鳥羽高生の今

TOBA TOPICS
 

最終日の朝は、これまでの慌ただしい日々を振り返るように、穏やかで落ち着いた時間から始まりました。

ホテルの朝食ビュッフェでは、台湾名物の牛肉湯(ニュウロウタン)やハーゲンダッツのアイスクリームを楽しみながら、仲間との会話を味わうゆったりとしたひととき。少しずつ帰国の実感が近づいてきます。

午前中は高雄市内を観光。

「蓮池潭」では龍と虎の塔の前で写真を撮り、鮮やかな建築とともに、旅の締めくくりとなる思い出を記録しました。

その後訪れた「美麗島駅」では、カラフルなステンドグラスの天井の下、みんなで記念写真。

光に包まれる空間で交わした笑顔は、この4日間の充実感を象徴するようでした。

台湾での最後の食事は、本格的な飲茶。

点心や揚げ物、青菜の炒め物、薬膳スープなど、ひと品ごとに台湾の食文化を噛みしめながら、名残惜しさと達成感が入り混じる時間となりました。

帰りの飛行機では、それぞれが静かに心の中で旅を振り返っていたことでしょう。

旅の終わりが近づくにつれて、「また来たいな」「次はこんなことに挑戦したい」といった、新たな思いが芽生えていくのを感じました。

今回の台湾海外研修を通して、生徒たちはたくさんの出会いや学びに触れました。

現地で出会った方々、企業や学校の皆さま、そして日々応援してくださるご家族の皆さま。関わってくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。

この経験が、これからの未来に向かって歩む彼らの背中を、そっと押してくれる力になることを願っています。

 
 
 
 
 
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