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(1)進路決定の時期と方法
私は、小さいころから父親の趣味の影響で、釣りやサーフィンをしていて海が好きだったこともあり、将来は漠然と海に関わる仕事がしたいと考えていました。
高1の冬頃に夢ナビというサイトで東京海洋大学の教授の講義を聴き、とても興味を持ち「ここに行きたい!」と思うようになりました。
そして、高3の夏の三者面談で推薦入試を受験することを決めました。

(2)受験に向けての具体的な学習時間数や学習内容(推薦入試)
推薦入試では、小論文と面接がありました。過去問を見たときに小論文では、専門的な知識がないと答えられない問題がいくつかありました。また、過去に推薦入試で合格した生徒を調べると、全国規模の研究会に参加したり、探究活動の優秀な取り組みがあったりと、自分と比べて高校での実績が全く異なりました。そこで、私は担任の先生と相談して、本来は大学で学ぶ専門的な知識を身につけて受験するという方針を立てました。夏休みに一般入試(主に共通テスト対策)の勉強と並行して進路に関係する本を読んだり、東京海洋大学が参加している海洋に関するシンポジウムにオンライン参加したりして、できるだけ多くの知識を得ることに努めました。また、大学のアドミッションポリシーや、自分が受ける学部で興味のある研究をしている教授の研究内容など、大学についても調べました。
2学期の中間テストが終わると同時に志望理由書の作成に取り組みました。志望理由書には、入学したいという思いと社会問題を解決するために大学で何を学び将来はどのようなことをしたいのかを意識して書きました。
10月の後半になると面接と小論文の対策がはじまりました。小論文は夏休みから勉強していたこともあり、担任の先生に添削していただきながら上手に書けるようになりました。また、時事的な問題が出ても答えられるように日頃から海に関する記事を読んでいました。
小論文に対して、私は人前で話すことが苦手ということもあり、面接練習の1回目は全然答えることができませんでした。このままではまずいと思い、面接担当の先生だけでなく担任の先生にもお願いして何度も練習しました。すると途中から人前で話すことに慣れ、本番でもあまり緊張せず、面接試験を受けることができ合格することができました。

(5)その他(最後に)
 これから受験勉強をする方はただ闇雲に勉強するのではなく、将来の自分をイメージして目標を設定するところから始めてみてください。その目標が勉強をするときのモチベーションとなり、悩んだときは自分が進むべき方向を示してくれると思います。
 一生に一度の
高校生活ということを忘れず毎日を大切にし、楽しんでください。