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(1)進路決定について
僕がこの大学を受けることを決めたのは共通テストが終わった後です。
元々第一志望としていた別の大学に未練はありましたが、僕はこの大学になら行ってもいいと思っていたので未練を引きずることなく二次試験の勉強に取りかかれました。もちろん第一志望校にしか行きたくなくて、無理なら浪人するという考え方もあると思いますが、自分が本当にやりたいことは何かを考えて視野を広げることも大切だと思います。

(2) 受験勉強について
僕は高2の冬から受験勉強を本格的に始め、部活が終わるまでは大体平日2時間、休日5時間、引退してからは平日4時間、休日10時間、夏休みはほぼ毎日10時間ぐらい勉強していました。しかし9月の模試では成績はほとんど伸びず、DやE判定ばかりで一気にやる気がなくなりました。それでも勉強量は極力落とさないようにし、やる気がなくとも机に向かうようにしていましたが、最後まで模試の結果が良くなることはなく、産近甲龍でもC判定程度でした。いざ本番、僕は正直浪人覚悟で挑みました。しかし共通テストは模試より50点以上上がり、D、E判定だった関関同立も受けたところはほとんど合格。第一志望校だった大学には届きませんでしたが、国公立にも合格しました。もちろん僕が合格した大学は誰もがうらやむ難関大ではありませんが、最後の最後でここまで成績が伸びる人は意外といないんじゃないかなと思います。
実際、僕の中でこの急成長の理由は三つあって、一つ目は、継続したことです。僕は、前の文でも述べたように高2の冬から受験勉強を本格的に始め、成績が上がらず何度も心が折れそうになりました。しかし、そこで勉強を辞めずに続けたことがこの結果に繋がったのだと思います。だから、どんなに辛くとも30分だけでもいいから毎日継続することを心がけてください。
二つ目は、最後の最後で自分に合った勉強法を見つけられたことです。勉強は量と質のどちらが欠けてもうまくいきません。当たり前のことだと思うかもしれませんが、できてない人が多い気がします。実際、僕は量だけで質は全然伴っていませんでした。もし今の勉強法が、本当に効率の良い勉強法なのか不安な人は、先生に相談してなるべく早く改善することが大切だと思います。
三つ目は、過去問、類似問題集にひたすら取り組んだことです、共テも二次の過去問も10年分程度解きました。量をこなせば成績が上がるとは限りませんが、過去問を解きながら自分の弱点を克服することで、点数を上げていくことができました。

(4)最後に
ここまで僕自身の体験談について書いてきましたが、僕が言いたいことは、受験で一番大切なことは自己分析だということです。模試を受けたら、どこで間違ったのか、なぜ間違ったのかを洗い出し、弱点と向き合ってください。そして、もし自分一人で克服できないなら友達や先生に相談してください。すぐに結果は出なくとも、やったことは無駄にはなりません。自分を信じて諦めずに頑張ってください。