鳥羽高生の今

TOBA TOPICS
 

10月13日(土)

 1年生普通科理数人文コース「総合的な学習の時間」での取組として、「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業」を実施しました。講師として、京都大学大学院文学研究科教授の杉本淑彦先生をお迎えし、「文章の表現とマンガ・アニメの表現」というテーマでの授業を受けました。
 文章、静止画、動画のそれぞれの特性について、文章で描かれた物語の場面やマンガの紙面、映画の場面などを見比べながら、読者(鑑賞者)が得られる情報について学びました。
 動くものを表現するのには動画映像が圧倒的に優れている一方で、文章で描かれた場面では読者が想像力によって「書かれていないこと」補うことで楽しさが生まれます。漫画を含めた書物における、「ページをめくる」という動作も、物語場面における時間の経過を表現できたり、読者が自分のペースで読めるという可能性を生み出したりします。
 これから行うグループでの課題研究において、パワーポイント等の資料を提示する際には、表現媒体のそれぞれの特性を踏まえたうえで作成を進めていくことの必要性を学ぶことができたのではないかと思います。

 
 
 
 

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