鳥羽高生の今

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京都府の事業「京都府立高校生による陝西省訪問プログラム」に参加した本校生9名が、1月9日(水)京都府教育長への表敬訪問のため、「むすびわざ館」を訪れ、事業の内容について報告しました。

概要の説明の後、生徒を代表して、2年生の安田知世さんが、プログラムの内容について報告し、「中国と日本の文化の違いを実感し、今まで知らなかった中国の姿を知ることができました」と述べました。

教育長の「最も心に残ったことは?」の質問には、ホームステイ体験の中で触れた、「隙あらば勉強している」中国の高校生たちの姿勢に良い刺激を受けたこと、史跡を実際に見ることで、教科書で学んでいる歴史についての理解がより深まったことなど、参加生徒それぞれに様々な思いが述べられました。

 

 
 
 
 

12月26日(水)いよいよ最終日です。

 朝から西北大学を訪問しました。

 この大学は、陝西省一番の名門大学でキャンパスが四カ所あり、今回訪問したキャンパスには、文学、歴史、語学などのキャンパスがあり、博物館が併設されています。

 西北大学の博物館には仏教美術研究所が設置されており、そこでは岳所長が、仏教美術や自らの作品について、日本語で丁寧に説明をしてくださいました。岳所長は、京都市立芸術大学に4年間留学された経験の持ち主です。彼の作品は習近平主席がインドのモンディ首相へのプレゼントとして選ばれたとのことでした。

 西北大学の訪問後、西安空港ホテルで昼食を済ませ、青島経由でほぼ予定通りの時間に全員無事で帰国しました。

 

 
 
 
 

12月25日(火)午後

 

 西安交通大学付属中学(日本でいう高校)を訪問しました。陝西省ではトップの学校です。

 歓迎行事にはホームステイ先の学生4名も参加してくれました。初めに、李陽(り・よう)副院長からあいさつと、交通大学付属中学の歴史、そして日本との交流の経過について説明をうけました。その後、山田国際課長が答礼の挨拶を行いました。

 歓迎行事終了後、美術の授業に参加し、そこで鳥羽高校生による学校紹介が行われました。授業ではオカリナの絵付けを体験し、両校の生徒で交換しました。その後、クラブ活動を見学。「漫画クラブ」「ダンスクラブ」「唐服クラブ」「楽器クラブ」の4のクラブの活動の一部を見て、交通大学付属中学の交流が終了しました。

 夕食は「唐楽宮」というところで、ホームステイ先の学生と共に食事をし、則天武后の物語を描いた舞踊を見せていただきました。

 
 
 
 

12月25日(火)

 午前に西安外国語大学付属西安外国語学校、午後に交通大学付属高校を訪問しました。この2校は鳥羽高校生がホームステイをした先の生徒が通う学校です。

 午前の西安外国語学校訪問では、初めに張懁斌(ちょう・かんひん)校長から歓迎のあいさつがあり、続いて鳥羽高校の河村副校長先生が挨拶をしました。

 生徒間交流会は、西安外大付属西安外国語学校生による演舞披露、鳥羽高校生による京都および学校の紹介、西安外大付属西安外国語大学生による西安紹介と学校紹介、そして、日中クイズ大会を行いました。日中クイズ大会では各グループに分かれて、日本の問題は中国の学生が答え、中国の問題は鳥羽高校生が答えるなど、チームで知恵を出し合って、回答し盛り上がりました。

 その後、西安外国語大学付属中学の雲雅峰(うん・がほう)国際協力交流センター主任主催の歓迎昼食会が行われました。

 

 

 

 
 
 
 

12 月24日(月)

午前中は西安外国語大学を訪問して、今回の訪問初めての交流会に臨みました。

鳥羽高校生1名に対して西安外国語大学生3名のグループで、日本と中国の様々な違いについて討論し、発表しました。はじめは緊張していた生徒たちも次第に打ち解けあい、最後にはキャンパス内を各グループで回り、記念撮影をしてお別れしました。

今回対応してくれたのは、西安外国語大学の1年生で、日本語を学び始めて3ヶ月にもかかわらず、多くの日本語を話され、難しい場面では、辞書やスマートフォンの通訳アプリを駆使して交流を深めました。

大学訪問を終え、市内のレストランで昼食をとった後、陝西省政府庁舎を表敬訪問しました。

陝西省教育省基礎教育二処の文通処長、陝西省人民対外友好協会の谷選宏秘書長の挨拶のあと、京都府からは山田国際課長があいさつをされ、その次に、2年の小屋敷さんが生徒を代表して挨拶をしました。

 

その後は、大雁塔を見学し、国秀餐庁というレストランで夕食をとりました。

 
 
 
 

ホームステイを終えた生徒たちがホテルに戻ってきました。

ホストが日本語が堪能で十分にコミュニケーションがとれた生徒、互いに日本語と中国語がうまくできないために苦労した生徒、翻訳アプリを駆使して楽しくコミュニケーションをとった生徒もありという具合で、それぞれに貴重な体験をしたようです。各自のホームステイの様子は、明日西北大学に向かうバスの中で報告会をすることになっています。

いよいよ明日からは、大学や高校を訪問しての交流会が始まります。

 
 
 
 

12月22日(土)

午後5時にホテルで陝西省教育庁から推薦されたホームステイ(1泊2日)先のご家族と面会し、各ご家庭に移動しました。

ホームステイ先は、西安外国語大学外国語学校、西安交通大学付属高校の生徒さんのご家庭です。

 
 
 
 

12月22日(土)の報告です。

訪問団一行は、朝9時にホテルを出発し、10時から兵馬俑博物館を見学しました。

秦の始皇帝の兵馬俑のスケールに驚き、当時の歴史について真剣に耳を傾けていました。

昼食後、明の城壁の東門「長楽門」を訪れました。

城壁を上り、東門から南門まで、自転車に乗りました。

2人乗りの自転車に乗るなど楽みました。

 
 
 
 

 訪問2日目は、朝から兵馬俑博物館を見学しました。昼食は、西安の伝統的な地元の料理をいただき、食後に秦時代のコスチュームを着せてもらいました。午後は、明の城壁を視察した後、ホストファミリーと面会し、それぞれのステイ先に移動しました。週末はホストファミリーと過ごし、日曜の夕方に再集合します。

 
 
 
 

12月21日

西安に到着後、18時30分から、陝西省教育庁主催の夕食会が、西安名物餃子の老舗「徳発長餃子館」で行われました。

歓迎夕食会では、まず、陝西省人民対外友好協会 曹輝 専任副会長から以下の通りあいさつがありました。

 

「本年は陝西省と京都府35周年、そして中日両国も平和友好条約締結40周年という節目の年であり、これまで様々な分野で交流してきた。9月には陝西省の訪問団が京都を訪れ「経済・貿易セミナー」「観光プロモーション」「中国茶プロモーション」「民族音楽団によるコンサート」など実施してきた。11月には京都府の西脇知事が陝西省を訪れ、トップ同士の会談、観光プロモーションを実施してきた。そして、今回鳥羽高校のみなさんをお迎えすることができて大変光栄に思う。この鳥羽高校生の訪中事業はこの記念事業の重要部分の一つである。是非、陝西省と京都府の高校生同士が末永く友人になっていただけること祈っている。そして日中関係、そしてアジア地域の安定に貢献できる人材になっていただきたい。」

 

続いて、教育庁基礎教育二処 張亮 副処長から以下の通りあいさつがありました。

 

「陝西省教育長を代表して皆様の陝西省訪問を歓迎します。

中日両国平和友好条約締結40周年、陝西省と京都府35周年という記念すべき年で、京都府国際課、鳥羽高校のみなさんとお会いできて大変うれしく思う。この滞在6日間のうち、ホームステイ、学校交流も含まれている。是非、今後もこのような教育交流を両府省間で推進してまいりたいと思う。」

 

最後に、訪問団団長の山田国際課長からのあいさつでは、次のような話がありました。

「本年は日中平和友好条約締結40周年、そして京都府と陝西省の友好提携締結35周年という記念すべき年で、鳥羽高校生9名とともに陝西省を訪問することができたことは大変光栄です。

この後、ホームステイ、学校交流と陝西省の青少年たちと交流します。ここにいる高校生たちはこの6日間で多くのものを得て、帰国後は必ず両地域の架け橋となってくれると思います。今後とも京都府は、両地域の青少年の交流を大切にしてまいります。今後とも陝西省教育庁、人民対外友好協会のみなさんにおかれましてはご協力賜れれば幸いです。」

一行は、西安名物「徳発長餃子」を食べて、帰りにイスラム民族街を通って、初日を終えました。

 

 

 

 

 

 
 
 
 

 予定より30分遅れで、西安に到着しました。これから陝西省教育庁主催の夕食会が始まります。

 
 
 
 

中国東方航空MU2060便で関西空港を飛び立った一行から、経由地の青島空港に到着し、いよいよ目的地の西安空港に向かうという報告がありました。

 
 
 
 

 12月21日(金)

 陝西省訪問プログラムに参加の9名が元気に出発をしました。

 早朝6時に京都駅に集合し、「はるか3号」に乗車しました。

 一行は、今日から26日(金)まで中国陝西省西安市を訪れ、ホームステイを経験したり、現地の高校や大学での交流会、博物館をはじめとする市内見学等で、見識を深めます。このプログラムで、ひとまわりもふたまわりも大きくなって帰ってくるのを期待しています。

 
 
 
 
 
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