習内容に惹かれ、京都府立大学公共政策学部を志望し始めました。そして1年生の夏頃、担任の先生から推薦入試だと調査書と小論文で受験できることを教わりました。同じ大学を受けるのならチャンスが多い方が良いなと思い、一般入試だけでなく推薦入試も視野に入れました。

(2) 受験に向けての学習時間数や内容
私は学校推薦型選抜で合格したので小論文について書きます。私は塾や予備校に通っていなかったので平日はQスクエアや自習室で、休日は家で勉強していました。私が本格的に小論文対策を始めたのは校内選考直後です。10分休みや昼休みも勉強しました。先生に頂いた3年分の過去問や、後期試験の問題形式が推薦入試と同じであるため10年分ほど解きました。

(3) 使用した参考書や問題集
 政経の資料集や倫理の資料集の生命倫理の範囲、文英堂の『小論文の完全ネタ本 社会科学系編』を熟読しました。

(4) 学習面で悩んだこと・苦労したこととその解決法やアドバイス
 私は小論文を初めて書いた際、自分の小論文の拙さを痛感し、心が折れそうになりました。しかし、くじけずに何度も問題を解き先生に添削していただいたことで、徐々に自信になりました。問題には文章を読んで内容をまとめ自分の意見を述べる形式と、データや図表を読み取る形式がありましたが、そのどちらも数をこなして慣れることと幅広い知識を得ることが有効だったなと思います。
また、どうしても目先の推薦入試への焦りから小論文対策だけをしてしまいそうになりますが、推薦入試後すぐに本格的に一般入試が始まるため、並行して勉強した方が良いです。たとえ結果がだめでもまだ一般入試にチャンスがあります。私はそう思うと緊張が解けたので、あまり自分を追い込み過ぎずに頑張ってください。

 
 

受験を見据えた勉強は2年生のあたまからはじめました。最初は数学と英語中心に国数英の3教科の基礎をしっかり固めるように勉強し、学校の教科書を完璧にできるぐらいになってから応用問題を解き始める方がいいと思います。僕は部活を引退するのが結構遅くて勉強だけに集中できるようになったのは夏休みに入ってからで、焦りや不安はありましたが、基礎の勉強を長くしていたので、模試などで大きく偏差値が下がったりすることもなく、部活を引退した後は集中して受験勉強に取り組めました。
応用問題を解き始めたのは夏休み後半くらいからで、過去問を解き始めたのは10月に入ってからでしたが、教科書レベルの基礎問題を解けるようになってから、応用問題や過去問を解き始める方がいいと思います。これらの勉強は2次試験に向けたものでしたが、学校の授業で共通テストの対策をしてもらえるので、家や塾での勉強は授業の復習と2次試験の勉強をする方がいいと思います。共通テストだけで使う教科は入試の配点を見て勉強時間の割り当てをした方がいいと思いますが、文系で言うと日本史や世界史は時間がかかる教科なので早めに対策を始めることをおすすめします。
全体的に共通テストの勉強に入ったのは11月後半くらいでしたが、共通テストの配点を調べてから計画的に始める時期を決めるべきです。僕の周りで難関国公立を目指していた人で直前まで2次試験の勉強をしている人もいましたが、共通テストを取れないと出願校を下げないといけなくなってしまうこともあるので、対策は余裕をもってしておくべきです。
参考書はどの教科もいっぱい買ってちょっとずつするのではなく、1冊ずつ完璧になるまで繰り返すほうがいいと思います。共通テストは教科書を中心に出題されるので、基本は学校で配られる問題集などで対応できます。自分で完璧と思えるまでやりこんだ参考書や問題集は、入試当日に持っていって短時間で復習できるので、周りよりも有利に試験を迎えられると思います。自分で工夫しながら、受験勉強頑張ってください。

 
 

(1)進路決定の時期
私は1年生の時に大学の文化祭に行って、大学の雰囲気が好きで奈良女子大学に進路を決めました。また国立大学ということと、少人数で自分に合っていると思ったことも志望した理由でした。

(2)学習時間や内容
1年2年の時は授業で出される宿題を家で大体1~2時間程していました。受験勉強を本格的に始めたのは3年生になってからで、定期テスト前になるといつもより頑張って勉強するという感じでした。3年生の4月から通信教育で、二次試験で使う国語と英語を勉強し始めました。夏休みの前半に部活動の大会が終わり、後半からは図書館で1日に8時間程夏期講習の記述対策問題を解いたり、数学の緑チャートで共通テスト対策をしたりして、夜に1時間英単語や日本史を覚えていました。
共通テスト対策は9月から本格的に初めて、冬休みは毎日実戦問題を繰り返し解いてパターンに慣れるようにしました。私は推薦入試も受けていて面接があったので、面接練習も共通テスト後行い、2月から赤本を解いたりして二次対策を行いました。

(3)使用した参考書
英語...「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編
  2月から特に英作文に力を入れました。文法から丁寧に説明してくれているので分かりやすく、和訳もスムーズにできるようになりました。
日本史...「金谷の日本史 文化史」
  文化は覚えづらく苦戦する人が多いと思います。文化の流れと知識がこの本を読んだことで身につき、政治史も頭に入りやすくなりました。また、日本史の教科書の各ページの上に、そのページの要点をポンっと書いておくと流れが整理しやすいですよ。
数学(緑チャート) ...これは共通テスト対策用の問題集で、数学が苦手という人でも最低限必要な解き方を身に付けられるのでおすすめです。
その他...化学基礎では、授業中に行う模試演習で分からなかった問題に対して自分の解説付きで解答をノートに書いておくようにしていました。模試で似たような問題が出ても、自分の弱点が分かっているので焦らないようになりました。二次試験対策は過去問をできるだけ多く解くことが大切だと思います。私は11月頃に赤本を3年分解いて2月の試験1週間前に4年分さらに解きまくりました。

(4)悩んだこと、後輩へのアドバイス
私はもともと文系で数学が苦手でした。しかし、国立大学を目指すとなると共通テストに必ず必要な科目なので、自分のペースで頑張ろうと思い、基礎から一つ一つ復習していきました。夏ごろの模試まではいつも数学が足を引っ張っていましたが、落ち込まずに問題演習を続けたことで徐々に点数が伸びるようになりました。苦手な分野があっても、その分伸びしろがあると思って自分のやりやすい勉強法を見つけてみてください。

 
 

(1)進路決定の時期と方法
第一志望の大学を意識し始めたのは2年生の春で、その大学に決定したのは2年生の冬でした。各大学のカリキュラムを参考に、自分の学びたいことがその大学で学べるのかを調べて進路決定をしました。

(2)受験に向けての具体的な学習時間数や学習内容
 3年生の部活動引退前は一日3時間、引退後は平日6時間、休日7~11時間勉強していました。
私は試験で必要な科目が英語、世界史、現代社会、国語でしたので、その4科目の学習内容ついて紹介します。
【英語】年間を通して単語を覚え、長文問題を解いていました。
【世界史】9月まで教科書の暗記、その後、共通テストの類似問題を解いていました。 
【現代社会】12月まで教科書内容の暗記をしていました。
【国語】年間を通して共通テストの類似問題を解いていました。
夏休みには共通テスト5年分と大学の個別試験3年分、8月以降は定期的に共通テストを解いていました。また、模試の直しにもかなり時間をかけるようにもしていました。

(3)各教科で使用した参考書や問題集などの紹介
   【英語】『やっておきたい英語長文300、500、700』記述問題なので個別試験対策として使っていました。
   【世界史】教科書、学校で購入した一問一答形式の問題。問題の丸付けをするときは必ず教科書を見ながら語句の意味や流れの確認をしていました。覚えにくい、他の語句と混ざりそうと感じたときにはノートにまとめ直していました。
   【現代社会】教科書、学校で購入した問題集。共通テストで出やすい分野から勉強するようにしていました。
   【国語、英語、世界史】塾の共通テスト類似問題

(4)後輩へのアドバイス
 受験勉強がつらく諦めそうになっても、自分のこれまでの努力を裏切らず、自分の意志を曲げず、やり遂げてほしいと思います。私は第一志望の大学に落ちて、第三志望の大学に行く想像を何度もしました。受験が終わったときに、後悔だけはないように自分と向き合ってください。応援しています!

 
 

(1)進路決定の方法
私は今まで勉強してきたことの中で、大学でさらに学びたいと思えるようなことがなかったので、1番よくわからない分野に飛び込んでしまおうと考え、心理学に決めました。いわゆる消去法となりますが、人間が好きな私にはとても興味深い学問でぴったりでした。

(2)受験に向けて
《部活との両立》
 私は3年間部活動をしていて平日は最終下校時刻まで、休日も練習があるような毎日を、3年の8月まで続けていました。友達がみんな既に引退して夏休みには本格的に受験勉強をしている中で、毎日部活に行くのはすごく不安でした。だからこそ使える時間は最大限に使おうと、毎日そのまま塾の自習室に行って最後まで勉強することを続けました。
《学習》
 3年生になるまでずっと最も苦手だった数学を主に勉強していましたが、3年生になるタイミングでそれを一般入試で最も配点が高い英語に切り替えました。学校が終わって使える時間の約半分を英語に費やしていましたが、問題を解く感覚をなくしてしまったり、覚えたことを忘れないように、毎日受験で使う全ての教科を必ずやることに決めていました。私はだらだらと長時間勉強をするのではなく、しっかり目の前の問題に集中して第一志望に狙いを定めた勉強を毎日心がけていました。

(4)学習について
 大切なことは、模試や過去問の点数に一喜一憂しないことです。練習でどんな点をとろうが、大切なのは本番で合格点をとることです。過去問を解けばどんどん伸びていくので、今の段階で点数が足りなくても毎日勉強を続けているのだから、今は本番に向けてパワーをチャージしている状態だと考えて最後まで諦めないことが大切だと思います。私は模試で良い判定が出たことはありません。私はどれだけひどい点数が出ても、合格の先にはやりたいことがあるので、最後まで志望校を変えませんでした。夢や目標がある人は諦めず最後までやりきってほしいです。

 
 

(1)進路決定の時期と方法
私は1年生の頃から、自分がしたいことが明確に定まっておらず、とりあえず今自分が興味のある分野がある大学を模試の志望校にしていました。しかし、その興味のある分野も3つあり、それぞれ全く方向性が違ったので、(当時の模試では全部書いていましたが、)最終的に1つに決定するのがとても大変でした。
 自分の長所を生かすことができる、安定した職につくことができる、というのが今の進路を選ぶことになった理由です。また、私の進みたい分野を一つ決めたことで自然と学部と学科が決まり、そこから受験する大学を絞って決定しました。
(2)受験に向けての具体的な学習
私は3年生の7月で部活動を引退してから本格的に受験勉強に取り組み始めました。それまでは、学校から帰ってきて課題をする、定期テスト前にワークを解いて定着させる、といった勉強方法でした。しかし、どの時期も日々の授業は大切にしていました。
受験期間中は、放課後に学校で残って勉強することが多かったです。そこでは、その日授業で用いた参考書やプリントで間違えたところや、分からなかった所を自分でもう一度見直して解き直す、といったことをしていました。また、分からない所は分からないままにするのではなく、友達や先生に必ず聞くようにしていました。学校で残って勉強するところの良い点は、先生に分からないところを質問しに行けるという点です。
特に勉強している時に心がけていたことは、名称だけを覚えるのではなく、なぜそのようになったのか、そう至るまでに何があったのか、といったように前後の内容まで理解し、説明出来るようになるということです。なぜ、という疑問が解決し、分かるようになることは達成感に繋がり、その物事に興味を持ち、より勉強に意欲を持つことができる第一歩にもなりました。
(3)使用した参考書や問題集
私は市販の参考書や問題集などは、あまり買っておらず、教科書を見返し問題を解いたり、学校で購入した問題集、配られたプリントを使って勉強したりしていました。しかし、苦手だった現代社会は「大学入学共通テスト 現代社会の点数が面白いほどとれる本」という参考書を使っていました。
(4)後輩へのアドバイス
本番は体験してみるまで、何が起こるか分かりません。実際、今年の共通テストも予想していた問題よりもはるかに難しくて何度も挫けそうになりました。でも、最後まで諦めずに頑張ったら、全てが終わったあとに、どんな形でも必ず頑張って良かったなぁ、と思えるようになると思うし、私もそう実感しています。
最後に一つだけ言っておきたいのは、今からでも全然間に合わないことはない!ということです。むしろ、これからが勝負です。だから、授業や小テストや定期テストを大切にしながら、受験勉強頑張ってください。

 
 

(1)進路決定の時期
1年生のときに何校かオープンキャンパスに行き、学校ごとに同じ学部でも特徴に違いがあり、経済学部と政策学部に興味を持ちました。どちらかの学部に行こうと思っていたのですが、実際に志望校を決定したのは三年生の春でした。

(2)学習時間や内容
高1・高2は学校の課題や授業の予習、復習を毎日しっかりとこなし、共通テストに向けて、どの教科もバランスよく勉強していました。高3になってもコツコツ勉強していましたが、夏の模試で第一志望の大学に届いていなくて、一番悩んでいた時期でした。ここで原点に立ち返り、英語の語彙力が足りていなかったので、LEAPの全単語の一つ目の意味は全て覚えて入試に挑むと決めて、LEAPをパート1から覚え直しました。スパートゼミの国語で様々なジャンルの文章にふれて、その話題に対する知識を蓄積することができました。

(3)参考書 
英語...LEAP 英単語帳、英語長文レベル別問題集
国語...関関同立大古文、入試現代文へのアクセス発展編
政経...高校の資料集(政経)、ページの端に載っている小さい文字のところからも出ました。

(4)悩んだこと・後輩へのアドバイス
健康に試験を受けることが大事だと思ったので、毎日学校に行って12時には勉強を終えて生活リズムを崩さないようにしていました。授業で学んだ内容が入試に出たり、他の教科で得た知識が役に立つこともあったので、日々の授業は大切にして下さい。
模試や入試では、自分の手ごたえと結果は違うということがあったので、不安になりすぎず、最後まで諦めず解ききって下さい。E判定で伸び悩んでいたけど、最後の模試でC判定で伸びを感じることができ、さらに冬休みの追い込みで共通テストも、自分の力を出し切ることができ、このまま頑張るぞという気持ちで本番に臨めました。
不安な気持ちや焦りがでてきたりしたけれど、学校に毎日行っていたので、友達と一緒に勉強したり話したりして、息抜きしていました。私は家族や友達、周りの人たちの支えがあったので、最後まで頑張りきることができたと思います。受験は大変なことも多いと思いますが、諦めずに最後まで頑張ってください!応援してます!

 
 

(1)進路決定の時期と方法
私は、小さいころから父親の趣味の影響で、釣りやサーフィンをしていて海が好きだったこともあり、将来は漠然と海に関わる仕事がしたいと考えていました。
高1の冬頃に夢ナビというサイトで東京海洋大学の教授の講義を聴き、とても興味を持ち「ここに行きたい!」と思うようになりました。
そして、高3の夏の三者面談で推薦入試を受験することを決めました。

(2)受験に向けての具体的な学習時間数や学習内容(推薦入試)
推薦入試では、小論文と面接がありました。過去問を見たときに小論文では、専門的な知識がないと答えられない問題がいくつかありました。また、過去に推薦入試で合格した生徒を調べると、全国規模の研究会に参加したり、探究活動の優秀な取り組みがあったりと、自分と比べて高校での実績が全く異なりました。そこで、私は担任の先生と相談して、本来は大学で学ぶ専門的な知識を身につけて受験するという方針を立てました。夏休みに一般入試(主に共通テスト対策)の勉強と並行して進路に関係する本を読んだり、東京海洋大学が参加している海洋に関するシンポジウムにオンライン参加したりして、できるだけ多くの知識を得ることに努めました。また、大学のアドミッションポリシーや、自分が受ける学部で興味のある研究をしている教授の研究内容など、大学についても調べました。
2学期の中間テストが終わると同時に志望理由書の作成に取り組みました。志望理由書には、入学したいという思いと社会問題を解決するために大学で何を学び将来はどのようなことをしたいのかを意識して書きました。
10月の後半になると面接と小論文の対策がはじまりました。小論文は夏休みから勉強していたこともあり、担任の先生に添削していただきながら上手に書けるようになりました。また、時事的な問題が出ても答えられるように日頃から海に関する記事を読んでいました。
小論文に対して、私は人前で話すことが苦手ということもあり、面接練習の1回目は全然答えることができませんでした。このままではまずいと思い、面接担当の先生だけでなく担任の先生にもお願いして何度も練習しました。すると途中から人前で話すことに慣れ、本番でもあまり緊張せず、面接試験を受けることができ合格することができました。

(5)その他(最後に)
 これから受験勉強をする方はただ闇雲に勉強するのではなく、将来の自分をイメージして目標を設定するところから始めてみてください。その目標が勉強をするときのモチベーションとなり、悩んだときは自分が進むべき方向を示してくれると思います。
 一生に一度の
高校生活ということを忘れず毎日を大切にし、楽しんでください。

 
 

(1)進路決定の時期と方法
私は小学校の頃から教師に憧れていたが、高3の秋に教師以外にも色々な事を経験したいと思い、進路を教育大学から総合大学に変更した。そのため、共通テストと2次試験の配点や科目などが変わってしまったので、対策が大変だった。
だからいつ何時進路や夢が変わっても選べるように、選択肢を持っておくためにも、早いうちから教科を絞ったりしなければ良かったと思った。
また、資格や免許を取る場合は取得できる大学をしっかりと調べておくべきだと思う。

(3)各教科で使用した問題集や参考書など(理系物化選択)
地理...村瀬の地理B、地図帳
ひと目で見てわかるように地図帳に情報を書き込んでいくべき。
英語...河合塾の共通テスト問題集、速熟
共通テスト形式になれるため、各大問ごとに解いていくのもおすすめ。またリスニングになれるため、音読やシャドーイングなど日頃から英語に触れておくべきだと思う。
化学...重要問題集
3周しました

(4)学習面を中心に、悩んだ点や反省点、上手くいった点など
共通テストを入試に使うなら、1年の頃から基礎を固めておくべきだと思う。理系選択なら2、3年になると国語などに触れる機会が減るため、3年時にもう一度基礎から始めなくてはいけないので、日々の授業を大切にするべきだった。
受験期になると勉強に対するモチベを保つ事も大事だと思う。勉強を習慣化してしまえば楽だと思うが、一緒に勉強してくれる友達を見つけたり、いつもと違う場所で勉強してみたり、長く勉強を続けられるようにしてください。
また、学校の先生たちを上手く活用すれば、塾などに行かなくても大丈夫だと思う。

 
 

(1)勉強と部活動の両立について
僕はバレーボール部に所属していました。バレーボールが好きだったので、一生懸命取り組みたいと思う一方、クラブを言い訳に勉強がおろそかになるのは絶対に避けたかったので勉強にもしっかりと取り組みました。そんな高校生活の中で意識していたことは2つあります。まず1つ目は、日頃の授業を大切にするということです。クラブはほとんど毎日練習があり、家に帰ると疲れており十分な勉強時間がなかなか確保できませんでした。そのため授業中に理解することが大切になります。僕は絶対に宿題や小テストの勉強をしてから授業を受けるということを徹底していました。そうすることで授業内容の理解がしやすくなり復習の時間を少なく済ませることができました。次に、2つ目は勉強時間を作ることです。家に帰ってからは勉強をほとんどできなかったので僕は朝授業が始まる1時間ほど前に学校に着き数学の勉強をしていました。また昼休みなども、ときどき勉強したりなどほかの人よりも勉強時間が足りてない部分を補えるように努力していました。勉強時間は作ろうとしたら思ったより作れるので隙間時間を探して見てください。
(2)進路決定について
3年生の夏ごろまでは理科が好きだったのと教職に興味があったので京都教育大学に行きたいと何となく考えていました。しかし秋ごろからいわゆる理系の研究に興味を持ちどこの大学にするのか自分の進路に悩むことになりました。9月には国公立大学の推薦選考が始まるのですが、京都教育大に応募するか悩みました。自分なりにいろいろ考え、親や先生などにも相談しました。最終的には「大学で理系の研究をしてみたい」という気持ちを優先し、教育系ではなく理工系の大学を目指すことにしました。この時期に悩んだことで、志望大学への強い気持ちを持つことができ、受験勉強にも前向きに取り組むことが出来ました。僕の進路決定の経験から伝えたいことは、自分がしたいことは何なのか、そのためにはどこの大学に行くのがいいのか、しっかりと悩み考え自分が後悔しないと思えるような決断を出来るだけ早いうちにすることです。自分で悩んで決めた志望先へは受験勉強もやる気がおきるので早いうちの大学調べや志望校決定をおすすめします。
(3)受験勉強について
<国語>国語の勉強法はよくわからなかったので日頃の授業の予習や小テストを大切にしていました。特に小テストは意識して取り組みました。直前の休み時間だけで勉強をすましている人が多い中、僕はすぐに忘れてしまうため前日と当日の朝、直前休みの3回は目を通すようにしていました。また2年生の頃は先生に模試の過去問を何度も何度ももらいそれを日ごろの国語の勉強としていました。そのおかげで模試では理系の中ではいい点数をとることが出来ました。
<数学>主に学校でもらったプリント、模試の問題、赤本を用いて勉強していました。一度目にした問題を確実に自分のものにしていくことが重要だと考えていたため、ある程度の量に加えて質を意識していました。解けなかった問題は答えをよく読みその日の最後にもう一度、次の日にもう一度解きなおし確実に理解できるようにしました。また赤本を10年分ほど解きどの単元がよく出るのか確認し直前期はその類題を解きました。

<英語>夏休みごろまでは共通テストレベルの問題を中心に勉強しました。1、2年生のころにあまり単語をしっかりと覚えてこなかったのでとても苦労しました。秋ごろからは過去問の対策を始めました。過去間を見ると英作文が出ていたので先生に添削をしてもらい練習しました。指定語数を書ききることになれるまでに時間がかかったので早めの対策を持ておいてよかったと思います。

<物理>2年生の頃はリードα、3年生の夏休みは重問を繰り返し解いていました。秋ごろまで全部の単元が終わらないと聞いていたので授業で習ったところはその日のうちに例題を解き入試レベルのものが解けるように復習しました。二次試験直前は担当の先生が過去間を10年分したらその大学には確実に受かるようになると言っていたのでそのことばを信じて10年分の過去問とその類題を解いていました。そのおかげで傾向をつかみ本番に落ち着いて挑むことが出来ました。

<化学>3年になると暗記事項が増えて復習する時間が確保しにくくなると聞いていたので2年生の春休みにそれまでの単元の重要問題集を2周ほどやり基礎を固めました。3年になると新しいことを覚えるのに精いっぱいで復習の時間が取れませんでしたが春休みにしっかりと基礎が出来ていたのでそれほど苦労はしませんでした。3年の単元は暗記事項が多いので自学で理解できることも多いので早め早めの予習をお勧めします。

<地理>地理は一度基礎を固めるとある程度安定した点数をとることが出来るので基礎を早めに定着させようと2年生の後半から3年の夏休みまで毎日参考書を30分読んでいました。おかげで後は授業中に資料集を確認する程度で安定して点数をとることが出来ました。また授業終わりに友達と出てきたデータや地名などについて話し合ったり、しょうもないことでも先生に質問に行ったりすることで知識をその話と結び付けて覚えることが出来るので実践してみてください。

<全体>夏休みまでに最低限2年生までに習ったことの内容は理解できるようにしておいてください。2学期になると演習ばかりになります、それまでに基礎ができてないと解ける問題が少なくなるのでしっかりと基礎を固めておいてください。またモチベーションを保つためにあの人には負けたくないという友達を作ってください。自分が勉強をサボった時などもその人が頑張っている姿を想像すると自然とやる気が出てきます。想像上の相手は全然サボってくれないので勉強のやる気が起きないときはおすすめです。

(4) その他

受験勉強を通して伝えたいことは自分の努力を信じることです。僕は何度も、勉強しているのに成長が感じられないと焦っていました。しかしそんなときは小さなことでもいいので昨日よりできたことを見つけて自分の努カしたことを認めて勉強に取り組みました。また受験は団体戦などよく聞きますが試験が始まると頼れるのはこれまで頑張ってきた自分だけです。試験に自分はこれだけやったのだから大丈夫だ、と自信をもって挑めるように、これからの受験勉強頑張ってください。

 
 

(1)進路決定の時期と方法
私が志望校を決めたのは、高校1年生の時に友達と一緒に行ったオープンキャンパスです。特に興味があったというわけではなく、「時間のある時にオープンスクールには行っておいた方が良い」ということを言われていた為、通学圏内の大学をいくつか見ていました。行ってみて、図書館の広さと校舎の綺麗さに驚きました。そして、私の興味のある分野が勉強できる学部もあるとそのときに知り、この大学を志望することを決めました。

(2)受験に向けての具体的な学習時間数や学習内容
私は受験期になって勉強を本格的に始めたというよりは、1年生のころから毎日コツコツを意識して勉強していました。基本的に1、2年生の時は学校の予習・復習がメインの学習内容でしたが、受験でも使う教科は特にしっかりとした理解を心掛け、教科書のコラムなどもある場合には読むようにしていました。また、1、2年時にはほとんど毎日小テストがありました。はじめはその多さに驚きましたが、それをしっかりこなすことで古文や漢字の理解が深まりました。皆さんも小テストがある場合はしっかり取り組むことをお勧めします。毎日、部活がある日でも勉強をする習慣を作っていたことで、高校3年時の長時間勉強(私の場合は8~10時間)も乗り越えられたと思います。また高校3年生になってからは勉強時間を増やすために、隙間時間を意識するようになりました。私は電車通学だったのでその通学中に英単語や古文単語を覚えるようにしていました。

(3)後輩へのアドバイス
私が受験を通して一番大切だと思ったのは自分をしっかり持つことです。高校3年生の受験期になってから思うように成績が伸びず、落ち込んだり、不安になったりしました。しかし、「高校一年生からコツコツしてきた勉強が裏切るはずがない」と自分を何度も奮い立たせて勉強に取り組みました。受験は受け終わるまで何が起きるかわかりません。今年度は共通テストが例年よりも難しく、私も厳しい結果で大学の判定が返ってきました。それでも最後まであきらめずに志望校を決めました。何度も心が折れそうになりましたが、そのたびに周りのクラスメイトに支えてもらいました。受験は個人戦ですが、一緒に頑張れる仲間を探すことは、頑張る原動力になることもあると思います。

 
 

(1)進路決定について
僕がこの大学を受けることを決めたのは共通テストが終わった後です。
元々第一志望としていた別の大学に未練はありましたが、僕はこの大学になら行ってもいいと思っていたので未練を引きずることなく二次試験の勉強に取りかかれました。もちろん第一志望校にしか行きたくなくて、無理なら浪人するという考え方もあると思いますが、自分が本当にやりたいことは何かを考えて視野を広げることも大切だと思います。

(2) 受験勉強について
僕は高2の冬から受験勉強を本格的に始め、部活が終わるまでは大体平日2時間、休日5時間、引退してからは平日4時間、休日10時間、夏休みはほぼ毎日10時間ぐらい勉強していました。しかし9月の模試では成績はほとんど伸びず、DやE判定ばかりで一気にやる気がなくなりました。それでも勉強量は極力落とさないようにし、やる気がなくとも机に向かうようにしていましたが、最後まで模試の結果が良くなることはなく、産近甲龍でもC判定程度でした。いざ本番、僕は正直浪人覚悟で挑みました。しかし共通テストは模試より50点以上上がり、D、E判定だった関関同立も受けたところはほとんど合格。第一志望校だった大学には届きませんでしたが、国公立にも合格しました。もちろん僕が合格した大学は誰もがうらやむ難関大ではありませんが、最後の最後でここまで成績が伸びる人は意外といないんじゃないかなと思います。
実際、僕の中でこの急成長の理由は三つあって、一つ目は、継続したことです。僕は、前の文でも述べたように高2の冬から受験勉強を本格的に始め、成績が上がらず何度も心が折れそうになりました。しかし、そこで勉強を辞めずに続けたことがこの結果に繋がったのだと思います。だから、どんなに辛くとも30分だけでもいいから毎日継続することを心がけてください。
二つ目は、最後の最後で自分に合った勉強法を見つけられたことです。勉強は量と質のどちらが欠けてもうまくいきません。当たり前のことだと思うかもしれませんが、できてない人が多い気がします。実際、僕は量だけで質は全然伴っていませんでした。もし今の勉強法が、本当に効率の良い勉強法なのか不安な人は、先生に相談してなるべく早く改善することが大切だと思います。
三つ目は、過去問、類似問題集にひたすら取り組んだことです、共テも二次の過去問も10年分程度解きました。量をこなせば成績が上がるとは限りませんが、過去問を解きながら自分の弱点を克服することで、点数を上げていくことができました。

(4)最後に
ここまで僕自身の体験談について書いてきましたが、僕が言いたいことは、受験で一番大切なことは自己分析だということです。模試を受けたら、どこで間違ったのか、なぜ間違ったのかを洗い出し、弱点と向き合ってください。そして、もし自分一人で克服できないなら友達や先生に相談してください。すぐに結果は出なくとも、やったことは無駄にはなりません。自分を信じて諦めずに頑張ってください。

 
 

三年生の四月に京都工芸繊維大学に志望校を一度決めて、オープンキャンパスに行った後志望校を確定しました。模試の成績は京都工芸繊維大学四月E判定、同志社大学E判定、六月も同様にE判定でした。それでも京都工芸繊維大学、同志社大学に合格することができました。自分は三年の夏休みに入るまで部活に全力を注ぎ、終わった後勉強に全力を注ぐつもりでした。しかし、三年生の夏休み自分はほとんど勉強に集中できませんでした。夏が終わった段階では自分は完璧な教科が一つもなくて、このままだったら落ちる可能性しかなかった状態でした。英語は単語だけ、数学は授業の知識だけ、国語ノータッチ、地歴公民、理科ノータッチの状態でした。自分は周りの人たちよりも明らかに遅れていました。
ここで周りの南陽生をみて焦りを感じ、九月から十月にかけて必死に勉強しました。具体的にやったことは英語は一日三十分音読をしました。単語帳を回すのは当たり前だけど音読を毎日することで速読力がつきました。数学はチャートを何周も回しました。自分は数学の授業にはしっかりついて行けていたので数学は受験では困りませんでした。逆に数学は授業について行かないと、一つの分野がわからないと数学の本質がわからないままになってしまうので、授業には理解してついて行きました。国語は自分は漢字から始めました。漢字から始めたのは国語が自分は大の苦手だったので、現代文を読む前に漢字の意味がわかるのが前提として必要だからです。後、漢字テストをもっと勉強して取り組むべきでした。理科は自分は物理と化学を受験では選択しました。物理と化学はある程度授業は聞いていたので、その状態で九月の間に教科書を2周回しました。そうするといままで点だった知識が線に変わって得意科目になりました。
最後に自分が合格を勝ち取れたのは最後まで諦めなかったことです。E判定でも志望校を変えず、さらに本番の共通テストでD判定だったけど、切り替えて2次試験に挑めたから合格を勝ち取れたのかと思っています。

 
 

(1)進路決定の時期と方法
将来はまちづくりや環境問題の解決を目指しています。大阪公立大学は関西で有名な国公立大学ということもあり、高1の頃から模試の志望校に書いていました。別の大学を志望していましたが、共通テストの判定を踏まえて大阪公立大学に出願することに決めました。

(2)受験に向けての具体的な学習時間数や学習内容
推薦入試を視野に入れていたので校内順位10番以内と成績オール5を目標として3年間学習に励みました。高2までは毎日1時間は必ず勉強していました。受験期は平日4時間、休日7時間ほど勉強していました。地理、古典、化学など暗記事項が多い科目は授業中に全て覚えるように心がけ、通学中の電車の中で復習しました。
物理は苦手だったのでYouTubeで予習してから授業を受けていました。家で勉強できないタイプなので、塾の自習室や学校の赤本部屋に行き、また学校の講習を受講して自分を勉強させました。特に数学の共通テスト対策のスパートゼミに参加することで、計算力や時間配分のトレーニングができました。

(3)使用した参考書紹介
僕は基本学校で購入した問題集ばかりやっていました。青チャートとサクシード、授業プリント、重要問題集などです。質問するときに先生が予め問題の内容を把握してくれているので早くて分かりやすい答えが返ってくるのが良かったです。英語は LEAP だけ使っていました。LEAP の青字、黒字、例文まで全て覚える事で単語力だけでなく英作文のルール、便利な熟語、さらには整序問題まで網羅できました。

(4)悩んだことや苦労した点、解決法、反省点など
受験の悩みや不安は特にありませんでした。何とかなると思って楽観的に過ごしていましたし、試験会場では常に「僕より賢い人はいない」と暗示をかけることで自信をつけていました。ですがそのせいで怠けてしまった部分も多くありました。結局毎日努力した人が第一志望に合格するんだなぁと受験が終わった今は思います。
でも逆に言えば、人より勉強すれば合格できるので後輩さんには頑張ってほしいと思います!

 
 

(1)進路決定
私が大阪公立大学を受験しようと決めたのは共通テストが終わった後です。元々は違う学校を第一志望としていたのですが、共通テストの結果が振るわなかったので、担任の先生や両親と相談しながら決定しました。

(2)学習
私は三年間吹奏楽部に所属していたのですが、引退するまでの間は家に帰ると疲れて寝てしまうことが多かったため、家でのまとまった勉強時間を確保するのが難しかったです。そのため、隙間時間を有効活用することを意識していました。例えば、お風呂から上がって髪を乾かすときや、バスに乗って通学している間に英語や古文の単語を暗記していました。
本格的に受験勉強を始めたのは部活を引退してからで、3年生の8月上旬でした。その頃から塾に行き始めました。私は自分の部屋を持っていないので、集中して勉強するために塾の自習室を利用していました。平均的な学習時間はあまり多くなく、10時間未満だったと思います。
冬季休業中は、共通テストの予想問題を解いて、出来なかった箇所は教科書を読むなどして復習し、自分の弱点を埋めるようにしていました。通学、通塾に自転車で30分ほどかかるのですが、その間何も勉強できないのは時間の無駄だと感じたので、理解度が低いところをスマートフォンにメモし、信号待ちのときなどに見て頭に入れていました。
共通テストが終わった後に私立大学の対策を、また私立大学の入試を終えた後に二次対策を始めました。過去問を解き、赤本の解説や、先生に添削して頂いた解答を見て理解を深めました。

(3)参考書、問題集
英語 英文読解の原則125
国語 現代文読解の基礎講義
数学 青チャート
世界史、倫政、生物、地学は教科書を繰り返し読んでいました。その他は演習中心で勉強しました。

(4)重要だと感じたこと
◯英単語、古文単語、漢文句形など暗記物は早く完璧にする
部活を引退するまでに暗記物はある程度頭に入っていたので、苦手教科の勉強に時間を多く割くことができました。

◯進路学習をきちんとやる
第一志望校以外の学校について調べることを疎かにしてしまっていたため、進学先を決定するのに悩んだ時間が長かったです。もっとスムーズに決定できていたらより早く私立や二次の対策を始められていたはずなので、第一志望校以外の大学についてもきちんと調べておくことが大切だと思います。

 
 

<①進路決定の時期>

私が進路を決めたのは3年生の夏頃でした。自分でインターネットで興味のある学部がある大学を調べたり、友人や先生からの話も聞きながら決めました。ここで1つ伝えておきたいのは、将来をイメージしながら進路を決定すべきだということです。例えば将来弁護士になりたいなら法学部、といったように目的に沿って進路を決めるということです。とても当たり前のことですがかなり重要なことだと思います。

<②学習時間や内容>

志望校が決まればより勉強にも身が入ると思いますが、私が受験期に大切にしていたことがいくつかあります。
 1つは、その時々の自身の意志に従うということです。これはあくまで私の合格体験記なので他の全員に当てはまるようなことではないと思いますが、私は動画を見たいなら見ていましたし、眠たい時は(授業中を除いて)寝ていました。それに部活を引退するまでは部活を最優先にしていました。そんなことしたら勉強が疎かになるのではないかと思うかもしれませんが、私は限られた高校生活で後悔したくなかったのです。その時々の一番の希望を満たしていたのなら不合格になっても後悔はしないだろうという考えをしていました。勉強をしたいと思うことはまれでしたがその代わりに志望校に合格したいという意志に従って勉強に取り組んだ時は少なくありませんでした。
 2つ目は、強く自分を持つことです。やる気が出なくなったり、友達との模試の判定の差に一喜一憂したり、そんなことは当たり前でみんなが経験します。でもそんなのは気にせず、他人と比較せずに勉強するしかないと思います。「受験は団体戦だ」とか言うけど周りが頑張っても結局は、自身が頑張らないことには合格はできません。
最後は、量と質についてです。どちらも超必須ですが、私は質をより重視していました。分からない、分かったけど不安といった問題を中心に勉強していました。特に定期テスト期間は受験期だからこそ力を入れて、質を重視し、「定期テストさえ頑張れない奴が受験勉強を頑張れるはずがない」と思って勉強していました。実際、受験数週間前でも休日5,6時間しか勉強していない自分でも合格できました。

<④悩んだこと、後輩へのアドバイス>

合格することが人生における成功。というわけではないので、在校生の人には受験を人生の通過点だと思って残りの高校生活を楽しんで欲しいけど、勉強も超大切なので、決して後悔のないように勉強も頑張って下さい。

 
 

<①進路決定の時期>

私は昔から看護師という夢があった為、高校入学時から看護系の学校を色々調べていました。大学か専門学校で悩んだ結果、専門学校の方がより集中的に看護について学べると考え、志望する学校を決めました。大学進学か専門学校に行くかで迷ってる人に読んでもらいたいです。

<②学習時間と内容>

私は推薦入試を受けたので、その対策として実際に行ったことを紹介します。

高校1年生から学校の定期テストや小テストに力を入れていました。間違えた所や理解しきれてない問題については友達に聞いたり先生に積極的に聞きに行くようにしていました。

そのおかげで分からない所が少しずつ減っていき、テストの点数も徐々に上がっていくようになりました。私がここまでめげずにがんばってこれた1つの理由は志望する学校を決めていたという事です。

・推薦入試対策として

(小論文) 志望する学校から過去問を請求したり、先生に題材を貰ったりして、まず初めに自分の力だけで800字の小論文を書きました。それを担当の先生に添削してもらい、昼休みや放課後を使って指導していただきました。ひとつの題材を完璧にするために何日もかけ、それを入試まで続けていました。

(面接) たくさんの先生方に面接対策をしてもらい、毎晩自主練習をしていました。

その時に時間を測ったり、目線を意識してするようにしていました。

<③使用した参考書>

・「何を書けばいいかわからない人のための小論文のオキテ55」

<悩んだこと、後輩へのアドバイス>

小論文は、作文とは違うので書き方や繋げ方が初めの頃は全く出来なくてとても悩みました。面接は、実際にその時になってみないとどんなことを聞かれるのかは分からなくて、私は面接が1番怖かったです。しかし、何回も書くことや練習すること、続けることが上手くいく方法だと考えます。1番大事なことは、自分が書きたいことや伝えたいことをしっかりと相手に伝えることだと思います。

 
 

<①進路決定の時期>

僕は、高校2年生の春には、志望する大学を決めていました。将来の目標が、学校の先生になることだったので、この大学がその目標達成の近道だと思い、この大学に決めました。志望校を早くに決めていたということもあり、強い思いをもって受験に臨むことができたので、志望大学は、早く決めておいた方がいいと思います。

<②学習時間や内容>

〈高校1・2年〉

  僕は部活動に入っていたので、平日は、家に帰ってからは、次の日の課題をして寝る、という生活でした。しか し、そのおかげで家で勉強をするという習慣がついたことは良いことだったと思います。

 〈高校3年〉

  部活動を引退してからは、放課後は教室に残って勉強をしていました。二学期末までは、受験勉強よりも定期テ ストの勉強の比率の方が大きかった気がします。冬休みに入ってからは、問題演習と問題演習の復習をひたすらや っていました。

<③使用した参考書>

英語 高校3年までは『システム英単語』を使用していましたが、自分に合わないと感じたので、『速読英単語<必修編>』に取り組んでいました。長文読解と単語の暗記が同時にできるのがよかったです。

数学、国語 学校で購入した教材をしていました。

日本史 『流れがわかる日本史Bノート』を使用していました。穴埋めになっていて、穴埋めをコンプリートすると、歴史の流れが非常に分かりやすい参考書になりました。問題演習の復習は自作のノートにしていました。

公民 『現代社会の点数が面白いほど取れる本』を使用していました。問題演習で間違えたところを、この参考書で復習して、自作のノートにまとめていました。

理科基礎 『生物基礎の点数が面白いほど取れる本』、『地学基礎の点数が面白いほど取れる本』を使用していました。確認問題がついているので、知識を入れながら演習ができるのが良いと思いました。

<④悩んだこと、アドバイス>

入試直前になって、思い通りの点数が取れず、焦りも出てきてとても悩んでいました。そこで自分が意識したことは、復習に全力を注ぐことでした。自分の間違えたところをひたすらやり直して、本番でミスしないように心がけていました。復習をおろそかにせず、本番で後悔のしないように、頑張って受験勉強を乗り越えていってください。