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 校長挨拶 2021/04/01 

 
 

京都府立鳥羽高等学校のホームページを御覧いただきましてありがとうございます。

 京都府立鳥羽高等学校は、世界遺産構成資産である東寺の南西に位置し、校門を出て大通り(九条通)を渡ると、すぐそこには芥川龍之介が小説「羅生門」で虚構世界の舞台とした羅城門(跡)もあります。羅城門が古都平安京を貫く朱雀大路の入り口であったことを思う時、長く続く時の流れと先人が生活の中で醸成されてきた文化の重みを実感します。

 この地に、全国に先駆けて文武両道を実践する学校として京都府第二中学校が創立されたのは明治33年(1900年)のことでした。本校は、その京二中の伝統を誇り高く継承してきており、規律と礼儀を重んじ、勉学に打ち込むとともに、スポーツを中心とする盛んな課外活動に励む京二中の精神を基盤に据えながら、今、次の三つの教育方針を掲げて活気に満ちた教育活動を行っているところです。

 

  

Humanity(人間性)

 科学技術の進歩をはじめとする急速な社会発展の中で、人間の尊厳に対する自覚を高め、心豊かな人間の形成をめざす。

 

Pioneer Spirit(先駆者精神)

 国際感覚を身につけ、21世紀を主体的に生きぬく、創造性あふれる人間の形成をめざす。

 

Self Command(克己)

 目的意識を持って、自らの課題を自ら解決する意志力と実践力に満ちた人間の形成をめざす。

  

 

 社会は、グローバル化の進展やAIの急速な発達等の中で、誰もが未経験な規模で変化しつつあります。加えて、昨年来、世界を覆った新型コロナウイルスの感染拡大は、日常の全てを予測することは不可能であること、地域・国家を超えた地球規模の世界を私たちが生きていること、私と周囲の人と社会は全てつながり合っていること、そのような当たり前のことを改めて私たちに想起させました。今の時代をしっかり生きるためにも、三つの教育方針に基づいた力を、リベラルアーツを大切にした学習のみならず、鳥羽総体や文化祭(れんが祭)等の学校行事、活発な部活動等での生き生きとした高校生活の中で育んでいく所存です。

 本校は今、日本の伝統・文化と連なる活動、卓越したスポーツ活動、グローバルな視野と探究的な力を育成するプログラムの充実を図っています。特にグローバルリーダーの育成を掲げた教育活動は、スーパー・グローバル・ハイスクール(SGH・平成27年度~令和元年度)の指定を契機に、現在はワールド・ワイド・ラーニング コンソーシアム構築支援事業の拠点校(WWL・令和2年度~令和4年度)の指定を受けて、専門学科グローバル科を中核に教育プログラムの開発・実践を行なってきており、普通科にもその成果を広げるまでに至っています。

 本年度は、WWL指定の2年目として高度で先進的な学びをさらに推進することと、府のスマートスクール事業によるICT機器の整備・実践研究の成果を活かして、1年生から導入するBYOD(一人一台タブレット)による教育活動の充実を図っていきます。単位制の導入から2年目を迎え、柔軟なカリキュラムでの実践も進めていく所存です。本校の特色の一つでもある、海外の企業、大学、高校との交流につきましても、新型コロナウイルスの感染拡大状況に留意しながら、また、オンライン技術も活用しながら、積極的に行っていきたいと考えています。

 本校に対しまして、御理解、御支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

 

令和3年4月1日

京都府立鳥羽高等学校 校長 川口 浩文

 
 
 
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