鳥羽の特徴:WWL

World Wide Learning
 
 11月に入ってからの1年生グローバル科「イノベーション探究Ⅰ」は、iPadや図書館を活用してチーム毎にアンケートを実施したりWebや文献などでの調査をしたりしながら分析や考察を協働して進めています。さらにそれらを研究計画書に落とし込むことで、12月からはソーシャル・インテリジェンスの授業とコラボしながら、1月27日に実施予定の課題探究発表会に向け、発表用スライドの作成に入っていきます。
 
 
 
 

114()に京都リサーチパークで高大社連携研修事業の成果発表会が行われました。

本校からは本研修事業に2チームが参加し、リベラルアーツコースのチームが岩本印刷株式会社様、グローバル科のチームが株式会社しんやさい様と連携させていただき、「ウェルビーイングな働き方とは」をテーマに6月より意見交換をさせていただきました。

 9月末に中間報告会を行い、さらに研究を進めた両チームが成果発表会に臨みました。岩本印刷様と連携したチームは「自分たちの好きでできること」と題して発表し、しんやさい様と連携したチームは「廃棄されたネギの活用と私たちのウェルビーイング」と題して企業家の皆様、大学生の皆様の前で発表しました。

 また、発表後には、ウェルビーイングな働き方について企業家、大学生、高校生がグループとなりグループディスカッションを行い、そのまとめの発表を高校生が担いました。

 このような経験は普段の学校生活で経験できるものではなく、参加した生徒にとってかえがたい学びとなり、自身の探究を深める機会にもなりました。

 この場を借りて、ご多用の中ご協力いただきました岩本印刷株式会社 中西様、大平様、株式会社しんやさい 石崎様、東福様に御礼申し上げます。

 
 
 
 

第16回イノベーション探究Ⅰでは中間発表の後、福知山公立大学の杉岡先生の講演をはさみ、各班ごとの探究活動としては1ヶ月ぶりの授業となりました。中間発表で他の班から出た質問に対して考えを深めたり、アンケートの作成をしたり有意義な時間を過ごしました。12月以降は最終発表に向けたスライドの作成等に取りかかる予定です。現時点で、最終発表に向けた準備を進めている班も見受けられました。

 
 
 
 

10月28日(土)にオンライン形式で京都府WWL高校生サミットが開催され、本校からは5名の生徒が参加しました。京都府のみならず全国各地の高校生と遠隔で協働し、事前に準備したものを共有し、新しい提案を行う取組です。日本語で話し合うチームと英語で話し合うチームに分かれて行われました。最初は表情が硬い生徒たちも取組を進めていくうちに臆さずに自分の考えを伝え、共に考える真剣なまなざしが印象的でした。この取組は春から進めてきた「スマートAP」の最終回でもあり、これまでに学んだ成果を存分に発揮する場となりました。

 
 
 
 

第15回イノベーション探究Iは、福知山公立大学の杉岡秀紀先生に「大学の研究と社会貢献ー私の探究(研究)紹介ー」というテーマで講演していただきました。

「探究」とは、自分が何を知りたいかを決めて、それについて調査をする、ワクワクするものであるということや、高校生である今から自分をいかに周りと差別化していくかで自分の将来が決まるといった、たくさんの印象的な言葉から生徒たち新たな気づきを得たようです。クイズを交えたワークショップでは、発想の転換の大切さを学ぶことができました。

今回学んだこと、気づいたことを今後の探究活動に生かし、発表内容をより良いものにしてくれることを期待します。

 
 
 
 

10月20日(金)

京都府立大学より、山川肇先生、窪田好男先生、菱田哲郎先生と同大学のTA7名をお招きし、中間報告会を行いました。

中間報告会では、調査報告書を基に3~4分で発表を行い、よりよい研究となるよう先生方からご助言をいただきました。

また、TAの方には、班ごとに相談にのっていただき、これからの活動のヒントを教えていただきました。

探究も後半に差しかかってきました。今回の報告会での収穫を十分に活かし、成果発表会に向けて、より具体的な調査を進めていきます。

 

 
 
 
 
今回のイノベーション探究Ⅰは、これまで各チームで進めてきた研究計画を口頭で中間発表しました。内容については観光や環境、食の問題など多岐にわたっています。
 
 
 
 

10月6日(金)に本校は、フランスのモンペリエ州にあるヌヴェール高校と短期交換留学に関する協定書の署名式を行いました。本校とヌヴェール高校は平成29年から継続的に交流を行ってきました。これらの交流を経てこの度、語学教育と異文化体験の継続的な連携体制を構築して、授業料や学校生活及びホームステイに係わる経済的な負担を軽減して国際社会で活躍できる人材を育成する機会を創出すべく、短期交換留学のプログラムが企画されました。署名式はオンラインで行い、両校の校長の署名の後、ヌヴェール高校生は日本語で、本校生はフランス語でスピーチを行いました。
これまで本校は、文部科学省の研究開発指定(SGHWWL)を受けて、アジアを中心とした研修プログラムを開発・実施してきましたが、このヌヴェール高校との協定を経て西欧への研修が開発できるようになりました。フランスに行ってみたい方は続報を楽しみにしていてください。

 
 
 
 

今回のイノベーション探究Ⅰでは、10月5日の研究計画中間発表に向けて、リハーサルを行いました。リハーサルでは、ハキハキと計画について話す様子が見られ、実りあるものになりました。発表のポイントについても確認し、次回の中間発表がより良くなる工夫について考えました。

 
 
 
 

 今回のイノベーション探究Ⅰでは、10月5日の研究計画中間発表に向けて、チーム毎のリサーチクエスチョンにそって図書館の書籍やインターネットで調査を深めたり、企業や施設へのアポイントメントを図ったり、あるいはグローバル科1年生へのアンケート項目を考えました。

 
 
 
 
 
 

前回に引き続き、今回のイノベーション探究Ⅰでは、10月初旬の中間発表に向けて、各班ごとにテーマに沿ったリサーチクエスチョンの調査内容や調査方法についてさらに協議を深めました。調査を進める中で出てきた矛盾に気づく班もあり、それらをふまえてさらなる調査を行いました。

 
 

 99()に大阪大学豊中キャンパスで大阪大学の堀一成教授、坂尻彰宏准教授、立命館大学の柿澤寿信准教授、大阪大学TAのみなさまに御協力いただき、アカデミック・ライティング講座を実施していただきました。今年度よりグローバル科の1・2年生の希望者を対象に実施し、48名が参加しました。

 1時間目は「書くために考える:導入~論拠の検証」について講義を受け、その後自分たちで作成してきた調査シートをペアで相互検討し、見つめ直しました。

 2時間目は「まねてはいけない!レポートの注意点」として文章の注意点について講義を受け、その学びを間違いが散りばめられたダメレポートから間違いを発見するグループワークを行い、たくさんの間違いをホワイトボードに書き出して共有しました。

 午後の3時間目は「パラグラフ・ライティングしてみよう」としてパラグラフ・ライティングの構造について学び、自分の調査シートをもとに実際にパラグラフ・ライティングに挑戦しました。

 昼休みには食堂を利用させていただいたり、構内を散策したり大学の雰囲気を味わう貴重な機会にもなりました。

 今日の学びをイノベーション探究などあらゆる場面で活かしてくれることを期待しています。

 
 
 
 

今回のイノベーション探究Ⅰでは、研究計画を立てる作業を行いました。チームごとに立てたリサーチクエスチョンにそって、調査内容や調査方法を協議し、図書館の書籍やインターネットを利用して多くのアイデアを出すことができました。10月上旬に調査内容と調査方法について中間発表を行う予定です。

 
 
 
 

最終日です。今日は早めにホテルをチェックアウトして、まず韓国の総合エンターテインメント企業であるHYBEに向かいました。ただ建物を拝見するだけですが、参加者には聖地巡礼になっていました。続けて、ロッテスターアベニューに向かいました。K-POPスターが巨大なディスプレイに投影されていたり、手形を合わせたりして楽しむことができました。続けて景福宮(キョンボックン)を訪れました。朝鮮王朝最初の王宮ということで、とっても雰囲気がある場所でした。最後にHiKR GROUND(ハイカグラウンド)を訪れました。HiKR GROUNDはK-POP体験やメディアアート鑑賞ができる韓国観光広報館です。ミュージックビデオが撮影できる環境があり、参加者はダンスしたり、撮影したりして楽しみました。K-POP好きの参加者はとても楽しそうでした。今年度の韓国ソウル海外研修のフィールドワークはこれで終了です。4日間天候にも、出会う方々にも恵まれて最高の研修になりました。2学期からは、探究の成果をまとめて発表する準備をします。続報を楽しみにしていてください。

【参加者の声】

4日目で疲れが見えだしていましたが観光メインで建物や演出の凄さに圧倒されました。最終日にも関わらずHiKR Groundではキレキレのダンスの披露してくれたメンバーもいて、とても良い雰囲気で帰国できたと感じました。
この4日間のソウル研修を終えて様々な方にお世話になりました。お話をして頂いた企業の皆さんはもちろん、ハンヨン高校生の皆さんや訪れたお店の方、現地の方々など様々な「人」から学びや感動を得ることが出来ました。ほかにも、日本にない商品やモノの工夫などをみることができ、新しい視点を持つことができました。今後これらの成果をまとめ、共有していきます。関係してくださった皆様、ありがとうございました。

 
 
 
 

3日目も盛りだくさんの日程です。

午前中は韓国片岡へ企業インターンシップへ向かいました。京都の株式会社片岡製作所のパートナーとして韓国で活躍されている企業です。企業説明、韓国の習慣、仕事に臨む心構え・考え方、自分の経験をどうやって現場での課題解決に役立てたか等の非常に内容の濃いお話を聞くことができました。鳥羽高校生も質問したり自分の考えを伝えたりして積極的に取り組みました。お昼は参鶏湯(サムゲタン)を囲んで,現地職員の方とたくさんお話することができました。

参鶏湯は日本で言うところの「うなぎ」と同じように考えるとよいと教えていただきました。夏の暑いときに食べて元気を出します。鳥羽高校生は参鶏湯を食べたせいか、午後からさらに元気いっぱいになっていました。

午後は、COEXMALLという大型モールを見学しました。大きな図書館が印象的です。そのあとは南山タワーに登りました。恋人同士で南京錠を掛けるスポットがあったり、おもしろい形の椅子があったり見ていてあきません。特にびっくりしたのは展望台のトイレで、なんと地上479mのガラス張りです。このトイレも人気のスポットのようでした。最後に弘大(ホンデ)に移動して夕食をいただきました。ホンデは美術大学が近くにあり、若者とアートの町という印象です。ストリートアートがあちこちにありポップな街並みでした。

 
 
 
 

今日は、ハンヨン高校と交流しました。鳥羽高校とハンヨン高校の生徒がグループでフィールドワークを行いました。午前中は東大門デザインプラザ、午後は広蔵市場(カンジャンシジャン)、北村韓屋村(プクチョンハノクマウル)、明洞(ミョンドン)を訪れました。

 

今回の研修は、コンテンツツーリズムをテーマに探究することが目的です。研修の成果を動画にまとめて発信することで,次回の研修旅行の参加者や鳥羽高校に興味をもってもらう人を増やすことをねらいにしています。楽しみながら探究に取り組んでいる姿が写真から伝わるでしょうか。

 

最初の御挨拶時に日本から持参したお菓子をハンヨン高校のみなさんにプレゼンとしました。お菓子の説明をすることで、よいアイスブレイクになりました。ハンヨン高校生も鳥羽高校生にプレンゼントを用意してくれていてびっくりしました。日本語と韓国語を織り交ぜて会話していました。鳥羽高校のある生徒は、「思っていたよりも韓国語が話せています。すごいでしょ」と言っていました。

東出門デザインプラザは、アートをモチーフにした施設で、ハンヨン高校生と展示を見たり雑貨店、コミュニティー広場で会話をしました。

午後は昼食を兼ねてまず広蔵市場に向かいました。たくさんの屋台の中、目移りしながらハンヨン高校生がお店を案内してくれました。とても暑かったので、ピンス(韓国のかき氷)やアイスがおいしかったようです。

北村韓屋村では、韓国の伝統的な街並みを体験しました。この時間になると気温も高くなりました。33度ですが京都よりも暑く感じました。とても暑かったので、カフェに避難して涼みました。韓国の気温は京都に比べると低いですが、京都以上に暑く感じました。

ハンヨン高校のみなさんとお別れしてから、明洞に向かい食事をとってホテルに帰着しました。

【参加者の声】

今日はハンヨン高校のみなさんと実際に会ってみて私の言語力の大切さがはっきりとわかった一日でした。今日話してみてもっと韓国語が上手くなりたいと思った一日でとても深い経験になりました。ハンヨン高校生の人達がとても日本語が上手な人が多くとても驚きました。ですが、ジェスチャーで伝わる事を実感し、伝えようとする意識がとても必要になるのだなと思いました。

 
 
 
 

韓国ソウル研修1日目

本日は13時40分に韓国に到着したあと、韓国について学ぶためにクレアソウル(一般財団法人自治体国際化協会ソウル事務所)を訪問しました。クレアソウルでは、韓国の習慣・マナーや、高校生の生活についてお話を聞いた後、現地職員の方と質疑応答を行い、たくさん対話できました。

その後クレアソウルを出て、光化門周辺を散策して夕食に向かいました。

夕食はみんなでトッポッキ鍋を食べました。두끼 (トゥッキ)というチェーン店で韓国の高校生に人気があります。990円で食べ放題です。お店の方や、隣の席の方がとても親切で高校生に食べ方などいろいろ教えていただきました。두끼 (トゥッキ)は日本にはありませんので、いいなぁと思った方は来年の研修に参加して一緒に行きましょう。

明日は、ハンヨン高校のみなさんと交流です。

【参加者の声】

韓国に到着して、実際に自分の目で韓国の現地の様子を見ることができ、感動しました。クレアソウルさんに行き、韓国の大学生と学生トークをし、「それ日本も同じやわ〜」と共感することや、日本とは違うなと驚くことがありました。韓国の文化やマナーなども教えていただき勉強になりました。日本よりも韓国の教育の方が進んでいると思う点が多くありました。また、食事をした際に現地の方と少し交流をすることができて嬉しかったです。外国の人と思って、伝わるのかなと考えていたけれど、案外ジェスチャーなどで通じることもあると学べました。国は違えど同じ人間なんだなと感じました。しかし、ジェスチャーだけでは意思疎通が無理な場面もあることを体感しました。言語力はとても大事だと改めて思いました。

 
 
 
 

令和5年8月1日(火)、長い間コロナ禍で海外への研修旅行を実施できませんでしたが、本日、韓国ソウル海外研修に希望者7名の参加者と韓国に向けて出発します。安全を心がけて行って参ります。

【参加者の声】

研修では、実際に行ってみないと分からないことや韓国の文化・伝統について学び、自分の視野を広げたいと思います、そして前向きな姿勢で取り組み、成長して帰国したいです。

 
 
 
 
 
 

718日(火)3年間のイノベーション探究の集大成となる、「英語プレゼンテーション大会」が開催されました。イノベーション探究Ⅱでの研究内容をもとに英語プレゼンテーションと英語要約を作成し、留学生に対して発表するというものです。この日のためにチームの仲間と共に何度も内容を練り直し、わかりやすいプレゼンテーション発表のために準備を進めてきました。はじめは緊張のあまり早口になってしまう生徒もいましたが、徐々に慣れ、上手にアイコンタクトをとりながら発表をし、留学生からの質問にも対応できました。留学生からは、生徒たちのプレゼンテーションのレベルの高さを賞賛する声が聞かれました。生徒たちは「人前で英語を話すことにためらいがなくなった。」「授業で習った英語を実際に外国人との会話の中で生かすことができた。」と感想を述べており、それぞれ自分の成長を感じることができたようです。

 

 
 

7月14日(金)

 京都府立大学より窪田好男先生・菱田哲郎先生・山川肇先生をお招きし、1年生リベラルアーツコースの生徒を対象としたワークショップを行いました。

身近にある問題にアンテナを張り、小さな「なんで?」を大切に問いを深めていくことで、探究という旅が始まること、研究を進める上で必要なリサーチクエスチョンの立て方やグループワークの進め方など、研究活動のいろはを教えていただきました。

 今日の学習を自分たちの研究活動に活かし、自分の知が深まる「ワクワク感」を味わうための柱となるリサーチクエスチョンの立案をめざして、活動を進めていきます。

 

 
 
 
 
 
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