鳥羽高生の今

TOBA TOPICS
 

オーストラリア留学通信も4号目になります。留学期間も残り1ヶ月を切りました。

今回は、森山さんと岡本さんの2人から送られてきたメールを紹介します。
それぞれ新しい発見がたくさんあったようですね。


≪森山さんより≫

留学ももうすぐで終わりです。
始まった頃は自分の英語に自信が持てなかったり、不安があったりしましたが、毎日過ごすことで、話すことがとても楽しくなりました。ホストファミリーも学校の友達や先生も、皆とても親切にしてくれて、とても温かく人の恵みを感じています。

学校生活では、日本とは全く違う形の授業もあり戸惑うこともあったけど、親切にしてくれる友達が多く、あまり話さなかった人も名前を呼んでくれて一緒に活動できて、とても心が満たされます。

日常生活では、放課後は友達と海や買い物に行ってたくさん喋って、充実しています。また、ホストファミリーが週末にブリスベンやゴールドコーストなど他の街にも連れて行ってくれるので、たくさん新しい世界を見られます。本当の家族のように接してもらえるので、とても嬉しく、いつも感謝の気持ちでいっぱいになります。

オーストラリアで英語を楽しんで話せるようになっただけでなく、人情の素晴らしさも学び、人間としても成長できるような留学生活を送ることができています。長いようで短い留学生活あと少し、後悔のないよう1日1日を大切に過ごしていきます。


≪岡本さんより≫

オーストラリアに来て2ヶ月弱が過ぎ、残りもわずかとなってきました。
1ヶ月が経った頃から英語での会話にも慣れ、家でホストファミリーと学校のことや日本での生活について話すという機会も増えてきました。しかし自分の語彙力の無さを痛感することは多く、学校でのレポートや宿題も単語を調べるところから始まってしまい、授業についていけているとは言えないと思います。

その中でも理解をするのが大変なのは歴史の授業です。
第1次世界大戦後のドイツの政治について学んでいたのですが、日本の授業で聞いたことのない話が多かったり、専門用語がたくさんあったりし、毎回配られる問題もまったくわからずとても苦労しました。歴史の授業ではペアワークが多く、ヒトラーの政治についてどう思うかなど、自分自身の考えを伝え、意見を共有しあう機会がとても沢山あります。現地の生徒さんや、他国の留学生達は自分の考えをしっかりと持っていて、私が授業を理解できていない時でも親切に教えてくれ、いつも助けてくれます。テストでは、知識の問題はほとんどなく、8割は自分の考えについてパラグラフを書くもので、日本との形式の違いにとても驚かされました。最近では第2次世界大戦中の日本について勉強し、私自身も意見を求められることがあったり、少し重い話もありましたが、外国で日本について学ぶことは新しい発見もあり、とてもいい機会となりました。

こちらでは授業ごとにクラスが変わるので、それぞれの授業で友達がいて助けてくれます。ただ、数学だけはみんな「KIMIHA~」と駆け寄ってきます。私は特別数学に強いわけではありませんが、日本人の計算力の強さを実感しました。


そして、私は毎週月曜日の午後に留学生だけが取れるサーフィンのレッスンもしています。私はサーフィン初心者でしたが、インストラクターが丁寧に教えてくださったり、他国からの留学生(皆ヨーロッパからです)と交流しながらできているので、とても楽しんでいます。

休み時間は現地に住んでいる日本人や中国人、韓国人などアジア系の人たちと話すことが多いです。世界中から留学生が来ていますが、休み時間は国ごとにかたまっているのがほとんどです。また、数学の授業で仲良くなったドイツ、コロンビア、オーストラリアの子と放課後に少し話したりもしています。

放課後は、毎日高カロリーの食事を消化するために近くの公園でランニングをした後、その日の宿題や授業の復習をすることが多いです。

少し前には和菓子を作り、ホストファミリーと一緒に食べ、日本の文化について話しました。思っていたよりも日本について凄く興味を持ってくれて、2時間近く話し込んでいました。和菓子を気に入ってくれ、日本のことを伝えられたのはとても嬉しいことでした。

あと残り3週間ですが、残りの時間を大切にして頑張りたいと思います。

 
 
 
 
 
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