令和5年8月2日、サイエンスⅠのグローバル実習の取り組みとして、神戸市にあるJICA関西を訪問しました。そこでは、JICA事業の概要、フィジーで海外協力隊として活躍された方の体験談をうかがいました。
体験談では、日本と違うコミュニケーションの仕方やフィジーの方の国民性を知ることができ、生徒たちは真剣に聴いていました。
お昼には、事前申込者がケニアのお弁当を楽しみました。またJICA関西の職員の方に参加型ワークショップを実施していただきました。
1日を通して、自分の「当たり前」は、住んでいる地域や状況によって変わってくること、身近な異文化交流の必要性、相手の立場や条件に立って物事を考えることの大切さを確認することができました。
12月17日(土)に京都大学を訪問し、研究室の見学及び実習をさせていただきました。
午前中は医学部医学科の分子細胞情報学分野を訪問し、タンパク質の立体構造の解析についてお話を伺った後、大腸菌で発現させた組み換えタンパク質の精製実験を体験させていただきました。
続いて、大学の食堂でランチを味わった後・・・、
午後からは農学部資源生物科学科の海洋生物環境学分野を訪問しました。まず、研究室で行っておられるフィールドでの生態調査について紹介していただいた後、実際に生きた魚(ティラピア)に追跡調査用のPITタグをつける実習やタグの検出シミュレーション体験をさせていただきました。
実習に加えて、研究室の大学院生の方々からもいろいろなお話を伺うことができ、今後の高校生活を過ごすうえでのアドバイスをいただきました。
貴重な機会をいただきましたこと、お礼申し上げます。