2016年10月18日
 
 
 

名前 : 工藤 菜々穂

留学先 : カナダ・バンクーバー

 夏休みの2週間というとても短い期間でカナダで留学を経験しました。留学する前は、なかなか留学を決めるのにも時間がかかり、1歩踏み出すまでがとても長かったです。しかし勇気を出して1歩踏み出してみると、私の前には素晴らしい世界が広がっていました。
 この留学を通して、日本人と外国人の違いを沢山発見することができました。その中でも特に印象に残っていることは、カナダでは見知らぬ人者同士でも、すれ違うときに必ず挨拶を交わしていました。日本だとそのような光景はあまり見ないように感じます。私は挨拶を交わすことで、一日の気分が大きく変わることを、滞在中に実感しました。毎日ホストファミリー、友達、街ですれ違う様々な人と挨拶を交わすだけで、少し外国人の仲間入りをしたような気持ちがしてとてもうれしかったです。
 留学は、語学力の向上はもちろんですが、それ以外の部分でも自分がたくさんの力を身に付けたことを感じました。自然溢れるカナダで2週間過ごせたことは、私の一生の財産になると思います。この留学を決意した勇気こそが、これから進む将来に向けて自分を大きく動かしたのではないかと思います。

 
 
 2016年10月13日
 
 
 

名前 : 橋本 まつり
留学先 : オーストラリア・アデレード

 私は「オーストラリア語学研修プログラム」に参加し、2週間オーストラリアにホームステイしました。
これは私の初めての海外だったので、とても緊張しましたが、何か今までの自分ままではいけないと感じさせられた、充実した2週間になりました。

 私はもともと引っ込み思案な性格で、初めてホストファミリーに会った時、何を話せばいいのかわかりませんでした。しかし、毎晩意識して自分の部屋にこもらないようにしたら、自然と会話が増えていきました。そしてだんだん相手のことが分かり、徐々に自分のこともわかってもらえるようになりました。

 オーストラリアで私は大切なことを学びました。1つ目は「相手の目を見て話す」ことです。私が話した人に、目をそらして話す人はいませんでした。目線を合わせて話すことは、気持ちが伝わりやすく、聞いてもらいやすくなります。2つ目は「曖昧な返事をしないこと」です。日本では迷った時や遠慮したい時などに、はっきりした返事をしないことがあります。しかし海外ではこういった返事は返事とは受け止められません。自分の意思表示がどれほど大切であるかを身をもって理解することができました。

 海外に行くことで、日本で英語を勉強するより英語力がつくというのはもちろんですが、気持ちの面でも強くなることを実感しました。また日本と外国の違いを感じ、日本という国を外から見ることで、あらゆる面で視野が広がったような気がします。この留学で経験し学んだことを忘れることなく、これから活用していきたいと思います。

 
 
 2016年10月12日
 
 
 

名前 : 宮﨑 悠輔

留学先 : オーストラリア・ブリスベン

 今回留学先にオーストラリアを選んだのは、多民族国家であるオーストラリアで、様々な国の人々と交流したかったからです。実際に行ってみると、滞在中のホストファミリーはインド人で、語学学校のクラスメイトは台湾人やイタリア人やコロンビア人だったので、留学の目的である交流ができました。しかし文化の異なる人々と、母語ではない英語で話すので、スムーズな会話を続けることができませんでした。それでもお互いに理解し合おうという気持ちがあったからか、全く嫌な気分にはなりませんでした。それどころか異文化を知り、多くのカルチャーショックを受け、とても楽しい交流ができました。このカルチャーショックのおかげで、日本の良さを改めて実感することができました。またオーストラリア以外の国にも行ってみたいと強く思いました。留学前は不安なことがたくさんありましたが、今は、多くのことが学べたこの留学に挑戦できたことにとても喜びを感じています。

 
 
 2016年10月07日
 
 
 

名前 : 田村 蓮太郎

留学先 : オーストラリア・アデレード

 オーストラリア到着の初日。顔合わせしたばかりのホストファミリーに、滝の流れる山に連れて行ってもらった。その道中、私は絶景を目の当たりにした。車窓からは、黄緑色の丘が段々になり果てしなく続いていた。まるでアニメ「アルプスの少女ハイジ」のワンシーンに、自分が吸い込まれたような気持ちになった。時折動物たちが現れ、その姿はどれも活き活きとしていて、また落ち着きがあった。緑の美しさ、大地の雄大さは計り知れない。私もこのオーストラリアの大自然と動物たちのように、生命力にあふれ、広い心を持ち続けたいと思った。そのためにも一日、一日を大切に過ごしていきたい。

 
 
 2016年09月28日
 
 
 

名前 : 小林 未夢

留学先 : スコットランド・エディンバラ

 私は今回の留学で、留学しないと学ぶことのないものをたくさん学び、いろんなものを吸収しました。世界のことについて多少学んできたつもりでしたが、実際にその土地に足を踏み入れて、自分の見聞きするものとは比べものにならないことを知りました。世界は広いということ、生き方の全く異なる社会や文化があるということを、頭では理解していても、結局日本が「私たちの生きる全て」であると思い込んでいた自分がいることにも気づかされました。また、自分の想像以上に、海外の人々に日本という国を理解してもらえていないという事実に驚きました。

 留学を通じて様々な驚きや感情に気が付きました。その中で特に強く思ったことは、相手に何か伝えたいという気持ちと、あきらめない心を持てば、必ず相手を理解することができ、自分を理解してもらうことができるということです。私は、英語が得意ではありませんでしたが、全く生きる世界の異なる人々と心を通わせることができました。私のつたない英語でも、一生懸命身振り・手振りや表情を使うことで、何とか思いを伝えることができたのです。大切なのは、コミュニケーションを取ろうとする「気持ち」だと改めて思いました。自分の知らない世界に飛び込むことは、少し勇気のいることですが、すごく楽しいものでした。今回の経験をきっかけに、どんどん世界に飛び出したいと強く思うようになりました。そのためにも、コミュニケーションを取って、お互いを理解し合うための「ツールとしての英語」をもっともっと学んでいきたいです。

 
 
 2016年09月27日
 
 
 

 夏休みに留学や国際交流プログラムに参加した20人が、お互いの経験について情報交換をしました。一緒に昼食を食べながら、それぞれが撮ってきた写真を見て、自分の経験について語ったり、他の生徒に質問をしたりと、有意義な交流会になりました。

今後は、自分の経験を伝えていくために、国際交流チームとして校内外の広報活動等に参加します。10月1日(土)のオープンキャンパスでは、中学生向けに国際交流体験を伝えるポスター掲示や、個別相談会を実施します。ぜひ国際交流ブースへお立ち寄りください。

 
 
 2016年09月26日
 
 
 

名前 : 岸本 栞奈

留学先 : 中国・天津

 私は夏休みに、中国・天津で開かれたサマーキャンプに3週間参加しました。このキャンプでは、現地の中国人は英語を学び、世界各地から集まった留学生は中国語を学びました。他国の留学生だけでなく、現地の生徒と交流する機会もたくさんあり、毎日たくさんの刺激を受けました。

 このキャンプ全体を通して感じたことは、国際社会を生きていくには英語だけでは不十分だということです。クラスメイトの中には英語と中国語が堪能で、かつ自分の母国語はまた別の言語だという生徒が何人かいて、中にはスペイン語や手話も話せたり勉強中であったり、という生徒もいました。中国語を学びに集まった仲間であったので尚更ではありましたが、そこには英語だけでなく他の言語にも目を向けていくべきだという共通認識があり、気が引き締まりました。

 私の英語と中国語はまだまだ拙く、社会では通用しないと思います。これからも努力を怠らず、トリリンガル(三言語話者)を目指して勉強していきたいです。

 
 
 2016年09月21日
 
 
 

名前:川北 茉奈美

留学先:カナダ・バンクーバー

 上ばかり見ているとすごくきれいなのに、ふと下を見てみると汚れていたりする。カナダへ留学した時もそんな体験をした。

 景色はとてもすてきなのに、道には煙草の吸殻やごみが散乱していた。なんだかとても残念な気持ちがした。

 それから私は、上を見ても下を見ても残念に思わないような人間になりたいと思った。

 
 
 2016年09月12日
 
 
 

名前:中垣 麻実

留学先:オーストラリア・アデレード

 私は、2週間の「オーストラリア語学研修プログラム」に参加しました。この語学研修は私にとって初めての海外で、失敗も数えきれないほどあったけれど、それ以上に今までの自分に無かったものをたくさん得ることができたと実感できるものでした。

現地の学校の授業で、自己紹介することになったとき、私は名前・年齢・好きなスポーツ、とたったこれだけで終わってしまいました。しかし、現地の生徒はそれに加えて、好きなものについて理由を言ったり、詳しく説明してくれたり、私に質問してくれたり・・・。自信が無く、恥ずかしくてなかなか上手く自己紹介できない私に対して、好きな物事についてどんどん話してくれるオーストラリアの生徒。目には見えないけれど、日本と海外の差が感じられる瞬間でした。

また「自分の意見を持つ重要さ」を知りました。日本では、はっきり意見を述べると「自己主張が強い」と認識されがちです。しかし、海外に行ってみると日本の「どっちでもいい」は通用しません。これまでは周りの目を気にして、周りの意見に合わせて、さらに周りの空気を読んで・・・こんな風に「周り」にとらわれ続けてきたけれど、留学したことで、「周り」と上手く付きあっていけるのではないかと考えることができました。それと同時に、自分の考えや個性も大切にしようと思います。

この2週間、楽しかったことはもちろんですが、上手くいかなくて困ったこともありました。しかし、これらの経験がこれからの自分を強くしてくれると信じています。

 
 
 2016年07月25日
 

名前:木下 萌加

留学先:カナダ・バンク-バー

 私はカナダ・バンクーバーのLGBTパレードに行ってきました。パレードの様子は以前このコラムで紹介した通りです。私は、普段接する事のないLGBTの方々と一緒に写真を撮ったりしましたが、みんな明るく幸せそうでした。

 日本ではあまり理解が進まず、自分がLGBTであることを告白し辛い状況もあります。しかし、バンクーバーではLGBTの方への理解が深く、少なくともパレードでは差別などという言葉が無いように感じられました。もし、バンクーバーで何の不自由もなく暮らしているLGBTの方が日本に来たら、日本の環境は暮らしやすいと思ってもらえるでしょうか?2020年には東京オリンピックが開催されますます多くの外国人観光客が訪れる日本でも、LGBTへの理解を深める必要があると思います。

 
 
 
 
 2016年06月13日
 
 
 

名前 : 日下聡子

留学先 : イギリス

私は昨年度8月、一般企業の留学プログラムで8日間ロンドンに行きました。

ロンドンは歴史的で格式高い建造物もあれば、オシャレなお店もあるような素敵な街です。

観光をしていた中でも印象深いのは衛兵交替の行進です。黒い帽子と赤い服に身を包んだ兵隊さんがきれいに列を作って行進している光景はとても心が躍るものでした。

また、ホームステイではホストファミリーは親切にしてくださり、あまりおいしくないと言われるイギリスのお料理もとてもおいしかったです。

今後も引き続き海外に目を向け、様々な国の文化を学びたいと思います。

 
 
 2016年06月02日
 
 
 

名前 : 山本あかり

留学先 : カナダ

留学や旅行等で外の世界へ出てみると、気づくことは非常に多い。それは意識せずとも自然に感じるものである。

海外での生活の中で私が特に心を惹きつけられたことは、日本の伝統及び文化についてであった。私の場合は異邦で日本と海外とを比較したり、心の赴くままに色々体験した結果、「日本っていいなぁ」という思考に辿り着いた。これは決して他国を蔑んだりしているのではなく、単に、ある意味漠然と、そう思ったのだ。無論、私は海外での生活も日本のそれと同様、好きだ。英語が通じるだけで嬉しくなるし、私の大好きなスターバックスコーヒーは50mに一軒あるし...

例えば、日本では食前に、いただきます、と。食後にはごちそうさま、と言うが、その文化は海外にはない。私はそれに気づいた時、驚愕するだけでなく、日本語へ愛着を感じた。これらの言葉には存在意義があって、気づかないうちに私たちの心を豊かにしている。日本語は単なる日々生活するための手段なのではなく、人々の生活に彩りをもたらしている。日本特有の美しい彩り。素晴らしいではないか。

私たちは海外に滞在する事で、新しい視点を得、それを我々の生活に還元し、人生をより良いものにすることができる。私の海外での経験は、私の血となり肉となっている、と本当に実感する。

 
 
 2016年04月27日
 

名前:木下 萌加

留学先:カナダ・バンクーバー

 留学中にバンクーバーの街を観光がてら「バンクーバー・プライド・パレード&フェスティバル」へ行ってきました。これは、レズビアン・ゲイ・同性愛者・トランスジェンダー【LGBT】の人々による1978年の抗議活動をきっかけとして始まった世界で最も有名で多くの人々が集うお祭りの一つです。街中がレインボーカラーに染まり、自由で最高にHAPPYなお祭りでした。そこでは、一人一人が個性を出し、多様な価値観を認め合っていてとても素敵でした。バンクーバーへ行った際は、是非参加してみて下さい!

 
 
 
 
 2016年03月25日
 
 
 

名前 : 宇都宮 優菜

留学先 : カナダ・バンクーバー

あるコミュニケーションクラスの友達の話をしようと思う。このクラスはリーディングやリスニングをしながらそのことについて話し合う、会話中心のクラスである。

 ある授業で、その彼が水筒に水を足しに行くと言って、教室を出て行ってしまった。後10分で休み時間なのに、その自由な行動に驚いた。またある時は、リスニングのCDを聞いている途中に、トイレに行くと言ってゴソゴソ・ガタガタと音を立てて部屋を出て行った。彼がドアを閉める音でCDの音がかき消されてしまった。私は信じられなかった。

 この時、日本では当たり前の気遣いが世界共通の常識では無いことに気づいた。無意識のうちに相手や周囲のことを考えて行動できる配慮・心配りは、日本人の誇れる美徳の一つであると思う。カナダに来て初めて気付かされる日本人の良さがたくさんあることを実感した。外から日本を見ることで気付けた、貴重な経験であった。

 
 
 2016年03月11日
 
 
 

名前:河原瑞穂さん

留学先:カナダ・バンクーバー

 私はカナダのバンクーバーで2週間留学してきました。現地について2日目、まだ何もわからない私はホストマザーにフェアセイバー(バスチケット)の買い方やお店での買い物の仕方などを教えてもらいました。その後、学校の場所が知りたいとホストマザーに伝えると、家近くの駅で降ろされ「西向きの電車に乗るのよ」とそのまま帰ってしまいました。
 学校の名前と最寄りの駅名しか分からないまま、携帯も繋がらない、地図も辞書もない私は、一人で学校を探しに行きました。そこから、通りがかりの人やお店の人に拙い英語で道を聞き、本当は駅から5分の所にある学校を2時間かけて見つけました。やっと見つけた時には達成感と安堵感で胸がいっぱいになりました。このことを通して、知らないところに一人で飛び込んで自ら行動する力、初めて会う人に話しかけるコミュニケーション力、他では得ることのできない様々な力を身につけることが出来ました。
 この事は、海外に行かなかったらきっと経験できなかった、とても貴重な体験です。