(1)進路決定の時期と方法
私は1年生の頃から、自分がしたいことが明確に定まっておらず、とりあえず今自分が興味のある分野がある大学を模試の志望校にしていました。しかし、その興味のある分野も3つあり、それぞれ全く方向性が違ったので、(当時の模試では全部書いていましたが、)最終的に1つに決定するのがとても大変でした。
自分の長所を生かすことができる、安定した職につくことができる、というのが今の進路を選ぶことになった理由です。また、私の進みたい分野を一つ決めたことで自然と学部と学科が決まり、そこから受験する大学を絞って決定しました。
(2)受験に向けての具体的な学習
私は3年生の7月で部活動を引退してから本格的に受験勉強に取り組み始めました。それまでは、学校から帰ってきて課題をする、定期テスト前にワークを解いて定着させる、といった勉強方法でした。しかし、どの時期も日々の授業は大切にしていました。
受験期間中は、放課後に学校で残って勉強することが多かったです。そこでは、その日授業で用いた参考書やプリントで間違えたところや、分からなかった所を自分でもう一度見直して解き直す、といったことをしていました。また、分からない所は分からないままにするのではなく、友達や先生に必ず聞くようにしていました。学校で残って勉強するところの良い点は、先生に分からないところを質問しに行けるという点です。
特に勉強している時に心がけていたことは、名称だけを覚えるのではなく、なぜそのようになったのか、そう至るまでに何があったのか、といったように前後の内容まで理解し、説明出来るようになるということです。なぜ、という疑問が解決し、分かるようになることは達成感に繋がり、その物事に興味を持ち、より勉強に意欲を持つことができる第一歩にもなりました。
(3)使用した参考書や問題集
私は市販の参考書や問題集などは、あまり買っておらず、教科書を見返し問題を解いたり、学校で購入した問題集、配られたプリントを使って勉強したりしていました。しかし、苦手だった現代社会は「大学入学共通テスト 現代社会の点数が面白いほどとれる本」という参考書を使っていました。
(4)後輩へのアドバイス
本番は体験してみるまで、何が起こるか分かりません。実際、今年の共通テストも予想していた問題よりもはるかに難しくて何度も挫けそうになりました。でも、最後まで諦めずに頑張ったら、全てが終わったあとに、どんな形でも必ず頑張って良かったなぁ、と思えるようになると思うし、私もそう実感しています。
最後に一つだけ言っておきたいのは、今からでも全然間に合わないことはない!ということです。むしろ、これからが勝負です。だから、授業や小テストや定期テストを大切にしながら、受験勉強頑張ってください。