鳥羽の特徴:WWL

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10月18日(金) イノベーション探究Ⅱの経過を報告する中間発表を行いました。各班が「研究報告書」等を用いて発表し、それを受けて聞き手の生徒がツッコむ形式です。思い思いに経過を報告する中で、考えが整理されていない点や根拠が不足している点、定義が定まっていない点など不足していることが浮き彫りになりました。

 また、聞き手として質問をする、指摘をするという難しさも体感できたことと思います。仲間の発表に刺激を受け、今日得た課題をもとにさらに探究を深めてくれることを期待しています。ポスターセッションまでの残り一カ月半!

 座って悩まず、動いて考えて探究しよう!

 
 
 
 

10月4日(金)

 

 イノベーション探究Iの授業で、福知山公立大学の杉岡秀紀先生に「探究学習のデザイン -問題・問い・情報収集のポイント-」というテーマで講演していただきました。

 

 探究学習を進めている生徒達に、勉強と探究(研究)の違いや、良い問いとは何かといった問いかけをしていただき、自分達の探究学習について考える機会となりました。

 タンポポや桃太郎の探究を例に、「思わず」持ってしまう問いこそが良い問いであり、それを深める探究活動をしてほしいと伝えていただきました。講演後のポートフォリオでは、日常の中で思わず浮かぶたくさんの疑問を大切にしていきたいと書いた生徒や、疑問や考えをきちんと言語化することの必要性について書いた生徒がおり、それぞれに新たな気づきを得たようです。

 

 今回の講演で学んだことを、今後の探究活動につなげ、より良いものにしてくれることを期待します。

 
 
 
 

グローバル科の1年生と2年生を対象に令和6年度第1回グローバル人材育成セミナーをKIT虎ノ門大学院の三谷宏治教授を講師にお迎えして実施しました。

1年生には「発想力」の鍛え方、2年生には「決める力・伝える力」の鍛え方というテーマでワークショップをしていだきました。

1年生は、ハッとさせられる発想やものの見方に驚嘆の声をあげつつ、紙コップと真剣に向き合い思考をめぐらせました。また、2年生はサバイバルゲームを題材に意思決定のプロセスや重要性について学びました。

今日の刺激的で有意義な時間で学んだことを、イノベーション探究やHR活動などあらゆる場面で実践してくれることを期待しています。

 

 
 
 
 

 8月23日(金)に大阪大学豊中キャンパスで大阪大学の堀一成教授、坂尻彰宏准教授、大阪大学TAのみなさまに御協力いただき、アカデミック・ライティング講座を実施していただきました。

 1時間目は「書くために考える:導入~論拠の検証」について講義を受け、その後自分たちで作成してきた調査シートをペアで相互検討し、イノベーション探究Ⅱで取り組んでいる探究について見つめ直しました。

 2時間目は「まねてはいけない!レポートの注意点」として文章の注意点について講義を受け、その学びを間違いが散りばめられたダメレポートから間違いを発見するグループワークを行い、気づいた間違いをホワイトボードに書き出して共有しました。

 午後の3時間目は「パラグラフ・ライティングしてみよう」としてパラグラフ・ライティングの構造について学び、自分の調査シートをもとに実際にパラグラフ・ライティングに挑戦しました。構造について理解はしていても、いざ挑戦すると頭を悩ませている場面も見られました。

 昼休みには食堂を利用させていただいたり、構内を散策したり大学の雰囲気を味わう貴重な機会にもなりました。

 今日の学びをイノベーション探究などあらゆる場面で活かしてくれることを期待しています。

 
 
 
 

本日予定どおり西安咸陽国際空港から飛び立ちます。4日間で学んだことを手土産に帰りますのでたくさんの興味深い話を楽しみにしていてください!

 
 
 
 

陝西省訪問プログラム4日目

午前中は茯茶鎮を訪問し、お茶について学びました。金花菌や茯茶の効能、歴史について学び、茶葉の作成体験や淹れ方の体験も行いました。工場見学や試飲も行い、茶への造詣を深めました。午後は九号宇宙科学探査館を訪問し、宇宙や科学のさまざまな体験をさせていただきました。今日は食事でも伝統的な郷土料理を味わうなど体験をとおして新たな学びを獲得することができました。明日は早朝から帰国するため、最後の夕食では名残惜しく中国ならではの料理を思い思いに楽しんでいました。

【参加生徒の声1】

今日は中国のお茶が有名な町に行きました。中国に滞在している間沢山の種類のお茶を飲んでお茶への興味が増していました。実際に町に訪れてお茶の製造工程を見学し、その製造工程の一部を体験しました。中国のお茶は飲んで楽しむだけではなく、温度を調節して匂いも楽しむことができます。日本ではできないとても貴重な経験でした。九号宇宙科学探査館では体験型の施設が沢山あり見る聞くだけでなく、触ったりVRゴーグルを付けたりして学ぶことができました。実質今日は中国に滞在できる最後の日だったので、後悔のないように中国の料理や街並みを目に焼き付けることができました。この研修は私達高校生だけでは絶対に成し遂げられないことだと感じました。初めて海外に訪れて現地のガイドの方やホテルのスタッフの方などに支えられてこの4日間を無事に過ごすことができました。

【参加生徒の声2】

今日の午前中に行ったお茶の工場などの見学は、お茶の歴史について博物館で学んだり、実際にお茶を自分でいれたりしました。最初はお茶を入れ物からそれぞれのコップに入れるのが難しかったけれど、何回かやる中で入れ物の熱さに慣れたり、こぼすのが少なくなったりして、上手く入れられるようになったのが嬉しかったです。午後からの科学イノベーション体験では、VRや3Dなどの最先端の技術を駆使した面白い体験ができたり、ラミネートのキーホルダーを作って思い出を形に残すことができたりしてすごく楽しかったです。

 
 
 
 

陝西省訪問プログラム3日目

午前中は西安交通大学附属中学を訪問しました。学校の歴史館を見学したのち、交流を行い、それぞれの学校紹介や街の紹介をプレゼンテーションしました。最初、緊張の色は隠せませんでしたが、堂々と発表してくれました。また、自由時間の交流では時間が足りないくらい有意義な時間となりました。

午後は興慶宮公園や大雁塔を訪問し、阿倍仲麻呂や玄奘などの偉人の軌跡に触れました。夕食後は大唐不夜城を散策し、日本とは異なる繁華街を堪能しました。

3日目となり,疲れの色も見えますが、刺激的な時間が続き、充実した一日となりました。

【参加生徒の声1】

今日一番印象に残っていることは西安交通大学附属中学の生徒と交流したことです。中国に行く前から準備をしてきましたが、英語でのプレゼンテーションはとても緊張しました。附属中学の生徒の人達は優しく迎え入れてくださり、一緒にゲームをしたりプレゼントの交換などを通して仲を深めることができました。もう一つ印象に残ったことは店の違いです。中国の店は試食したいものがあったら食べることができて自分で確認してから買うことができました。それに、自分に合わなかったら断ることもできました。日本では見たことのない光景だったのでとても印象に残っています。今日は学びや楽しみが沢山あって充実した研修でした。

【参加生徒の声2】

今日の午前中は待ちに待った西安交通大学附属中学の生徒の皆さんとの交流をしました。今まで練習してきたことを自分の納得のいく形で発表でき、お土産を渡せたり、自由交流の時間ではWeChatなどを駆使してお互いの趣味などについて交流することができたりと非常に濃い時間になりました。また、午後からの大雁塔や大唐不夜城などの見学は、とても暑かったけれど、大雁塔の7階からの景色はすごく綺麗で見応えがあったし、大唐不夜城は夜市みたいな感じで、沢山の人がいてとても賑やかで雰囲気が良く、とても楽しい1日になりました。明日はお茶の工場の見学があります。中国での食事の際には様々なお茶を飲む機会があり、その中で自分のお気に入りのお茶を見つけたりと、今お茶に関してすごく興味を持っているので、とても楽しみです。

 
 
 
 

陝西省訪問プログラム2日目

2日目の午前中は西安市街に出かけ、城壁や回民街を訪れました。遣唐使が訪れた地と同じ場所に立ち、シルクロードの入り口を眺めるなど千年の都の空気を存分に味わいました。暑さが厳しい中、午後は兵馬俑を訪れました。今は1日2万人が訪れるそうで、大混雑でしたが始皇帝を守る兵士や騎馬の姿を目に焼き付けました。夕食は陝西省対外人民友好協会の方々と会食を行い、陝西省に関するさまざまな話を伺いながらビャンビャン面や陝西省のフルーツなどを味わいました。まさに千年の都西安を堪能する充実した一日となりました。明日は西安交通大学附属中学と交流ののち、再び西安市街をめぐる予定です。

【参加生徒の声1】

今日の出来事で一番印象に残っている場所は兵馬俑です。兵馬俑は教科書で何回か見たことがありましたが、実際に現地で見ると迫力がありました。京都は山に囲まれていて様々な要因で蒸し暑くなっていますが、中国の都心は山が無く、太陽そのものの熱で暑いと感じました。自分で成長したと思うところは、中国の辛い料理が食べれるようになったことです。夕食のビャンビャン面を美味しく食べることができ、舌が慣れてきたと思いました。明日は中国の高校生と交流できるので、日本のことを少しでも知ってもらうために、英語や日本語、中国語をうまく使いながら交流をしたいです。事前に準備してきたことを完璧にやり遂げたいです。

【参加生徒の声2】

まず、中国と日本の観光地での人の多さが桁違いで驚いた。日本の城には城壁がないが、中国には城壁があったり、食事の挨拶を中国ではしないなど日本と中国の大きな違いを知ることができた。もともと知っていている歴史的なもの(特に兵馬俑)を見られてすごく興奮したし、夕食はどの料理も美味しくて中国を満喫させてもらえた。明日は同じ年代の中国の人と初めて関わるので、積極的にコミュニケーションをとって深く関われるようにしたい。

 
 
 
 

8月5日 訪問団は無事に西安に到着しました。圧倒的なスケールに驚きながら移動し、夕食は現地料理を堪能しました。多彩な数々の料理に移動疲れも吹き飛びました。明日は西安城壁や回民街、兵馬俑などの観光地を巡り、千年の古都を存分に味わいたいと思います。

【参加生徒の声1】

自分は初海外で緊張していたけどとても楽しかった。中国については最初は先入観から怖い人が多いのではないかと思っていたけど、温かい人たちに会えてそれが一番ホッとしたし嬉しかった。特にガイドさんとはバスで40分くらい喋っていて、しかも日本語だから本当にすごいと思った。ガイドさんみたいな大人になりたいと思った!

【参加生徒の声2】

飛行機に乗ったら、日本語のアナウンスではなく中国語のアナウンスになっていて、緊張が増していました。中国についたとき、中国語もよくわからなかったし英語も正確に聞きとれなくていつもの日常とは全然違い、不安になりました。でも、初めてくる場所で、ガイドの方からたくさんの情報が知れてとても楽しかったです。

 
 
 
 

月5日(月)から9日(金)まで、グローバル科の生徒8名が陝西省を訪問します。現地の高校生との交流や文化施設の視察を通じて、中国の歴史と現代を肌で感じる5日間です。今回の研修は陝西省からの招待を受けてのもので、今からワクワクが止まりません。兵馬俑や古都西安など、教科書でしか見たことのない世界遺産を実際に目にし、現地の高校生と友情を育むチャンスです。この旅行を通じて新しい友達を作り、素晴らしい思い出をたくさん作ることを楽しみにしています。それでは、行ってきます!

 
 
 
 

7月12日(金)

京都府立大学より窪田好男先生・石川敦雄先生・吉岡真由美先生をお招きし、1年生リベラルアーツコースの生徒を対象としたワークショップを行いました。

探究活動における『問い』のきっかけは自己との関わりから見いだされることや『問い』の重要性などをグループワークなどを通して学びました。

今日の学習を活かし、今後、リサーチクエスチョンの設定、情報収集・調査等の活動を進めていきます。

 
 
 
 
 
 

第9回と第10回の授業では、グローバル科の卒業生がティーチング・アシスタントとして、授業のサポートに来てくれました。各班を回り、具体的な助言をわかりやすく説明していただき、行き詰まっている点が解消できた班も多く、リサーチ・クエスチョンを決定するために貴重なヒントを得て、各班の取組もさらに活発なものとなりました。

 
 

 京都文化博物館学芸員の西山剛先生を講師にお招きし、1年生リベラルアーツコースの生徒たちが京都文化博物館ワークショップに臨みました。まず、「身近な道具しらべ」として、各自が持ってきた一番お気に入りの文房具について、調書を作成しました。さらに、京都文化博物館から用意していただいた古文書について、調書を作成しました。これらのワークショップを通して、得られた情報をもとにリサーチする手法やその重要性を学びました。

 
 
 
 

5月28日(火)の「総合的な探究の時間」では、グローバル科の卒業生がティーチング・アシスタントとして授業の支援をしてくれました。鳥羽高校での学びを大学で発展させ、その経験を後輩に還元してくれています。先輩からのアドバイスを受け、活発な探究活動が行われました。

 
 
 
 

5月17日(金)の「イノベーション探究(総合的な探究の時間)」では、1年生グローバル科の生徒対象に、京都大学大学院工学研究科神吉紀世子教授をお招きして講演いただきました。
グローバル科1年生の探究の授業では、前回に探究チームを作ったところです。今回の授業では、これから探究を進めるにあたって、「まちづくり」をキーワードに地域探究の課題の捉え方について学びました。
普通は「まちづくり」といえば地蔵盆やお祭り、公民館といったキーワードが出てくるところです。しかし、講義が進むにつれて、あんなことやこんなことまでもが「まちづくり」と関連しているのではと考えられるようになりました。ものの見方・考え方が広がったとグローバル科の生徒も喜んでいました。グローバル科の探究の授業からは、毎年、指導いただいている大学の先生も一目置くような探究が生まれます。
今年はどうなるか楽しみです。昨年度の生徒たちの探究成果のいくつかは、7月25日(木)に実施するグローバル科説明会で御覧いただけます。6月20日(木)本校WEBページからお申込いただけますので、御興味ありましたら是非お申し込みください。

 
 
 
 

5月17日(金)の「総合的な探究の時間」では、2年生普通科リベラルアーツコースの生徒対象に、京丹後市未来チャレンジ交流センター「roots」から稲本朱珠相談員をお招きして講演いただきました。
探究を進めるにあたって、rootsで支援した他校の探究例をたくさん紹介していただいたので、生徒たちは1年間の活動を見通せるようになりました。また、問題分析のフレームワークを使った演習は、授業で取り組む探究内容を、自分事としてとらえる機会になりました。いよいよ次回から本格的に探究がスタートします。学び続けることが楽しいと思えるようなテーマに出会うことを願っています。

 

 
 
 
 

 5月10日(金)に2年生グローバル科の「イノベーション探究Ⅱ」の授業にて、柿澤寿信先生(立命館大学共通教育推進機構 准教授)に「よい研究発表とはどのようなものか?」という演題で御講演いただきました。

よい研究発表の条件である「①研究目的が明確であること」「②思考に分析と論理が含まれていること」「③的をしぼった調査ができていること」について、理解を深めました。

 ワークショップでは実際に考え方の練習問題に取り組み、グループ内で積極的に意見交換が行われていました。

 本日教えていただいたことをもとに研究テーマの決定、リサーチクエスチョンの設定に取りかかります。今後のみなさんの取り組みに期待しています。頑張っていきましょう!

 
 
 
 
 
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