(1) 進路決定の時期と方法
私は入学当初から地方公務員になりたいということと、家から通える国公立大学に通いたいと考えており、パンフレットやオープンキャンパスを通じて校風や学習内容に惹かれ、京都府立大学公共政策学部を志望し始めました。そして1年生の夏頃、担任の先生から推薦入試だと調査書と小論文で受験できることを教わりました。同じ大学を受けるのならチャンスが多い方が良いなと思い、一般入試だけでなく推薦入試も視野に入れました。
(2) 受験に向けての学習時間数や内容
私は学校推薦型選抜で合格したので小論文について書きます。私は塾や予備校に通っていなかったので平日はQスクエアや自習室で、休日は家で勉強していました。私が本格的に小論文対策を始めたのは校内選考直後です。10分休みや昼休みも勉強しました。先生に頂いた3年分の過去問や、後期試験の問題形式が推薦入試と同じであるため10年分ほど解きました。
(3) 使用した参考書や問題集
政経の資料集や倫理の資料集の生命倫理の範囲、文英堂の『小論文の完全ネタ本 社会科学系編』を熟読しました。
(4) 学習面で悩んだこと・苦労したこととその解決法やアドバイス
私は小論文を初めて書いた際、自分の小論文の拙さを痛感し、心が折れそうになりました。しかし、くじけずに何度も問題を解き先生に添削していただいたことで、徐々に自信になりました。問題には文章を読んで内容をまとめ自分の意見を述べる形式と、データや図表を読み取る形式がありましたが、そのどちらも数をこなして慣れることと幅広い知識を得ることが有効だったなと思います。
また、どうしても目先の推薦入試への焦りから小論文対策だけをしてしまいそうになりますが、推薦入試後すぐに本格的に一般入試が始まるため、並行して勉強した方が良いです。たとえ結果がだめでもまだ一般入試にチャンスがあります。私はそう思うと緊張が解けたので、あまり自分を追い込み過ぎずに頑張ってください。