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(1)進路決定の時期と方法
私が志望校を決めたのは、高校1年生の時に友達と一緒に行ったオープンキャンパスです。特に興味があったというわけではなく、「時間のある時にオープンスクールには行っておいた方が良い」ということを言われていた為、通学圏内の大学をいくつか見ていました。行ってみて、図書館の広さと校舎の綺麗さに驚きました。そして、私の興味のある分野が勉強できる学部もあるとそのときに知り、この大学を志望することを決めました。

(2)受験に向けての具体的な学習時間数や学習内容
私は受験期になって勉強を本格的に始めたというよりは、1年生のころから毎日コツコツを意識して勉強していました。基本的に1、2年生の時は学校の予習・復習がメインの学習内容でしたが、受験でも使う教科は特にしっかりとした理解を心掛け、教科書のコラムなどもある場合には読むようにしていました。また、1、2年時にはほとんど毎日小テストがありました。はじめはその多さに驚きましたが、それをしっかりこなすことで古文や漢字の理解が深まりました。皆さんも小テストがある場合はしっかり取り組むことをお勧めします。毎日、部活がある日でも勉強をする習慣を作っていたことで、高校3年時の長時間勉強(私の場合は8~10時間)も乗り越えられたと思います。また高校3年生になってからは勉強時間を増やすために、隙間時間を意識するようになりました。私は電車通学だったのでその通学中に英単語や古文単語を覚えるようにしていました。

(3)後輩へのアドバイス
私が受験を通して一番大切だと思ったのは自分をしっかり持つことです。高校3年生の受験期になってから思うように成績が伸びず、落ち込んだり、不安になったりしました。しかし、「高校一年生からコツコツしてきた勉強が裏切るはずがない」と自分を何度も奮い立たせて勉強に取り組みました。受験は受け終わるまで何が起きるかわかりません。今年度は共通テストが例年よりも難しく、私も厳しい結果で大学の判定が返ってきました。それでも最後まであきらめずに志望校を決めました。何度も心が折れそうになりましたが、そのたびに周りのクラスメイトに支えてもらいました。受験は個人戦ですが、一緒に頑張れる仲間を探すことは、頑張る原動力になることもあると思います。